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これで、最後となります・・・。

くそ長い、話でしたが、ここまで、つきあってくれた皆様。

        

           ありがとうございました。

                                     


<1>プロローグ

恋する乙女は、おしゃれをしたいぃ~

いくら、存在的にも、忘れ去られた、『外しては、いけないネックレス』でハイネックしか、着れないって、わかっていたとしても。。。

ちょこっと、露出できる、服を、着てみたいぃ~



<2>粘る!!すがる!!ここ大事!!

「・・・。」

「拓斗?」

「・・・。」

「おーい。」

「・・・。」

「えっとぉ。」

「・・・。」

「ごめんねぇ。」

聞いてくれれば、わかるかもしれないけど、『・・・。』が、拓斗で、私が、しゃべっている、方です。

ついさっき、告白したのですが、拓斗は、私の手の下で、(ほっぺたに触っているだけだけど)石になっている・・・。と、ゆーか、頬の筋肉が、緊張している。

こうにゃらぁおくのてだ!!

「たっくん・・・・。私のこと嫌い?」

「ちっちがっ!!」

成功!!『同情を引け!!』大作戦!!

けど、拓斗は、本当に、困ったようだ。私といるときは、しないのに、キラキラムードが、全開に、なってきている。

そして、苦しそうに、顔をゆがめると、言った。

「俺といても、いいことないよ・・・。」

「・・・そんな・・・!!適当なこと言わないで!!」

もう。

とっことん同情を引いてやる!!

「満理子に・・・聞いたんだ・・・分かれるって言ったわけ・・・そしたら・・・学校で、・・・女の子と、ベタベタするのに、耐えられなかったって・・・。俺といても・・・辛くなるって・・・。」

拓斗・・・。

あぁ!!

やってしまった!!

満理子と別れた傷、癒えてないんだった!!

拓斗は、好きって言ってこない、私に、友達だと思って、家にまで入れてくれたのに・・・。

もう・・・終わりだ・・・。

悲しいけど、しょうがない・・・粘る!!

「・・・んなことない・・・。あなたといて、つらくなる人なんて、いない!!」

「満理子・・・満理子がいるよ・・・。」

「違う!!満理子は、つらくなんかなかった!!」

「もういいよ・・・きょうちゃん。ごめんまた、一年後・・・」

「だめぇっ!!私は、つらくない!!」

「きょう・・・ちゃん?」

だめだ!!もう・・・余裕がない・・・。

かっこ悪い・・・。

「私は・・・辛くないの・・・そうよ!!つきあっていること言わなきゃいいのよぉ!!」

頬を、何かが、通った。

自分で分かった。

泣いてるんだ。

「そしたらっ!!過激派たちも何も言わないわ!!そしたらっ!!そしたらっ!!」

「きょうちゃん!!」

「俺のためになんか、泣くなぁ!!」

「ちがっ!!ちがうぅぅ・・・。」

「ごめん・・・そうだね・・・。みんな、満理子と同じってわけでもないよね・・・。」

そして、拓斗は、立ち上がった。

「返事は、あしたでいい?きょうちゃん。」

私は望みがあるんなら・・・と、うなずいた。


<3>ひょったな・・・拓斗。

拓斗は、次の日休んだ。

「くそっ!!」

私が言うのも分かるでしょ!!

『あしたでいい?』って言ったの誰だよ~!!

