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プロローグ
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__……ああ、ここは何処だろう……?
ふわふわと浮くような感触はベッドかしら……ふふ、とってもいい匂い、で……__!
「__ッッ何これ!!?」
「ッ、エリーゼお嬢様!まだ体調がお戻りではないのですから、どうかご無理はなさらないで下さい!」
勢いよく起き上がったのは柔らかな、とは言ってもそう豪華とも言い難い、普通よりちょっぴりだけ質のいい程度のベッドの上。
特記点があるとすれば私よりも随分目線が低い褐色の少年が一生懸命話しかけてくるくらい。
「もう何なんですかお嬢様!いきなり倒れたかと思えばもう何日も……__」
何やら小言を言っているようだけれど、今はそれどころではないのよ。
だって今、私エリーゼ・ルートヴィッヒは生前の、つまりエリーゼとして生まれる前の記憶を取り戻してしまったのだもの!!