表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/19

プロローグ

年明け早々

新たな連載開始です

というか自ら自身を崖に追い込みます(笑)


毎回3000字程度ののんびり投稿となりますので

気長にお付き合いいただけると嬉しいです。

他二作もしっかり連載していきます♪


ではでは、

はじまりはじまり~でございます☆

 口にしたのは毒だった。

 それは甘い甘い猛毒。

 そりゃそうだろう。毒はチョコレートに仕込まれていたのだから。

 酷く苦しい。

 身体が燃えるように熱い。

 瞼の裏側に誰かの顔がぼんやりと見える。

 知らない人。

 ううん、知ってる人。

 私にとって、とても大切な人。

 ずっとずっと忘れていたのに、どうして命が尽きようとしている今、思い出してしまったのだろう。


 どうして今なの?

 どうして忘れていたの?

 どうして………………


 でも、最期の最後に思い出せてよかった。

 記憶の中の貴方に会えてよかった。

 だからもういいの。

 もう二度と会えないのなら、この甘い甘い猛毒にこのまま殺されてしまってもいい。


 ()()()()で貴方に会えないのなら………………


 

 確かにこの時、そう思った。

 そう願った。

 そう祈った。

 そうすればまた貴方と何処かで出会えるかもしれないから。


 ここではないまた違う世界で――――――――――


 

 しかしいつの世も、現実はそんなに甘くはないようで…………

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