「くっそ~ひょったな・・・拓斗。」


<4>満理子の謎

「きょうちゃん。」

「ふえ?」

私は『ハリー・マジック 2 』から、顔を上げずに答えた。

「たっくんのことだけどさぁ。」

「えっ!!」

目の前にいたのは、たっくんの元カノ、満理子だった。

「満理子・・・。」

私的には、昨日『違う!!満理子はつらくなんてなかった!!』って、なんの根拠もなく言ったことに、後悔していたので、満理子は、気まずい存在だった。

けど、満理子が言ったのは、意外なものだった。

「今日あそぼ。」

私は、反射的に、答えた。

「いいよ。」


~夕方~

「ごめんね。急に、遊ぼうとか言っちゃって。」

「いや・・・いいの・・・。ひまっだったしい!!」

実は、今日、『ハリー・マジック』シリーズを、読破しようと思っていたが、・・・という言葉を、飲み込みながら、私は、笑顔で、答えた。

「で。拓斗のことなんだけど。」

「拓斗ぉ!!」

「何その・・・動揺の仕方・・・。」

「いや・・・なんもない・・・の・・・まじで!!なんもないのよ!!」

私は、満理子の、疑惑の目を押し返すように、叫んだ。

「ふーん。まぁ、いいんだけど。きょうちゃんが、たっくんに、告白しようが、しまいが。」

「え・・・えぇぇぇぇぇぇ!!え?え?え?えぇ!!」

なんで知ってんのよ~と、言いたかったが、私は、壊れたロボットみたいに、「え」を繰り返した。

「うわっ。分かりやすいね~きょうちゃんって❤」

「はめたねぇ~満理子ぉ~!!」

「それにしても、遅い!!告白すんの。」

「え?どうゆーこと?満理子。」

私は、満理子の顔を探るように、見た。

そして満理子は、怪しげににこっと笑うと、ゆっくりと、口を開いた。


<5>満理子の真意

「私は、まだ、拓斗のことが、好きなのよ。」

「うそ・・・。」

私は、否定するというより、尋ねるように、言った。

「嘘じゃないわ。」

私は、口をパクパクと動かしたが動揺のため、言葉が出なかった。

そんな私を見て、満理子は、落ち着かせるように、話しかけた。

「安心して。たっくんは、あなたのことが、好きなのだから。けど、自覚していなかった。それがつらくて、わかれたの。だって、私といたって、『響子』って言葉ばっかり出てくるんだもん。」

「そんな・・・。」

「ほんとよ。すぐに、私の、お友達に、移り変わるように、あんな、強烈な、別れ方をしたんだから!!」

私は、頭がくらくらしてくるのを感じた。

そして、きずいたら、満理子の言ったことを、ぶつぶつと、おうむ返しをしていた。

「満理子は・・・拓斗のことが、好き・・・・拓斗は、私のことが好き?・・・けど・・・自覚してなくて・・・それが、満理子には・・・辛くて・・・・『響子』って言葉が、いっぱい出てきて・・・私のために・・・強烈な別れ方を・・・した・・・?」

「ま、そゆーこと。」

私は、混乱して満理子に、すがるような目で、見た。

「そんな目で見ないでよぉ!!」

「ごめ・・・けど・・・どうしたらいいか、わからなくて・・・」

「はぁ?どーしたらいいって・・・つきあったらいいじゃん。拓斗と❤」

「え・・・けど・・・断られるって・・・私なんか・・・。」

私は、下を向きながら、もごもごっとまくしたてた。

「・・・大丈夫。あなたなら。」

「満理子・・・。」


<6>拓斗は、悩む~拓斗が、ナレーションで、「」のないものは、拓斗です。~

・・・。

どーしよ・・・!!

きょうちゃんは、友達だと・・・思ってたのに・・。

僕は・・・誰が・・・好きなんだ・・・

『満理子には、ふられたし、響子も、嫌いでもないだろう。好きって言っとけ!!』理性が、ささやく。

『バカ言え!!満理子のことをほっておくには、早すぎる!まだ、満理子との思い出に酔いたいんだ!!』

本能が、叫ぶ。

どうしたらいいんだ?

理性の、言う通りにした方が、いいだろう・・・。

思い出に酔ったって、満理子は、帰ってこない。

「満理子・・・忘れられない俺を、どうにかしてくれ・・・。」

声に出すと、少し、気持ちが、すっきりした。

そして、もう一度、本能と、理性に、意見を聞くことにした。

『あんなに、満理子は、俺の事嫌ってんだぜ?見込みは、ないさ。ところが、響子としたら、見込どころか、ぜぇったいつきあえる段階まで来てるんだぜぇ?ちたぁ頭使えヨ。』理性は、少し、おしめできた。

『響子とは、今まだ通りの位置がいい!!満理子は、恋人、響子は、親友。昔から、そうだったろ!!やる前から、あきらめてんじゃねぇよぉ!!』本能は、叫び散らした。

僕は二つの意見は、全部、自分の意見だから、両方に、行きたがっていた。


真反対なのに。


響子も、満理子もほしくて、二人ともを、恋人に、したがっていた。


そんな僕を、本当に、好いてくれるの?


