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3話 5年間の成果と稽古

Aoiです。読んで下さりありがとうございます。


内容を結構変えました。ぜひ読んでください。

こんにちは。僕の名前はオースティン・フォーサイスです。

今年で5歳になりました。

そして、この5年間いろいろありました。


まず、言葉の問題ですが、めっちゃ努力して、自力で解決しました。

今では前世の知識も総動員しながら、難しい魔導書などを読んで

日々精進しています。


それに、今では全魔法の才能のお陰もあり、火・水・土・風・光・闇の基本的な魔法を使えるようになりました。


魔法を覚えるには魔導書を読んできちんと理解をしなくちゃ習得できないらしく、一度難しい魔法にチャレンジしようとしたけど、難しすぎて断念した。


けど、やっぱりこの歳でこれはおかしいらしく、神童扱いされてます。

どこで道を誤ったんだ?


次に家族についてです。……はい、前に出てきた男女はやっぱり僕の親らしくて、名前は、お父さんの方がファーガス・フォーサイスで、

お母さんはソフィー・フォーサイスです。


そして、なんと僕に新しい家族ができました。名前はディアナ・オースティンで、僕の可愛い妹です。今年で3歳になった。前世は一人っ子だったので兄妹がいる家庭に憧れてたんですよね。まさに天使!たまに可愛すぎて悶絶するのもちょくちょくです。


僕の家は伯爵家らしくて、結構お偉いさんでした。


それに、両親はなんとSランク冒険者と、とても強い事がわかっりました。

何でも暇潰しにドラゴンなどの強敵を狩っていたらいつの間にかなっていたとか。

……全くどうやったら暇潰し程度でそこまでいくのか?

特にお母さんとか花よ蝶よと育てられてそうなのに何で冒険者でドラゴンとか狩ってるんだよ。


これらが僕が5年間過ごしてきたなかでわかった事です。



そして、今日この日から剣と魔法の稽古と、この世界についての勉強が始まるのです!

