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戦国塵芥武将伝  作者: 高部和尚
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斎藤義龍 親殺し 第三話

 いつか父に認められる日を目指し生きてきた義龍。しかし道三が後継者と目したのは義龍ではなかった。そして義龍を誰よりも愛した母も死んだ。母の最期の言葉を胸に義龍は動き出す。

 天文二三年(一五五四)義龍は主だった家臣を連れて道三に拝謁した。

「お久しゅうございます父上」

 これまでにはない嫌味全開のあいさつである。道三は顔をしかめていった。

「わざわざ供を連れて嫌味を言いに来たのか? 」

「まさか。私はそれほど暇ではありません」

「どうだかな」

 この時、道三は内心戸惑っていた。いつもなら道三に従順なはずの義龍がなぜか妙に反抗的である。

 義龍は居住まいを正し道三を見つめている。堂々とした雰囲気で大きい体格をさらに大きく感じさせた。さすがの道三も少し気圧されてしまう。

 道三は努めて平静を装って言った。

「それで何の用だ」

 それに対し義龍は変わらぬ様子で言う。

「父上は今日限りで隠居してもらいます」

 道三は絶句した。そんな道三に対し義龍は書状を差し出す。そこには斎藤家の大半の家臣の名があった。そして書状の内容は道三の隠居と義龍の家督継承を求めるものである。

「(ついにこの時が来たのだ)」

 義龍は深芳野の死後道三に秘密で行動を始めた。まず叔父の稲葉良通に道三に不満を持つ有力家臣のことを聞く。そして道三を隠居させるための計画をひそかに練った。

 良通もかわいい甥のためでもあるし斎藤家の現状から道三にこのまま任せるのも不安があった。

「わかった協力しよう」

 こうして道三を隠居させるための計画が始まる。もっとも道三に不満を持つ家臣は多く有力な家臣にもいた。義龍は道三に気づかれぬように彼らの協力を取り付けるだけである。結果ことは順調なほど順調に進み今に至った。

 皮肉な話だがこの頃の道三は義龍をほぼ無視している。それゆえに義龍の動きに何の興味も持たずにいた。それにまさか義龍が自分に牙をむくはずがないと油断していたのもある。結局のところ道三は義龍を侮っていたことで、それゆえに足元をすくわれたということであった。

 書状を読んだ道三は憤怒の表情で義龍を見た。しかし義龍は涼しい顔をしている。そんな義龍の様子に道三は苦々しい顔をするしかなかった。

「馬鹿者殿に乗せられおって…… 」

 ようやくそんな言葉が出る。しかし義龍の様子は変わらない。

「家臣の皆の意思です。私はそれを父上に伝えただけ」

「ふん。そんなに深芳野の葬儀で焼香もせずに帰ったことが気に食わなかったのか」

 道三は嘲笑を込めていった。これで義龍が怒ればある程度自分の面目は保てる。そういう仕様がない考えであった。

 しかし義龍は怒らなかった。それどころか冷徹にこう言い放つ。

「気にしてはおりませんよ。そもそも母上も父上とっくに見放していたようです。もっとも見放していたのは母上だけではなかったようですが」

 道三は再び絶句した。そして今度は何も言うこともできない。

 こうして道三は隠居し義龍が跡を継いだ。義龍は稲葉山城の主となり道三はふもとの館で隠居する。

「あとは父上が大人しくしてくれればいいのだが」

 義龍としてはこれ以上道三をどうにかしようという気持ちはなかった。しかし道三はまだあきらめていない。義龍も道三が何か行動を起こすのではないかと不安な気持ちでいた。


 義龍は道三を隠居させ美濃の国主となる。これで義龍はようやく道三の影響下からことができた。誰もがそう思っていた。

 しかし弘治元年(一五五五)、義龍にこんなことを知らせる者がいた。

「お久しぶりです義龍さま」

「ああ。道利殿も健勝そうで何よりだ」

 大切な話があるので二人きりがいいと言ったのは長井道利という男である。この人物は義龍や道三の縁者といわれていた。しかし道三の若い時の子だとか道三の弟だとか言われている。だが真相は分からない。