            キョウコ     ネェ     キョウチャン


「僕は、好きだヨ・・・。」


あ・・・僕は、きょうちゃんのことが、好きだったんだ。

最近、満理子といても、きょうちゃんの事しか、考えてなかった。

そんなに、好きだったんだ・・・。

いつの間にか、僕は、満理子より、きょうちゃんのことが、好きになっていたんだ。


僕は、きょうちゃんのこと、好きだ(・・・)


好きだったんだ!!


そうなら!!もう嫌いにならせたりしない!!もう、女の子の、手は、離さない!!


そのためにも、睡眠だ・・・。


その日、僕は、39度5分という、おっそろしく高い熱を出して、寝込んだ。

口から出た言葉は、もちろん。


「俺は・・・何してるんだぁ?」


だった。(もちろんじゃないか(笑))


<7>拓斗が・・・来た!!(ナレーションは、いつもどーり、響子チャンです。混乱しないでネ❤)

「おお!!拓斗!!久しぶり~」

「おい!!てめーがいねぇから、3組に、負けたぞぉ!!」

「てめぇの、あの(・・)剛速球がないと!!ぼろ負けだぜ、俺らは。」

「わりぃ、わりぃ、こーねつだしちまってよぉ!!」

あっという間に、拓斗は、男子に囲まれてしまった。

が。

その男子は、はねられ、過激派に、取り囲まれた。

「もぉ~う❤拓斗がいないとぉ、つまんなかったぁ❤」

「ねぇ❤早速ぅいしょに遊ぼうよぉ❤」

「いいよ。」

あぁ~!!イライラする!!お前らのための、拓斗じゃないんだぞぉっ!!

「あっけど待って。」

「えぇ~」

え?拓斗?ま・・・まさかぁっ!!

「きょうちゃん。中休み、返事するね。それでいい?」

「あ・・・はい。」

私は、耳まで、真っ赤っかになった、えぇ~んみんなの視線感じるよぉ!!

拓斗は、そんな私をさっしてか、くるりと、過激派の方を、むいた。

「そんなわけで、あそぼっか。」

「何言ってんの。拓斗?遊ぶ前に、質問に、答えて。質問って、なに、わざわざ、中休みじゅう話さなきゃならないこと?」

「まさか!!告られたの!?拓斗!!」

「何言ってんの。BLAグレイの、P(ピ~)Pどこで買うかって話なんだ。」

え!?隠した・・・?まさか・・私を、過激派から、守るため!?

ってか、(ピ~)SPバージョン出てたの!?

次は、どうやって、2万円巻き取るか・・・。いやっけど、新しいもんだから、4万は、するかも。


<8>返事

「あの・・・告白の、返事だけど・・・。」

きたきたきたきたきたきたきたきたきた!!

来たよ~!!

決断の時がぁっ!!

って、決断すんのは、拓斗やけど❤

「うん・・・。」

「俺・・・あの・・・満理子のことは、忘れられないけど・・・。あぁ!!めんどくさいっ!!俺は、お前のことが好きなんだ!!」

「え・・・・。」

「だから!!俺の返事は、『満理子のことで、何らかの、迷惑を、かけるかもしれないけど。。。お前のことを、大好きだからっ!!迷惑なのは、わかってるんだけど・・・つきあってくれぇっ!!』だ・・・。」

「嘘・・・迷惑なんかじゃじゃないわ!!ホントなの?拓斗・・・つきあってくれるの?」

「うん・・・こちらこそ・・・いいの?こんな僕で?」

「いいどころか、嬉しいわ!!」


<9>約束と相談

「やっぱり・・・デートは、クリスマスだよ!!」

私は、いきんで、香菜に、言った。

「あのねぇ。私にね、『遊ぶ』って言ったくせに、なんで、さっきから、こんなことばっかりしなきゃいけないのよ!!私は、遊びたいのにぃ!!」

そう、拓斗と、つきあい始めて、1週間(え?飛ばしすぎだって?あなたは、また8千字読みたいの!?)

