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戦国塵芥武将伝  作者: 高部和尚
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清水宗治 歴史の転換点になった男~その男がそこに至るまで~ 後編

 色々あったが宗治は高松城主となった。そして毛利家に仕えるようになる。そんな宗治に命を懸ける運命が待ち受けていた。

 

 高松城主になった宗治は毛利家に従い各地で奮戦した。その戦いぶりは毛利家の諸将にも認められることとなり、強い信頼を得ていく。

 特に毛利家の山陽地方を担当する小早川隆景から信頼された。

「備中を手に入れたことで、何よりも大きいのは宗治を得たことだ」

 ある時に隆景はそう言ったという。それを知った宗治も感激し

「毛利家、そして隆景様を助けるためなら命もいとわん」

と、言うほどであった。

 こうして宗治が毛利家に従うようになってから四年がたった。毛利家は着々と勢力を広げている。そんな折に宗治に会いたいという人物が現れた。

「いったい何者だ? 」

「それが月清と名乗る僧でして。なんでも各地を遍歴してきたのでその話をしたいと」

「そうか。ならば通せ」

 この頃各地を遍歴する僧侶や文化人は戦国武将たちにとっての重要な情報源であった。宗治もこの月清と名乗る僧侶からそうした話を聞きたいと思ったのである。しかしいざ会ってみると宗治は絶句した。

「あ、兄上…… 」

「久しぶりだな才太郎。いや、今は宗治殿か」

 なんとこの月清入道は十数年前に旅に出て以来再会する実の兄、宗知であった。

宗治を含めた清水家の皆は、音信の取れない宗知を死んだものとばかり思っていた。それがいきなり現れたのだから驚くほかはない。しかも武芸の修業に出たはずなのに僧侶になっている。

しばし呆然とする宗治。しかし昔と変わらない快活な笑いを見せる宗知改め月清をみて、気を取り直して質問する。

「しかし何故僧侶に…… 」

「ん、ああこの頭か。何。旅では武士のなりよりこちらの方が楽だからさ」

「なるほど…… そうでしたか」

「そう言う事だ。それよりも宗治」

 月清は真剣な表情になった。宗治も真剣な表情になる。

「俺の聞いたところによると、どうも宇喜多は織田に寝返るつもりらしい」

「なんと…… それは真ですか」

「あくまで噂だが信憑性は高い。あの宇喜多直家は油断のならない男だからな」

「そうですか。それを伝えに」

「ああそうだ。それともう一つある」

「なんですか? 」

 宗治が尋ねると月清は照れくさそうに言った。

「俺もいい年だ。いい加減少しは家の役に立とうと思ってな」

「それは…… ありがとうございます」

「そんな改まるなよ。ますます照れる」

 ますます照れくさそうにする兄の姿に宗治は思わず吹き出すのであった。


 兄月清の帰還を喜ぶ宗治と清水家。しかしすぐ後に悪い知らせが届いた。

「宇喜多直家め…… やはり寝返ったか」

 それは備前の宇喜多直家が毛利家を離反である。月清の聞いた噂通りであった。

 予測していたので動じないものの宗治は怒りを覚える。

「毛利様が宇喜多と結んだから三村家は毛利様に背いた。だがこれでは…… 」

 宗治自身も三村家を裏切った身である。そこについて責められるのは覚悟していた。また戦国の世なのだから生き残るためには鞍替えも仕方なかろう。しかしそこの間のやり取りで翻弄された人々は三村元親を始め多い。彼らは何のために死んだのか。そこに怒りを覚える宗治であった。

 宇喜多家は離反と同時に毛利家の領国に侵攻してきた。だが毛利家は宇喜多家の離反が予想外だったのか対応が出遅れてしまう。

 宗治も動きようが無かったし高松城は備前、備中の国境に近い。迂闊に動けば攻撃にさらされる。万が一高松城が落ちれば備中に敵がなだれ込みかねない。

「今は耐え時か」

「そうだな。それがいい。今は打って出る準備をすべきだ」

 月清は宗治の決断に同意する。

「俺の知り合いのつてを頼って情報を集めよう」

「頼めますか。兄上」

「任せとけ。そのために戻ってきたのだ」

 しばらくして毛利家も反撃の準備を整えた。宗治も月清たちに留守を任せ出陣する。そしていざ宇喜多家に反撃をしようとしたが、宇喜多家の侵攻は思った以上に早かった。特に美作のあたりはほぼ全域が宇喜多家に制圧されている。