 それはそれとしてこの道利はどちらかというと義龍に肩入れしている立場にあった。義龍も幼いころから接している人物なので気安い態度をとる。

「此度の事でもいろいろと助けてもらったな」

「いえいえ。義龍様が跡を継いでくれれば私も一安心と思っていましたので」

「全くそこまで褒められると嘘にも聞こえてくるな」

「これはこれは申し訳ありません」

 そう軽い調子で言う道利。そんな道利の態度に義龍も快活に笑うのであった。そんな義龍の様子にかつてのなんとも言えない暗さはなかった。

 二人は暫く談笑していたが、不意に道利は表情を引き締めた。

「義龍様。実は気になる噂が」

「なんだ? 」

「それは…… その」

 道利は珍しく口ごもった。その様子に義龍は嫌な予感を覚える。しかし聞かないわけにはいかない。

「構わない。言ってくれ」

 義龍に促されて道利は語り始めた。

「実はこのところ道三様の屋敷に孫四郎様と喜平治様が出入りしているようでして」

「ああ聞いている」

 孫四郎と喜平治というのは義龍の弟である。二人とも道三の正室である小見の方の子であった。義龍と違って幼いころから道三に可愛がられている。そのため昔からどこか義龍を侮った態度をとっていたが、当の義龍はそんな二人を相手にしていなかった。

「(全く。帰蝶とはまるで違う)」

 帰蝶は孫四郎たちの姉であるが常に堂々としていて義龍を侮るようなことはしなかった。それだけ己に自信があるということだろう。義龍は複雑な感情を帰蝶に持っていたがそうした点は尊敬している。

 義龍の家督継承のさい二人は当然抗議した。しかし多くの家臣を味方につけている義龍は抗議を一蹴している。

 苦い顔をしながら義龍は言った。

「あの二人が父上の屋敷に通うのはおかしいことではないだろう」

 義龍は二人を放置していた。二人が大きな動きができるような器量だとは思っていない。実際道三の後ろ盾がなければ何もできない二人である。

 道利は義龍の物言いに一度はうなずいた。だが少し迷った様子を見せると意を決して話始める。

「実は道三様は義龍様を廃し孫四郎様を跡継ぎにするおつもりのようです…… 」

「なんだと! 」

「実は喜平治様より協力するようにとの使者が来まして。これは捨て置けないと」

 吐き出すように言う道利。義龍は怒りか悲しみかわからないが感情をかみ殺すように歯を食いしばっている。

 しばらくして義龍が口を開いた。

「これは…… 捨て置けん」

 重苦しい一言である。道利は無言でうなずくしかなかった。

 その後二人は暫く話し込む。やがて道利が帰ると義龍は小姓に言った。

「弘就を呼べ」

 そうして呼び出されたのは斎藤家家臣日根野弘就である。弘就は義龍に才能を見出されて古くから義龍に仕えている。弘就も義龍のためならば命はいとわないという心でいた。

「お呼びでしょうか義龍様」

「…… お前に頼みたいことがある」

 義龍は悲痛な表情で弘就にあることを頼んだ。それに対し弘就は

「お任せください」

と、一言だけいうのであった。


弘治元年末。稲葉山城に孫四郎と喜平治の二人がやってきた。理由は義龍の見舞いである。

「孫四郎兄。義龍兄が病気というのは本当か」

「本当らしいぞ喜平治。父上が様子を探らせたところ間違いないそうだ」

 兄弟二人は心なしかうれしそうである。見舞いというが兄を心配する気持ちなどかけらも持ち合わせていない様子であった。

「兄上の病が重ければ家臣たちも見放そう。そうなれば…… 」

「孫四郎兄が御屋形様か」

 そういわれて孫四郎は自慢げに鼻を鳴らす。喜平治も嬉しそうであった。二人とも義龍が病であることを信じ切り浮かれている。

 もし道三がここにいれば二人の油断を諫めたであろう。ここにいない道三は義龍が病であるとある程度信じていたがそれでも油断はしない。死なばもろともと考えることも考えられるからだ。しかし二人は油断している。これは致命的であった。