たったのだが、いっつもどちらかの家で、ゲームするだけだったので、デートらしいデートを、12月25日、そう、クリスマスに、デートすることに、決めたのだ。

まだ、ずいぶんあるが、準備は、早い方が、いい。

と、言うことで、香菜に、相談しようとしているのだ。

「冷たいこと言わないで❤ネェ。服は、どれが、いいと思う?」

「これが、いいんじゃない?この、ちょっと、露出しているところが、いいのヨ~」

「へぇ~どれ?どれ?」

「これ!!これ!!」

香菜が、指してたのは、もちろん、ハイネックじゃなかった。

けど、その時、皆さんもだろうだけど・・・ネックレスの存在なんか、忘れていた。

だから、私は、陽気に、こう答えた。

「これにしよ~ちょぉかわいい!!」

「デショ。」

「いっしょ買いに行ってぇ~」

「え~私も、忙しいのにぃ~。てか、あんた、これ高いよ。」

「はぁ!?何円?」

「ざっと、3万」

「う・・・・私を、なめんなよ!!」

「うわっ!体、壊すなよ。」

「何すると思ってんの・・・。」

「じゃぁ、2週間後の、11月、14日で。」

「よしきた。」


<10>競り落としに、大切なのは、引くと見せかけて、

                    自分の、望んでるとこまで、落とすことだ。

「4万!!」

「あのねぇ。これ誰の金だと、思ってんの。1万。」

「いいじゃない、服買うぐらい。3万5千。」

「買うぐらいで、そんな、大金いりません。2万。」

「おしゃれしたい、女の子の気持ち、わかってよ!!3万4千。」

「安く、オシャレすんのが、女の子よ。2万5千。」

「いいの着たいのよ。3万2千。」

「気づかないわよ。安物だって。2万7千。」

「ええい!!もう、下げれないわよ!!3万!!」

「しょうがないわねぇ。3万で、手を、うちましょう。」

「うし!!」

「『ありがとう』デショ。」

「あいあい。『あ・り・が・と・う』。」

注¦これは、競り落とし中の、響子ちゃんと、おかぁ様です


<11>買い物

「いや!!」

「いいじゃぁん❤」

「高いし、出過ぎだし(肌)、香菜の顔怖いし!!」

「ちょっとぉ最後の、顔怖いし(・・・・・・)って何よ」

「ほんとのこと、言ったまでよ。」

「なにそれ!!」

「あ!!これいい!!七分だぁ!!」

「えぇ~七分丈ぇ~」

私が手にしていたのは、香菜の、一押しの、短パンではなく、七分丈で、安いものだった。

「何言ってんのよ。ここから、PS(ピ~)の分の、金も、浮かすのよっ!!」

「し・ら・ね・ぇ・し」

「ひどっ」

「ふん!!これでいいもん❤」

かわいければ、それでいい!!

私は、1万円、浮かしたのだが、今まで、貯めてた、おこずかいを、出さねばならないのが、分かって、

げんなりした表情で、店を、出て行った。


<12>当日~絶頂の時~

「映画、よかったねぇ。」

「そうだねぇ!!やっぱり、ブラックバァトは、いいよ!!」

成功だ!!

滑り出しは、いい!!最高だ。

ちょうどしていた、『ブラックバァトの秘密』というのを、ふたりで、見たのだ。

もちろん、拓斗は、じぃぃぃ~と見て。

私は、拓斗を、じぃぃぃ~と、見ていた。

だから、面白かった、と言われても、わからなかったのだが・・・。

あ!!ちなみに、ネックレスは、証だけ、みせないように、服の下に、隠したけど、チェーンは、丸見えだ。

「あそこで、お茶でも、飲もうよ!!」

私は、笑顔で、切り出した。

「うん!!」

うしうし。いいネ。いい調子だヨ!!


「り・・・じゃなくて、コーラ。」

「僕も、コーラ。」

あぁ!!ひやひやしたぁ!!

リンゴジュースって、言いそうに、なったぁ!!

それにしても、炭酸だめなんだけどなぁ。

「ねぇ。拓斗?」

「何?きょうちゃん?」

「PS(ピ~)って、いつ買う?」

「あぁ。じゃぁ。近くに、ゲーム屋さんあるから、もうちょっとしたら、行こう。」

「うん!!。」

よしよし!!

いい!!いい!!

金、たりると、いいけどなぁ。

「コーラ二つ。お持ちしました。」

げぇ。

炭酸だめだってばぁ~。


「何色にする?」

「私は・・・ピンク。」

「これだね。」

私は、PS(ピ~)を、選んで、いるのだが、いっぱいあるなぁ。

「じゃぁ。次、カセット買おう。」

「うん。」

あれか。

な!!なんて、きれいなんだ!!

