表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/2

リターンを









「...なこ、ななこっ」




ゆさ、と揺れを感じて飛び起きると、父の運転する車の中だった。母はあたしを見てくすくす笑っている。



「相変わらず、どこでも寝れるのねあんたって」


「うるさいなあ、今どこ?」



「そろそろ着くから起こしたんじゃない」





そうか、と周りを見渡してみる。周りは自然豊かで空気がとても綺麗だった。





「わー、久しぶりこの景色!!」




あたしは、5年前に離れた街にまた戻ってきた。


やっぱりここは落ち着くな...









昔の家に着くと、トラックが一台止まっていて、荷物をせっせと男の人たちが運んでいた。




昔と変わってない。この雰囲気。





ふと、隣の家を見た。



表札には、「藤井」と書いてある。





胸がドキッとした。




5年前みたいに、胸がドキドキしている。








昔は、同じ身長くらいでニコニコ笑ってて可愛いかったはるき。




どうしてるのかな。






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