 見舞いに来た二人を出迎えたのは長井道利であった。

「遠路はるばるご苦労様です」

 道利はまず二人を次の間に通した。次の間は主君の部屋の前の部屋で、家臣などが待機する部屋である。道利はそこに刀を置く。孫四郎と喜平治は何の疑いもなく刀を置いた。

「義龍様はこの先でお待ちです」

「わかった」

 そういって孫四郎と喜平治は部屋に入る。そこには大きな体を布団に横たえた義龍がいた。

 義龍は二人が来たことを知ると体を起こした。

「よく来てくれたな二人とも」

 そういう義龍の顔色は確かに悪くやつれていた。この様子に孫四郎は確信する。

「(やはり兄上は病。どうやら私に運が向いてきたな)」

 孫四郎は小躍りしそうな気持を抑えて悲しげな表情をする。喜平治は顔を伏せているがよく見れば笑っていた。

「兄上お体の具合はいかがですか」

「見ての通りだ…… 」

 弱弱しく言う義龍。その姿に二人は確信を強めるのであった。

 義龍は二人に酒を出す。

「これが最期の酒だ」

「そんなことを言うものではありませんよ兄上」

「そうですここにいない父上も悲しまれます」

「そうだな…… 父上は悲しもう。いや、怒るかもしれんな」

 孫四郎も喜平治も義龍の言葉の意味を考えなかった。もっともここで理解できてもどうしようもない。

 二人は酒を飲み終えると帰ることにした。

「ではお大事に」

「ああ」

 その言葉も弱弱しい。しかし言葉を吐く義龍の眼はどこまでも冷たいものである。むろん二人は気付かない。

 二人は刀を置いてある次の間に入った。するとそこには姿勢よく座る男が一人いる。日根野弘就だ。

 二人とも目の前の男の存在を不思議に思った。だが次の瞬間には弘就の刀が孫四郎の喉をかき切る。孫四郎は何が何だかわからないうちに崩れ落ちた。そして弘就はすぐに喜平治に刀を突きいれる。

「な」

 喜平治は何か言おうとするが弘就からもう一太刀くらい崩れ落ちた。弘就は念入りに二人にもう一太刀ずつ入れる。そして死んだことを確認すると義龍に一礼した。

 布団から出てきた義龍は弘就に言った。

「苦労を掛けたな」

「いえ。これも義龍様のため」

 そういって弘就は去っていく。代わりに道利が現れた。道利は引き連れてきた配下の者に孫四郎と喜平治の死体を片付けさせる。

「終わりましたな」

「いや、まだだ」

「確かに」

 二人が気にしているのは稲葉山城下にいる道三のことである。

「兵を出しますか」

「いや、事の顛末を記した手紙を送ってくれ」

「…… いいのですか」

「あとは父上しだいだ」

 道利はすぐに事の次第を記した手紙を書きあげた。そして家臣に持たせて道三の屋敷に送る。手紙を呼んだ道三は何も言わなかった。何も言わず手紙を破り捨ててたたきつける。そして稲葉山城の方を鬼の形相でにらみつけるのであった。

 後日、道三が城下から出たという報告が届いた。

「それで父上はどこに」

「大桑城に入ったそうです」

「そうか…… 」

 義龍は瞑目した。これから何が起こるのかそれを予期しているようである。


 大桑城に道三が入ったあとで義龍はすぐには動かなかった。というか雪が強く降ったので動けなかったというわけである。

 年が明け雪も解け始めた弘治二年(一五五六)ついに両者は動き出す。

 義龍は自ら兵を率いて出陣した。その兵力はおよそ一万七千。この中には義龍の叔父の良通もいた。

「こうなってしまったか」

 良通はあきらめの混じった声色で言った。一方の義龍はもはや覚悟を決めているようである。

「もはやどうしようもありません。これほどの兵が集まったのです。私は美濃の国主として期待にこたえなければ」

「そうだな。全く因果なものだ」

 これだけの兵力が集まったというのは斎藤家の家臣たちのほとんどは義龍を支持したということである。一方の道三方の兵は義龍の聞き及ぶところ三千にも満たないという。道三の正室の実家である明智氏が味方した程度であるという。これは義龍の人望というよりも、道三が力づくで美濃の国主の座を奪ったことへの反感の強さが理由であった。

 ともかく戦いの準備は整った。義龍は兵を率いて大桑城の方へ向かう。途中二つの報告が入った。

「尾張から援軍が? 」

「はい。織田信長殿自ら向かっているそうです」

「そうか…… 」

 それを聞いて義龍はなんとも言えない気持ちになる。

「(帰蝶の願いか、それとも信長殿自身の意思か。わからないが。なんにせよ父上は慕われているらしい)」

 義龍は改めて父に思いをはせる。自分にとってはあまりいい父ではなかった。しかし剛毅で行動力のある姿は人をひきつけるものがあったのかもしれない。事実義龍自身も昔はあこがれていたのだから。

 しかし今は勝つことだけを考えなければならない。

「援軍がどれほどかわからんが長引いてはまずい。急ぐぞ」

 義龍に率いられて軍勢は進んでいく。まず目指すは長良川である。

そして二つ目の報告が義龍のもとに入った。

「父上の軍勢が城を出た? 」

 その報告に耳を疑った。兵力で負けているのならば籠城するのが基本である。しかも援軍も来ていた。

「(父上は信長殿が援軍に来たことを知らんのか? しかしそれでも打って出るということは…… )」

 義龍は道三が何を考えたかわかるような気がした。圧倒的に兵力で負けているの打って出る。それはつまり

「最後は戦って死ぬ」

ということだ。

 道三出陣の報告を聞いたところでやることは変わらない。やがて義龍の軍勢が長良川の南岸に到着した。北側には道三の軍勢の姿が見える。

 義龍は軍勢の中の道三の姿を見た。いや正確にはそれらしい影が見えたということだけである。義龍がみた道三からは悲壮感が漂っているようにも見える。そんな空気を感じながら義龍は叫んだ。

