0000ページ『序章』
まだ他に投稿途中のお話もありますが、気ままに書いています(;・∀・)
長くお付きあい頂ければ嬉しいです(><)
魔導書ーまどうしょー
それは自我の目覚めと共に体内から呼び出し魔法を使うことを可能にする本である。
使用時には呪文詠唱が必要不可欠であり、初めて呼び出す際は白紙であるケースが多くみられる。
所有者の心の成長に伴い本に呪文が記されるといわれているが現在に至るまで確証は得られていない。何故なら人は多くの感情を抱くが、それを測定することは不可能だからである。また、どれを指して成長というのかも不明といえる。
ただ、複数の者に同じ呪文が記されていても後に変化する現象は古文書でも確認されており過程においては既にグリノワール王立魔導学院が発表している。
それによると一つの魔法を鍛えれば魔導書に記された呪文は形を変えるという。
例えば指先に火を灯す魔法『イッド』を鍛えると掌に炎を燃え盛らせる魔法『イグス』へと変わる。その際、魔導書に記された呪文は上書きされ『イッド』と唱えても発動しなくなる。
しかし、魔力操作により以前の威力並の魔法を使用することは可能であるというのは数百年前の研究で明らかにされている。
現世に一つとして同じものは存在せず人により様々な色や形をしている為、この書を「心の鏡」や「人生の書」等と呼ぶ者たちもいる。私たちにとって身近な物であり必要不可欠な魔導書。その多くは未だに解明されておらず謎のベールに包まれている。だが、逆に少なくとも解明されていることがあるのもまた事実である。
『古の時代、人は世界を創りし女神より七つの知識を賜った』
故に魔導書には七つ以上の呪文は記されない。
ただ、長い歴史を紐解いても書を完成させ生涯を終えた者は稀であり、いずれも大賢者や大魔導士として数々の伝説を残している。
持ち主の成長により如何様にも変わる魔導書。
だからこそ、私は思うのだ。
人は生まれながらにグリモアという希望の可能性を宿していると――――。
ガウディッド・ロベグール・ホグゾン著 「魔導書事典より抜粋」
お読み頂きありがとうございました(o・ω・人)