主に武術担当がお父さんで、魔法と勉強担当がお母さんです。


「おーい。オースティン。稽古の時間だぞ」


お、呼ばれたみたいだ。 あ~。めんどくさいな~。


□ ■ □ ■ □


「ハッ、ハッ、ハッ!」

「そう!よくなってるぞ」

「はい!」

「だけど、まだ身体全体を使いきれていないからこれから改善しよう」

「ハイ!」

「いや~。お父さんも5歳位から剣持たされて稽古させられたなー」


やべー。前世でいじめに対して対抗出来るようにやってた剣道がまさかここで生かされるとは。


うちのお父さんおかしいよ。何で5歳児に素振りを教えてるのさ。

それにお父さんの家も大概じゃないな。あ……家だった。


「よし。今日はここまで。最後に家の周りを10周したら終わりだ。」

「ひ~~。」


□ ■ □ ■ □


あ~。やっと終わった。


「お兄ちゃーん。遊ぼー!。」


おー。僕の天使が迎えに来たぞ。今ので今日の疲れが吹き飛んだな。


「あ。終わったのね。初稽古どうだったの?」

「あ~。うん、結構疲れたけど、いろいろためになったよ。」

「良かったわ。あの人昨日ものすごく張り切ってたから少し心配だったのよ。」


まじか~。だから、最初からあんなに飛ばしてたのか。


「それじゃあ、汗を流してから書斎に来なさい。」

「えー。お兄ちゃん遊べないのー。」

「ごめんな~。お兄ちゃんこれから勉強なんだ。終わったら一緒に遊ぼうな。」

「うん。わかった。絶対だよ。」タ、タ、タ、タ、タ。


いやー。何度も言うけどやっぱり可愛いな~。


□ ■ □ ■ □


あ~。これから勉強と魔法の稽古だよ。勉強苦手だったんだよな。



「今日のお勉強は異界から召喚された勇者様についてよ。

勇者様は今からちょうど100年前に召喚されて、魔王と恐れられらた魔物の王と戦い、勝利した偉大な人たちのことよ。」


「え!勇者って何人もいたの?」

「その時は、4人召喚されたわ。」

「そうなんだ。」


まじか!いたんだ勇者。それに異世界人って。ラノベだと、これはだいたい日本の高校生だけど。


「勇者は、黒髪黒目でガクランというものを着て、自分達は高校生だ。と言っていたと伝わっているわ。」


はい。きた、お決まりの異世界転移。ていうか完全にフィクションだと思ってたわ。あ……。僕も異世界転生してたわ。


「「じゃあ今日はここまで次に魔法の稽古をするわよ」

「わかりました」



僕とお母さんは屋敷の庭に出た。


「じゃあ、今日は今できる魔法の復習と、新しい魔法を教えるわね」


そう。お母さんには僕がすでに魔法を使える事がばれている。

ちょうど、書斎で魔法の練習をしようとしてやっていたら、

夢中になりすぎて、お母さんが来るのがわからなかったのだ。


「じゃあオースティン、一番得意な魔法をやってみて」

「わかりました」


僕が覚えている魔法で現在威力が一番高いのは火魔法のファイヤーボールだな。


「ハッ!」

「ドッガーーン」


そこには半径1メートルほどありそうなクレーターができていた。


「・・・」

「・・・」


「え・・・オースティン今のは何?」

「えっと・・・、初級魔法のファイヤーボールです」


「そう・・・お母さんあまり教えるのが無さそうね」

「えへへ・・・。ありがとう」

「じゃあ、ここまでできるなら、上級魔法も教えていいかもしれないわね」

「本当!やった!」


よし。少しやり過ぎて魔力をたくさん込めたちゃったけど上級魔法を覚えられるぞ。


□ ■ □ ■ □


「じゃあ、まず上級で一番簡単な水魔法のアイススピアを教えるわ」

「はい!」

「アイススピアは初級魔法のウォーターランスを凍らせて強い回転を掛ければできるわよ」


「何で凍らせて、回転かけるだけで上級になるの?」

「それはねとても魔力を使うのよ」


「そうなんだ~」


へ~。みんなそんなに魔力がないのかな。

僕はさっきのファイヤーボール100発位撃てるほどの魔力があるんだけど?う~ん。まさか何か転生して何か特典があったのだろうか?


「じゃあ、オースティンやってみて」

「わかりました(う~ん?まず氷の槍を作って、そこに回転をかけるイメージで)・・・アイススピアー!」


ギュルルル。ズドーーン。

あれ・・・。なんか出来ちゃった。


「あら!これも出来ちゃったわね。う~ん、あ!オースティン」

「……何ですか?」


「私は7歳まであなたに魔法を教えます、そこからは、知り合いの魔術師に教えてもらいなさい」

「え~。誰ですかその人?」

「その人は今この国で大賢者様という魔術師のトップの称号を持っているすごい人よ」


え~。聞きたいけど、何でお母さんはその人と交流があるわけ。


「私もその人に魔法を教わったわからあなたもその人の元で学んできなさい」


「わかりました」


まあ、そのほうが強くなれそうだからいいか。

だけど、どこに行けば大賢者さんに会えるんだろう?


「大賢者様は今王城で筆頭魔術師をしているから、5歳になったら少し遠いけど、王城通いになるわね、まあ、大賢者様には私から言っておくから心配しないで」


「はい話はここまで、魔法の練習を再開するわよ。」


□ ■ □ ■ □


あ~。終わった。この後は魔導書でも読んで時間を潰すか。


「お帰り~、お兄ちゃん」

「ただいま。いい子にしてた?」

「うん。パパとおままごとしてたの、お兄ちゃんも一緒にやろう」

「うん。わかったよ」


こんなに可愛い妹の頼みなんて断るわけがないじゃないか。

魔導書はいつでも読めるけど、ディアナの笑顔はこの時間帯しか見れないからな。


□ ■ □ ■ □


「オースティン様、ディアナ様ご飯です」


そう声を掛けてきたのは、この屋敷でメイドをやっているエルフのリリィだ。この国ではエルフなどのいわゆる亜人は迫害されていない。

他の国では人間至上主義などもあるらしい。


「わかったよリリィ。ありがとう」

「いえ。それよりご飯に向かわれては?」

「うん、そうする」





如何でしたか?評価の方もよろしくお願いします。

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