「これはさすがというべきか。恐ろしい男だ」

 宇喜多直家の迅速な行動に宗治は舌を巻いた。明善寺合戦で味わった戦上手ぶりは変わらないらしい。

 毛利家は攻勢を仕掛けるが一進一退の攻防が続き戦況は好転しなかった。

 宗治は一度城に戻ると事の次第を月清に話した。

「宇喜多の動きは驚くほど速い。かなり思い切った動きです」

「おそらく後顧の憂いがないからだろうな。よほど織田殿の後ろ盾が心強いらしい」

「織田殿ですか…… 」

 現在毛利家と織田家は交戦状態に入っている。といっても基本織田家に敵対する勢力への支援が主で直接対決はほとんどない。しいて言えば毛利家と同盟を結んでいる本願寺への兵糧の輸送の済に海上で戦闘があったぐらいである。この海戦で毛利家は一度勝ったが二度目は大敗している。

 さらにまずいことに宇喜多家の離反で織田家に敵対する勢力への支援も満足にできない状態であった。このままでは各個撃破されるのは目に見えている。

「もし織田殿が周辺を完全に制圧すれば…… 」

「いよいよこちらに向かって来るな」

「そうでしょうね」

 宇喜多家が織田家に下った現状では織田家の軍勢は備前を通り抜けられる。そうなればまず戦場になるのは備中だ。

「この高松城に毛利家の未来がかかるという事ですね」

「おそらくそうだろうな。しかし厳しい戦いになるぞ」

「覚悟の上です。我らを受け入れくれた毛利家のためにも命を賭けて見せましょう」

 宗治は覚悟を決めている。命を賭けてこの城を守り抜くことを。それが自分を受け入れた毛利家と城を託した義父への恩返しであると考えていた。


 天正十年(一五八二)三月。織田家は二万の大軍を率いて出陣した。目標は山陽地方の最前線、備中である。軍勢を率いるのは織田家の出世頭羽柴秀吉。

 秀吉の勇名は宗治も聞き及んでいた。毛利家に所属する勢力との戦で何度も活躍してきたらしい

「何でも相当の知恵者だそうですね」

「ああ。それに家臣にも有能なものが多いそうだ。これはてこずるぞ」

「それでも我らは毛利のためにやらなければいけません」

「当然だ。俺らの意地を見せてやろうじゃないか」

 強敵を前に決意を新たにする宗治と月清であった。

 宗治は秀吉率いる軍勢への対応に備えて高松城の防備御整える。また毛利家もいくつかの城を修築したり兵を配備したりして防衛ラインを整えた。

そんな時に宗治の下に書状が届く。書状を持ってきたのは秀吉の使いであった。書状には毛利家を裏切るのならば備中を与えるという内容のものである。要するに裏切りの誘いであった。