「全軍。突撃! 」

 義龍の号令とともに兵は駆け出した。それに対し道三方は身構える。ここに父子相克の長良川の戦いが始まった。


 ついに激突した斎藤親子。しかしこの兵力差では勝敗は明らかである。ゆえに兵力で勝る義龍方に多少の油断があった。しかし対する道三方は後がない人々である。ゆえに死に物狂いで戦った。

 戦いの序盤は道三方が優勢であった。

「こちらが押されていますな」

 稲葉良通は冷静に言う。一方長井道利は苦々しい顔をしていた。

「兵はこちらが勝っているというのに」

 義龍は二人の話を聞きながら冷静に戦況を見ている。確かに押されていた。だがこれは予想通りである。

「こちらは数で勝っている。数で押しつぶすのだ」

 この義龍の発言に道利は顔をしかめた。

「しかし敵の抵抗は激しい。このまま力押しでは」

「いや、これでいい。抵抗の激しさにうろたえて隙を見せれば敵に利する。こちらは冷静に事を進めればいい」

 義龍はあくまで冷淡に言った。その様子に道利もうなずくほかはない。良通は満足そうにうなずいている。

 結局義龍の指示通り義龍方は数に任せた攻めを行った。これには道三方も疲れていき次々と打ち取られていく。

 そして戦いは決着した。はじめこそ苦戦したものの戦いは義龍方の圧勝である。もっともこの兵力では当然の結果といえた。道三は討たれてその首を義龍の前に差し出される。

 首だけになった道三。義龍はぽつりとつぶやいた。

「たどり着いたのがこの有様ですか? 父上」

 その憐れみのつぶやきを聞いたものは誰もいない。

 

 道三を打ち取っても戦いは終わらない。まだ援軍に来た信長が残っている。義龍は兵の一部を道三に味方した勢力への攻撃に回し自らは信長軍の迎撃に向かった。

「父上が認めた信長殿。いかほどの人物か」

 義龍としては気になるのはそこであった。

 こうして始まった見えた義龍と信長の直接対決。両軍は一進一退の攻防を見せた。しかし信長は道三が討たれたことを知るとすぐに撤退を始める。

「いい判断だ。しかし逃さぬ」

 義龍は撤退を始める信長軍を追撃する。しかし信長軍が川を渡ったのちに鉄砲を撃ちかけてきたのでそれ以上は追えなかった。

「なるほど…… 父上が認めるはずだ」

 苦々しく言う義龍。それは父の眼が間違いではなかった証を目の当たりにしたことと、これからも争う相手が強敵であることを自覚したからであった。

 その後義龍は合戦の事後処理に入った。そこで義龍は生け捕りにした道三の側近に話を聞く。

「戦いの前に父上は何か言っていたか」

 それに対し側近はこう答えた。

「信長殿に手紙をしたためておりました」

「手紙? 」

「なんでも美濃を信長殿に譲る旨を書いたと」

 それを聞いて義龍の表情がこわばった。側近も失言をしてしまったと顔を青くする。

 義龍はため息をつくといった。

「もうよい。そなたは解き放つ。私に下るか信長殿のもとに行くか好きにするがいい」

 そういって義龍はその場を去ろうとした。すると側近が言った。

「実は合戦の直前に殿がこう申しておりました」

「なんだ? 」

「『義龍を無能と思ったのが儂の不明だ。奴は儂を越えた』、と」

 義龍は背を向けたまま固まった。そして誰にも聞こえない声でつぶやく。

「遅すぎますよ父上…… 」

 この後義龍は美濃内部の道三に味方した勢力を討伐し、美濃を平定する。


 斎藤義龍の人生におけるハイライト、長良川の戦いでした。本文中にもあるように義龍軍と道三軍とですさまじい兵力差がありました。これは道三が家中の支持を失っていたからだといわれています。有力な戦国大名は隠居してからも影響力を持つものですが道三にはそういうものがありませんでした。国盗りを成し遂げた男の因果応報ともいえる悲しい最期といえるでしょう。

 道三は死ぬ前に義龍を認める発言もしています。一方で信長には美濃を譲ると遺言を残しました。結局のところ義龍は自分に勝っても信長に勝てないと思ったのかもしれません。結局道三は義龍を認めないまま死んでいきました。こちらも悲しい話ですね。

 さて次はいよいよ斎藤義龍の最期までの話です。父を討った義龍に待受けるものは何か。お楽しみに。

 最後に誤字脱字等がありましたらご連絡を。では

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