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波の向こうにいた人——Prologue
「これは、一人の女性が過去を振り返る物語。
江の島の波の音に包まれながら、彼女はかつて出会
った“彼”のことを思い出す——。」
「遠い日の記憶、語られなかった言葉、消えた足跡。
けれど、その記憶は今も波の向こうで揺れている。」
「これは、自由を求めた彼と、自由を怖れた私の話。」
「波は絶えず寄せては返し、風は変わり続ける。
それでも、心の奥に残るものがある。
遠い日の記憶は――今も波の向こうで静かに揺れてい
た。」
3月18日22時〜更新予約です。
『エスプレッソより、少し甘く』のスピンオフとなりますが、この作品単体でも読めるようにしてありますのでテーマにご興味持っていただけたらぜひご覧ください。
総文字数8000文字で短編小説に分類さますが、1話1話丁寧に物語を紡ぎました。
エスプレッソより、少し甘く
https://ncode.syosetu.com/n7171kd/