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しるし2(詩集)

曖昧なハッサク

作者: さゆみ


憂いなんて片付けた

固い想いはYes


シャキンとして

容易く剥がれるNo


見かけたらYellow

なすすべもないほど

すべすべなの

爪を立ててSlow

プチ苦い一欠片


隣の甘夏だって良かったの

単にお手頃価格に惹かれてる

赤いネットの中から見え見えの

陽だまりFive

簡単に壊せるわ

だって隙間だらけ

だからきっとLive


別に伊予柑だってポンカンだって

遠くの国のグレープフルーツだって

憂いが欲しくなれば……

でもハッサクの果肉の一粒が

溢れ落ちたらLove

ナミダっぽいカタチに気付く





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