春
<1>プロローグ
この話は、
「きょうちゃん。きみ・・・内親王なの?」
っていう彼氏の言葉がでるまでの一年をふりかえった話。
あっと、自己紹介がまだだったね。
私、美宮響子と書きうつくしのみやきょうこと読む。
そして、小6でーす!!
チャームポイントは、腰までのびた長い髪。いつもは、ポニーテイルでまとめてる。身長は、150㎝ほどで・・・顔は中の上ぐらい(と、思っている・・・)スタイルは、いいよ!!(と、思っている・・・・・)
ここからが、注目してほしいんだけど・・・・私、天皇の孫なの!!
だから、彼氏の内親王なのか?って質問の答えは、イエス、だ。
あ・・・内親王ってわからないか・・・・内親王ってのは天皇の親族ってことだ。ほら、私孫だから・・・・!!!
では、本編へど~~ぞ!!
<2>平凡への興味
私は、5年になるまで、ドラマという物を、一度を見たことないのだ!!
だからなんだ・・・・・!?って思ったかもしれないけど・・・5年の春に見たドラマがっきかけで・・・そのドラマというのは、「絆」という名で、恋愛ドラマなのだ!!そしてこんな恋した~~い!!ってことで・・・平凡っということに興味を、もったのだから!!
~そして、私は、6年から、一般の小学校に通うことになった~
<3>条件
私が、おかぁ様に、一般の学校に、普通の市民の考え方を知るために通いたいと言ったら、
「いいわよ。た・だ・し、あのペンダントを付けることと、天皇の孫だということを隠すことと、期限は、1年間。お分かり?」
と、言われたため、
私は、1年しか、一般の学校に通えなかった。
それが、条件だ。
<4>出会い
ペンダントよし!!髪型よし!!服装よし!!笑顔よしっと!!
ペンダントとは、天皇一家しか持ってない、いわば天皇一家の証なのだ!!
素敵な出会いのためにオシャレしなきゃね~~~~
「いってきま~~す!!」
「いってらっしゃ~~~~~いきょ~~~~こ様~~~~~~~」
よっしゃあ!!いっくぞお~~
タタタタタタタタ
「あの~~~」
ええっ!!いきなり運命の出会い~~~こまっちゃう~~~
その子は逆光で、顔は見えなかったけど、カッコよさそ~~~う!!
「道、こっちだよ?」
親切~~~ってええ!!マジ!!天皇の孫が方向音痴だなんてしられたくな~~~~い!!イケメンだしい~~~
ここは、いっちょ逃げ~~~る!!
ズダダダダダッダダダダ
信じられないかもしれないけど・・・・・コレが、彼と私のであいだった・・・・・・
<5>新しい教室、新しい出会い、そして再会
「はいっしずかに~~~~転入生をご紹介しま~~~~す!!」
ざわわわ!!
私は、6年4組に入ってきた。
「美宮響子ちゃんで~~~~~す。」
ペコリ。
う~~~ん様ずけじゃないといまいち決まんないなあ~~~
私は、学級委員長の近くということで、窓際の一番後ろだ。隣は山崎信吾といってのほほほ~~~んとしている。それよりい~~~道はさんで隣は、あの、朝のイケメンだったのだ!!じ~~としげしげとイケメンを見ていると、朝の時間が終わったようであっという間に、人が集まってきた。
「どこから来たの」
「好きなアイドルいる?」
なんてつまらない質問!!そんな人たちの中でも、後に友人になる人だっているんだ。
のちに友達、いえ、親友になる人を、3人紹介しよう。
一人、桜崎満理子。さくらざきまりこ、と読む。ここまでかっと言いたくなるほど下がった目、右目の目尻についた、キュートな泣きぼくろ、とってもカワイイ子だ。性格は、控えめ、おとなしめ。
二人、山本香菜。やまもとかな、と読む。特徴のないことが、特徴になっている子だ。つっても下がってもない目。カワイイと言えないこともない・・・・・。
三人、椿花梨。つばきかりん、と読む。きっとつった目、ギュッとまがった眉毛。さすが学級委員長と言いたくなるような顔つきだ(実際学級委員長は、彼女だ。)せいかくは、きつ~~~~い!!
