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4話 大賢者と王女様!

今週は出すのが難しそうです。

「お、来たかオースティン。話は聞いたぞあの大賢者様に習いにいくんだって?」

「はい。まだ決まってませんけど」

「じゃあ、お父さん明日王城に仕事で行かなくちゃいけないから、一緒に行くか?」

「そうなの?じゃあ一緒に行くよ」


そうだ。普段はディアナと遊んでいるか稽古をしているから忘れていたけど、確かお父さん王様と学校の同級生で親友だったんだっけ。それでよく王城で仕事をしているんだよね。

いいな~。僕も王族の人と仲好くなりたいなー。


「よし、そうと決まれば明日の予定は決まりだな。

それじゃあオースティン、明日の朝にご飯食べたらすぐ行くから、準備しとけよ」


おー。なんかいろいろ僕が何も言うことなく決まっちゃたけど、

まさか今日の明日に大賢者のところに行くとは。さすが、Sランク冒険者。行動が早い。


「わかりました」

「よし、じゃあ食べようか」

「ええ。そうしましょう」

「ディアナもお腹すいた~」

「おう、じゃあいただきます」

「「「いただきます」」」


あ・・・。ちなみにこの世界にもいただきますが浸透しているらしい。

何でも勇者様が召喚された際に広めたらしい。

他にも温水洗浄便座や、エアコンみたいなどのいわゆる家電製品も広めたらしい。

家電製品を広めた勇者スゲー。

勇者やるじゃん。(*゜▽゜)ノ


□ ■ □ ■ □


「おーい。オースティン行くぞ」

「はーい。お父さん今行くよ」


パカラッパカラッ

今馬車に乗って王城に移送中だ。

この世界は主に馬車が普及しているらしい。あとは、ラプトルみたいな魔物をテイムして、それで移動する方法もあるらしい。



「オースティンお城に着いたぞ」

「わ~。大きい!」


おー、デカイ。これ姫路城くらいあるんじゃないか?

以外とうちの屋敷や他の家などを見るに文化や建築など結構進んでいるな。


「じゃあ。大賢者に会いに行くか」


□ ■ □ ■


「あ!マーリンさん。久しぶりです」

「ん?あーフォーガスか。久しいの」


「ええ。王城に仕事には来るけど顔を見せてなかったからな」

「で……そちらの子がお主の?」

「ああ俺の息子だ」


「フォッフォッフォ。わしはマーリン。一応この国で筆頭魔術師をしておる」

「僕の名前はオースティンです。よろしくお願いします」


「フォッフォ。しっかりしてるのう。まあわしが7歳から魔法を教えるから2年後また来るがいい」

「わかりました」


何かすぐ終わったからもう帰ろうかな。


□ ■ □ ■ □


あれ?道に迷ったぞ。やっぱり王城は桁違いに大きいな。


「ねえ。そこのあなたどうしたの?」


ん・・・。僕と同い年位の可愛い女の子が話しかけてきた。


「何ですか?」

「いや。そなたが道に迷ってそうだったから助けようとしてね」

「そうなんです。道に迷ってしまって」

「じゃあ。妾が出口まで送って行こう」


「ありがとうございます。僕の名前はオースティンです。あなた は?」

「妾はヘスティー・ガラディーン。第2王女よ」


え・・・王女様だったんだ。


「王女様でしたか。道案内とはとんだご無礼を」

「良い、気にするな。それより行くぞ」

「は、はい。ありがとうございます」


何か大きくなったら元気な子になりそうだ。


□ ■ □ ■ □


あ~。何かいろいろあった濃い日だったな。

あのあと王女とは緊張で話せなかったけどきれいな子だったな。


けど2年後が楽しみだな~。



□ ■ □ ■ □



皆さんお久しぶりです。

僕オースティン・フォーサイスです。今日で念願の7歳になりました。なので、今から王城に向かおうと思います。

いや~。この2年間でいろいろありました。

戦闘部分では、お父さんに武術を鍛えられ、それなりに強くなり、魔法面もお母さんのお墨付きをもらえる位にはなりました。


それはそうとなんと僕は念願のペットを飼うようになりました。

前世では、ペットなどを飼うと先に寿命で死んでしまって悲しい。

という理由で飼う事ができなかったが、今回は森で散歩してたら、一人ぼっちになっていたのを発見したから保護し、そのまま育てるという事になった。


姿・形はというと、何か爬虫類っぽいけど、少し背中に毛が生えている可愛い生物だ。

お父さんとお母さんは少しびっくりしていたが、いい経験になると、

あっさり許可をもらえた。


ちなみに名前は、ギリシャ神話から取ってアキレウス。と名付けた。

そして今やその可愛らしい見た目から家族のマスコットになっている。


□ ■ □ ■ □


そして今日何度も言うようだが僕は7歳になる。そう。大賢者に稽古をつけてもらう約束の歳だ。

今僕は馬車にのって王城に移動中だ。




だが、ついたものの、実は大賢者の居場所がわからず現在王城にて

迷子になってしまった。


「あら?見ない顔ね。どなた?」


そう声が聞こえたので振り向いて見たら、まさに救いの女神さながらのような女の子がいた。


「ええ。実は大賢者様のもとに稽古のため向かいたいんですが、生憎道がわからず立ち往生しているところです」

「あら?大賢者様のもとに?それなら私も向かうところだからついて来て」


そう言い、女の子はすたすたと歩いて行くのを僕は後ろから追いかけた。

うーん?何か規視感が……。




「フォッフォッフォ、ディーナ王女遅かったですな。お?そちらがオースティン君じゃな」


あ、やっぱり王族の方なのね。


「はい。オースティン・フォーサイスです」

「久しぶりよの。改めてわしはマーリンじゃ。これから学園に通うまでの10年わしがそなたの魔法の師匠じゃ」

「ハイ。よろしくお願いします」


いや~。さすが大賢者。オーラというか風格が違うなー。

て・・・。学園って15歳からなんだ。


「あと、そなたと一緒に魔法を学ぶ第1、2王女のディーナ様とヘスティー様じゃ。」

「「よろしくお願いしますわ。」」

「よ・よろしくお願いします。」


えー。まさか王女様と一緒に魔法の稽古やるのか。願福だ・・・いや、大変だな。


「よし。それじゃあ、手始めに、お主が使える最大限の魔法をやってみなさい」


そう言われ、俺は自分が使える一番強い魔法をやるために魔力を自分の手に集握していく。


「ちょ・ちょっと待て!それ以上やるな!」

「え・・・!」

「まったくお主は何をしようとしたのじゃ!」

「え・・、ただの中級魔法のファイヤーインパクトですが。」

「・・・バ、バカもーーん。今のを放っていたらここら一帯吹き飛んでいたわ!」


えー。自分がそうしろっていったくせに。


ダダダ   ギキーーーー!


「なんだ!今の魔力は!!」


走って登場してきたのはゴリゴリマッチョのゴリラみたいな人だった。


え・・・誰?




どうでしたか。何かあればレビュー書いてください。

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