「あ!!D(ピ~)より、綺麗になってる!!」

私は、興奮して、拓斗を、見た。

「だろ!!だから、どうしても、ほしかったんだよぉ~。」

「ねぇ。かったら、すぐさぁ、外のベンチで、対戦しない!?」

「お!!いいねぇ。」

「あ、操作方法分かる?」

「さっぱり・・・。」

「簡単だって!!(ピ~)Sと、ほとんど、一緒だからっ。」


私は、この後、『対戦しよう。』と言ったことを、悔やむように、なる。


けど、その時は、まだ、知らない。


<13>オマケ~拓斗、一目惚れ~

「おかぁさん。」

「ん?」

「ぼく、ひよこぐみより、さなぎぐみが、よかったよ。」

「私は、さなぎなんて、気持ち悪くて、やだけどなぁ。」

「おおきくなったら、かぶとむしに、なるんだよ。」

「チョウチョよ。」

「・・・おかぁさんの、ばかっ!!」

だだだだだだだだ!!

おかさんの、ばか!!

ぼくは、さなぎぐみが、よかったのに、ゆめを、ぶちこわしやがって!!

いいもん!!

・・・けど、ひよこは、やだな。

しょうがない。がまんして、せきすわるか。

かたん。

「ねぇ。ヨコいい?」

「え?」

・・・かわいい。

「なまえは?なんていうの?」

「まりこ。まりちゃんだよ。」

「ぼくは、たっくん。ぼくのよこになったからには、まもってやるよ!!」

「え?」

「ひよこは、おおきくなったら、ゆうかんな、にわとりに、なるんだよ!!」

「う・・・うん?」


「おかぁさん。」

「ん?」

「ぼく、ひよこぐみで、よかったよ。」

「へぇ。」

「ちょうちょと、にわとりは、どっちが、つよい?」

「鶏かな?」

「でしょ!!ちょうちょだったら、まもれないもん!!」

「ふ~ん。がんばって、守りとうすのよ。その、()。」

「うん!!おかぁさん。ずっと、まもるよ!!」

「・・・ずっとじゃ、疲れるわよ。拓斗(にわとり)も、その()も。」



<14>当日~最悪の時~

「ん!!」

「あぁ!!きゃきゃきゃ!!わぁ!!」

分かるかもしれないけど、うるさい方が、あたし。

だって、すっごくリアルなんだもん。

テテテテ~テン!!

「よし!!クリアっ!!」

・・・。

てかなんか・・・・たっくんて・・・。

「たっくんてさぁ。このブラックバァトのことになると、かわいいよねぇ。」

「そっそうかなぁ?」

「うん。めぇっちゃカワイイ。なんか、『素』って感じ❤」

「ほんと?」

「うん!!」

「あれぇ?きょうちゃん。ネックレス、してたの?」

あ・・・。やばい。

見っ見つかった!!

えぇっと、話を、そらそう!!

「あ、うん。それよりさっ!!あのぉ~ほら、ホワイトバァト伯爵ってさぁ。いっ意外と強いねぇ。」

「きょうちゃん?『あっうん。』って・・・柄、てか、飾り、見してよぉ。」

そ!!そらせなかった!!

どうしよう~。

ホワイトバァト伯爵ネタを、押してみよっと。

「それより、ホワイト・・・あぁ!!めんどいから、ホーバァ伯爵で、いい?」

「なんで、見してくんないの?」

なんで、しつこいのよ?

ここは、さらっと、流す作戦ね!!

「だって、変だし。それより、ホーバァ伯爵の、技、全部、強かったよねぇ。」

「ねぇ。きょうちゃん、なんか、隠してるよね?」

するどい・・・。

うう~直視できないよ。

ふいっ

「なんも、隠してないよ・・・。」

「見してよ。」

え!!

やばい!!

「見してよ。なんで、隠すの?」

拓斗・・・もうしょうがない・・・。

見せよう。

それでも、拓斗は、去って、行かないって、信じてるから。

すっ。

「え・・・それ・・・。」

拓斗は、私を、じっと見て、ゆっくり、言った。

「きょうちゃん。きみ・・・内親王なの?」


                  ー完ー




今まで、ありがとうございました!!

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