場面を戻そう。私は、みんなの質問を、軽~~~くかわしていた。
それよりも、新しい教室を、よく見たかったのだ。緑のカーテンに、木色の机、きれいだ・・・・・
~そして、その時の私は、あのイケメンとの再会を心から楽しんでいた・・・・・・~
<6>レサ~~~~~~チ
調べて分かったこと。
・名前、神山拓斗、こうやまたくとと、読む。
・身長、150㎝
・体重、34㎏
・好きなスポ~ツ、サッカーも、野球も、どれでも、ほとんど好き。
・好きな食べ物、フルーツ。
・嫌いな食べ物、野菜。
・けつえきがた、A型。
・誕生日、12月6日。(ちなみに、私は、3月29日)
・せいざ、いてざ。(ちなみに、私は、牡羊座)(これは、あいしょうが、いい)
・好きなブレンド、BLACKBAAAATO。(ブラックバアアアアト、と読み、黒い鳥のデザインで、とても売れている。)
パタン!!
私は、手帳を閉じ、にひひっと笑った。上のは、私が、一週間で調べ上げた、あのイケメン、いや、神山拓斗の、プロフイ~ルだ!!やっぱり、何にかかるとしても、データーを集めないことには、始まらない。
私の、リサ~~~~~~~~チは、かんっぺきだあああああっ!!
<7>ときめき
ドキッ今日はなんかいときめいたかな・・・・・・・・・。
チラッ
男のくせに長いまつ毛。澄んだ瞳。誰にでも、優しい。優雅な身のこなし。・・・・そんな神山拓斗は、モテモテだ。
休み時間になると、道挟んだ隣の私の席まで、女の子がおしよせてくるほどだ・・・・。
「ねえ~~~~~拓斗~~~~お❤さっきのお~~P、22のお~~~~こたえおしえてえ~~~~。」
なんで、そんなに、おが多いのよ!!!そんな女の私でも嫌がるようなこと、男の子ならなおさら嫌がり、全治、30分のけがを、負わせるだろう。なのに拓斗は、口角をきゅっと上げ、目をすっと細めると、
「いいよ。」
ドキドキドキドキドキドキドキドキドキ!!!!!!!
殺すきかっ!!!ってくらいときめく。みんなそうなりたくて、集まるんだ。けど私は、ムリ。だって、だって、だってぇ!!はずいんだもん!!ほかのみんなは、ずいぶん前からべたついているから、拓斗だって慣れているだろう・・・・・けど私は・・・・一回もべたついたことないからっ!!!ムリっ!!そりゃあ~~~みんなだってその一回を、踏み切ってきたんだろうけど・・・・。私は、じ~~~~~と、ただじ~~~~~っと彼を見つめていけたらいいな・・・・・・・そして、ずっとときめいていれたら・・・・・と、思ってる。
<8>お友達
・・・・くそっ拓斗のことしか見てなくて友達つくんのわすれてたぁぁぁぁぁ!!
今宵、転入から、3週間目、友達・・・・ゼロ・・・・・ヤバ!!あぁ・・・ど~~しよ。
1人で沈んでいたら、声を、かけてくれた人がいた。
「きょっ響子ちゃん!!」
「ほえっ?」
「あっあっあのっ・・・・・一緒に図書室行ってくんない???」
「へ?」
「あのっだからっとっ図書室にぃ・・・・」
「いや・・・だから、な・ん・で・わ・た・し・な・の・か・って聞いてんのよ!!」
「いっ今本読んでいるのは、あなただけだから・・・・」
クルッ
なるほど・・・私は、拓斗を、より自然に見つめるため、ハリー・マジックという本を手に、拓斗を見ていたのだ。あれ・・・そういえば・・・・・この子どこかで見たことあるような・・・・。ああそうだ、拓斗の、お隣の子だ。いいな。席こうたいしてほしい~~~~~!!うーん。そうだな…まぁひまだったし。いいか。
「いーよ」
「ほんとっ!!」
「うん」
うししししっ お友達になれそ~~~~~う!!
~なんと、その少女こそ、のちの親友、桜崎 満理子だった。~
<9>図書室!!
