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5話初めてのお友達

お久しぶりですAoiです。

最近テストやテストやアニメやとやらなくてはならないことが多すぎて出せませんでした。すみません。



「おー。なんじゃゴリーよ」


えー。名前がゴリーって。ププッ。名前が本人を語っているな。

「オイ!そこの小僧」



お!びっくりした。誰の事?て・男の子は僕だけか。けどこの人、

口悪いな~。


「オイ!聞いてるのか!」

「あー。ハイハイ、何ですか?ゴリ・・・さん?」


「ゴリーだ!なんだ名前知っているのか?俺も有名になったな。

ワッハハハ。まあ、なんだ。さっきの魔力はお前がやったのか?」


「はい。えーっと・・・」


いや、ただマーリン様があなたの名前を言っていたからだよ?

まあ、こういうバカな人は嫌いじゃないけど何かムカつくな。


「じゃあ、改めて俺の名前はゴリー・クニンキだ」


ッブ!いや名前もおかしいけど、名字も筋肉を逆読みしただけじゃん。


「は、ハイ始めまして僕の名前はオースティン・フォーサイスです」


「ほう。お前があの二人の息子でさらには神童って呼ばれている・・・ふむ。この魔力の量だとさっきのも頷ける」

「え!ゴリーさん魔力が見れるんですか!」


「ああ。ちょっと特殊な眼を持っているからな。

だが、子供でこの量はすごいな。宮廷魔導師位ある。よく鍛えているな」

「ありがとうございます。日々お母さんと稽古をしていたので」


「そっか。お前ソフィー様とフォーガス様の子供だもんな。あの、賢者と剣聖の子供だからしょうがないか。うんそうだ。俺と同じくらいの魔力量なんて当たり前か」


あ~。ヤバいこの人軽く現実逃避しているわ。

う~ん?けど、やっぱりこの魔力量はおかしいのか。何か転生した際に特典でもあったのかな?


けど今この人トンでも発言したよね?

何?賢者と剣聖って?


「ん?あーそっか賢者・剣聖って言われても知らないか。えっとな、賢者っていうのはマーリン様の次に凄い魔導師に送られる称号で世界に3人しかいないんだ。

そして、剣聖っていうのは、賢者と同じく世界最高の剣士に送られる剣神の次に凄い剣士に送られる称号だ」


嘘~。Sランク冒険者なのは知ってたけど、ここまでとは聞いてないぞー。


「フォフォ、反応から見るに知らなかったようだの。まあ、あの二人だから、そんな称号忘れているのかもの」


えー。あ~けど、あり得るなー。今でもよくピンク色の空間作ったりするからなー。


「ほら、立ち話はこの辺にして、稽古に戻るぞ」

「あ!はい。」「あー。邪魔しちゃって悪かったな」


□ ■ □ ■ □


「それでは次ディーナ様。お願いできるかの?」

「わ、わかりました」


そう言われ、なぜか今まで固まっていたディーナ様は自分の手のひらに魔力込めて魔法を放った。


「カマイタチ!」


ディーナ様から放たれたカマイタチはマーリン様が的で作った石の人形を切り刻んだ。


「うむ。良くできてる。発動時間も問題ない。では、次にヘスティー様」


「わ、わかった。。  スーハースーハー。よし。アイスロック!」


ヘスティー様から放たれたアイスロックは的の石の人形を氷で閉じ込めた。・・・エグいな。


「うむ。ヘスティー様も何も問題ないの。完璧じゃ」


へー。この王女姉妹は凄い才能だな。二人とも今後期待できるな。

僕も負けなように頑張らなくちゃ!


□ ■ □ ■ □


※ディーナ王女視点※


あの子ヘスティーと同い年であの英雄の子供ってうちのメイドに聞いたけど実際の実力はどの程度なのかしら?


ーーーーーーーー



何?あの子私の2つ下って聞いたんだけど、中級魔法であの魔力量は凄いわ。


私は魔眼があって、鑑定魔法がなくても見れるけど、彼の魔力はまさに大きな湖のようだわ。

私でも凄いといわれるけど、あの量の半分しかないわよ。

それに彼、魔物も狩ってないだろうしまだレベルアップもしてない

はずだし凄い才能だわ。


彼……もしかしたら選ばれた者しか獲得できない『女神様の加護』もしくは、上位互換の『女神の祝福』を持っているかもしれないわね。このあと本人に直接聞きに行こうかしら?

いや……それは失礼ね。だけどあの量はマーリン様より劣るけど、

宮廷魔導師ほどあるわ。


それに彼がお父様が私やヘスティーの許嫁の候補だって教えてくれた

時は英雄の子供だというだけと思っていたけど、フォーガス様譲りのとても整った顔で格好いいし、あの実力なら考えて見ようかしら?

あ!それにこの国には1夫多妻?制というのがあるってメイドが教えてくれたからヘスティーと一緒に結婚もできるわね…………………。




「それでは次にディーナ様。お願いできるかの?」


「は、はい」


はしたない。考え事をしててボーッとしてしまったわ。

は、恥ずかしい。



※ヘスティー王女視点※


あ!あの男の子確か前にお城で迷ってた人だ。

へー、一緒にお稽古するんだ。名前は確か……あー覚えてないや✨


ーーーーー

へーオースティンって言うのね。今度は覚えとこ。


だけどオースティン・フォーサイスってソフィー様の子供だよね。

私ソフィー様絵本で読んだときあるけど、ドラゴンを氷漬けにするのが好きなんだ!だからかっこ良くてお姉ちゃんと一緒にマーリン様に魔法を教わっているのよ。


ーーーーーーーーーーー


なんなの?さっきから妾のスキル『危険察知』が警報を鳴らしてるんだけど。

あのオースティンのせいなの?

それにあのマーリン様も焦ってる。

凄いわ。それほどなのね!あーかっこいいなー。


『仲良くなりたいな』


どうしよう?私お友達お城にしかいないから、オースティンと友達になりたいけどなってくれるかな?


頼んで見よう!



□ ■ □ ■ □


いや~王女姉妹は凄いね。これから8年間一緒なら友達になろうかな?基本、前世のせいで友達には良い思い出は少ないけど、さすがに女神様もハッピーライフを送れるようにしてくれたんだし、良い機会だから頼んでみよう。


「あの王女様」「あの!」「わ、妾と!」


な、なんだ。全員被ったぞ。何か少し気まずいな。


「では王女様どうぞ」

「あ、ありがとうございます」

「では妾からいいか?」

「どうぞどうぞ」


「う、うむ。じゃあ妾とお友達になってくれ!」

「え!」

「だ、ダメか?」

「い、いえ。そういうことではなく、私何かで良いのかどうか・・・と」


「いや、そなたとお友達になりたいのだ」

「そ、それなら喜んでお受けします」

「ほんとか!ありがとう」

「では、私もお友達からスタートさせてください」

「スタート?まあ良いですよ」


こうして僕の異世界転生で初めての人間の友達ができたのだ。

スタートって何のスタート?




どうでしたか?何かあればアドバイスくださると嬉しいです。ptよろしくお願いします。

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