◯キメラ報告書
キメラ報告書
ジョン・ワーダー博士
キメラ chimera
キメラウィルスに感染した人間は、改造センターで様々なキメラがつくられる。
キメラは代謝能力が人間の12倍と極めて高く、体温も高いためオーバーヒート防止のため背中に冷却装置が取り付けてある。
その冷却装置を体に送るために体にホースが繋がれている。
まだ、解らないがそのホースを壊せば確実にキメラにダメージをあたえれるかもしれない。
しかし、これは『ハイブリッド』など二足歩行で歩いているキメラだけであり、全てのキメラにあるという訳では無い。
厄介なのはそこで、キメラにはいくつかの種類がある。
『ハイブリッド』いわく、二足歩行の者や『リーパー』の用に虫型のキメラまで存在する。
より、他の種類のキメラが何体いるかまだ解らない。
現在詳しいことまではわかってはいないが解剖の結果、キメラの頭にはAI(人工知能)が埋められていたことがわかった。
このことから、キメラは誰かの手によって造られたに違いない。
私達は『例の極秘実験』が鍵を握っていると思われる。
だが定かではない。
これからも私達はキメラについて研究していくつもりだ。
なお、この報告書はチーム・RESISTANCEの指揮官 タールズ・ワーナーに送って欲しい。
2012年 2月 28日 ジョン・ワーダー博士