図書室の場所は、学級委員長の、椿花梨から、聞いていたから、知っていた。本は、100冊を、越えている・・・・とか何と言ってたな・・・・ってか私の家には、1000000冊以上は余裕にあるぞ。
「満理子、あんたはどんな本読むの?」
「えっ?」
ふり向いた満理子が持っていたのは、[ミステリー列車][ミステリーの館]…ってミステリーマニアかしら・・・・・。
「ミステリー好きなの?」
「うん!」
満理子は、恥ずかしそうに、けど、うれしくもあるような顔でうなずいた。カワイイ・・・・悔しいけど、満理子と、拓斗って似てるな。美しくて、かわいくて、優しくて・・・くそぉ・・・
「ねぇ満理子。明日も来ようね。」
「うん。」
私は、ハリー・マジックの2巻を取って、ミステリー関係を3冊持っている満理子のところへ行った。
いつか満理子みたいにかわいく、拓斗に、似合う女の子になろうと・・・なろうと、思って。
<10>キラーロード
「響子さん!!すいませんっ」
このしゃべり方は・・・・・委員長!?
「1つ案内してないところがありました・・・・ってことでいきませんか?」
今宵は、3週間と1日目。
約束していた満理子は、休み。それで一人で、ボーとしていたら、委員長に声かけられたのだ。
まっいいか。拓斗は、どっか遊びに行ってていないし。
「はい。行きましょーか。」
「・・・・はい・・・・。」
委員長、自分から言い始めたくせに元気ないなぁ・・・・・
タタタタタタタタタ
委員長が小走りでいくので私も、必然的に早くなった。いつもなら、委員長は、「走っちゃいけません!!」って一喝してんのに・・・・・珍しいな。
「はぁっはぁっここです・・・はぁはぁ・・・・。」
もう息切れしてるし・・・・・かよわいなぁ。
「ここは、授業参観の時などに車などを止めておく場所です。」
「あとここは、通り抜けれるので、道としても使えます。ちなみに奥に、ベンチもありますよ。」
ベンチ・・・・か、ハリー・マジックをゆっくり、満理子と一緒に読めるな。妙に、人もいないし。
「けど、ここは、通らない方がいいですよ。」
「えぇっ!!なんで?」
「ここは、別名、キラーロードって呼ばれてるんですよ。」
「きらぁろぅどぉ??」
「えぇ。死人が出たの。」
「ふーん。」
「怖くないの?」
「こわくない。こわくないわ。」
スタタタタタタタ
本読む、絶頂の場所だもの。いとっこひとり死んだぐらいで、手放せるもんかっちゅうねんっ!
~今から思えば、いかなかった方が良かったのかもしれない・・・・・だって、聞かなくていいこと、見なくていいことに触れてしまったんだから・・・・~
<11>まじかよ・・・・
いいとこだ・・・・
整備された道は、歩きやすくて、楽しい。
桜は、ほんのりピンクだけど、緑もまじっててきれいだ。
そして、噂のベンチには、人影。・・・・人影!?ふーんやっぱり委員長みたいに噂におどらされてる人ばかりじゃないんだね。どんな人かな?ちょっともくせのないサラサラの髪、優雅な身のこなし、スタイル抜群の体。近ずくともっといろいろ分かってくる、男のくせに、長いまつ毛、澄んだ瞳・・・・・。
神山拓斗!!
「・・・・モ・・・ルイ・・・キ・・・チ・・・ワ・・・」
うん?なにか聞こえてくるぞ?
近ずくともっと聞こえてきた。
「気持ち悪い・・・・・気持ち悪い・・・・」
へ?
そういえば・・・・拓斗は、ブルブル震えている。気分が悪いのかな?
「あぁ・・マジ気持ちわりぃ・・・」
・・・あれ・・・?
「ブスのくせにべたべたさわんじゃねぇよぉマジで。」
苦し紛れに出た言葉は、
「まじかよ・・・・」
だけだった・・・・。
~私は、拓斗が、下品なことに、すっごくショックを受けた。 だってあ・の・拓斗がブスっていうなんて!!普通は、思わないじゃない!! というわけだ・・・・・。~
まだまだ未熟者ですが…・よろしくお願いします!!