「今更こんなもので揺らぐ私ではない」

 宗治は書状を毛利家に送った。自分に二心が無いことを伝えるためである。これに喜んだのは隆景であった。

「さすが宗治だ。しかし今回は厳しくなろう」

 そう考えた隆景は宗治に援軍を送った。数はそれほど多くはないがありがたい話である。

「ありがとうございます。隆景様」

 宗治は隆景に深く感謝すると同時にこんな考えが浮かんできた。そしてそれを月清に言う。

「もし私の命で毛利家が救われるならば喜んで差し出しましょう」

 そんなことを真剣に言う宗治に月清が笑った。

「城を枕に討ち死にならばわかる。しかし俺たちの命でそんなに大それたことはできないだろう」

「それはそうなのですが…… なぜかそんな気がしたのです」

 自分でもなぜそんなことを言ったのか。それが分からない宗治だった。しかしこの宗治の決意は現実となるのである。

 そして天正十年四月。秀吉の大軍勢がついに襲来した。


 襲来した秀吉の軍勢は三万となっていた。これは途中で宇喜多家の軍勢と合流したからである。なお宇喜多直家は前年に亡くなっていた。

 秀吉はまず高松城の周囲の城を落としにかかる。この圧倒的な軍勢の前に落城する城もあれば寝返る城もあった。宗治は寝返る者たちを責めない。

「あれほどの大軍。下るのも無理はない」

 あくまで自分の家の存続を目指し強いものに下る。それも一つの生き方である。

 宗治の高松城は本格的な攻撃は受けないものの、牽制され味方の救援にも行けない状況であった。

「今は動かず力を蓄えましょう」

「そうだな。俺たちは敵を釘付けにして隆景様たちの援軍をまとう」

 古今東西籠城戦は援軍を頼みにするものである。実際に宗治の下に隆景から当主の輝元率いる本隊を派遣するとの連絡が来ていた。

「だが黙って城に籠るのも芸がないな。宗治」

「同感です。兄上」

 やがて秀吉は毛利家の防衛ラインを斬り崩した。そして満を持して高松城の包囲に移る。しかし秀吉は高松城を改めてみて感心した。

「これはいい城だ。落とすのには相当苦労するぞ」

 高松城は堅城として知られている。それは城の周りを沼が囲むというあまり例を見ない環境にあるからだ。

「ここはひとつ誘い出してみるか」

 秀吉は高松城に力攻めをかける。が、これは陽動で途中に軍勢を後退させるつもりであった。要するに城から敵を引きずり出すつもりである。

「さて清水宗治。どう出るか」

 作戦通り秀吉の軍勢は高松城を攻撃した。城への道は一本しかない。そこに兵士が殺到する。秀吉の作戦ではある程度攻撃して退くつもりだった。ところが

「行け! 攻めかかれ! 」

何と殺到する軍勢の横腹に月清率いる一隊が凄まじい速さで攻撃してきた。いきなり攻撃された秀吉の軍勢は動揺する。実は夜のうちに密かに伏兵を置いておいていたのだ。

「我らも出るぞ! 」

 さらに城内から宗治の本隊が出陣した。この攻撃に陽動ではなく本気で秀吉の軍勢は後退していく。月清の部隊は追撃せず城に帰った。

 翌日。秀吉は再び力攻めをかけた。今度は陽動抜きの本気の攻めである。しかし宗治たちは地形を利用しこの攻撃を退けた。

 この一部始終を見ていた秀吉は唸った。

「やれやれ相当な男だな清水宗治。それにこの堅城。どうするかのう」

 悩む秀吉。そんな秀吉に一人の男が近づく。秀吉の軍師、黒田官兵衛である

「おお。官兵衛か」

「殿。拙者に一つ案があります」

「ほう。なんだ」

 官兵衛は秀吉に耳打ちした。すると秀吉はにやりと笑う。

「ええぞ官兵衛。それで行くか」

「かしこまりました。ならば拙者は準備をはじめます」

 そう言って官兵衛はその場を去った。秀吉は高松城を眺めながらこうつぶやく。

「今度は儂らの手際を見せてやろう」

 秀吉は高松城とその周りの沼を楽しそうに眺めるのであった。


 翌日の昼頃。宗治は櫓から城の周囲を見渡していた。そこで気づく。

「何やら騒がしいな」

 城の周りでは秀吉の配下と思しき人物が農民を集めていた。

「いったいなんだ? 」

 疑問に思った宗治は月清に尋ねてみる。

「おそらく砦か城か。ともかく拠点を作ろうというんじゃないか? 長期戦に持ち込んでこちらの音を上げさせようという魂胆だろう」

「それはそうかもしれませんが…… なぜか嫌な予感が」

「心配しすぎだろう。ともかく我らは隆景様や輝元様が本隊を連れてくるまで持ちこたえるだけだ」

 月清はそう言うが宗治の疑念は消えなかった。やがて工事が始まり城の周りに土壁が盛られていく。

「なんだあれは」

「城を土で囲んでどうするつもりだ」

 宗治たちは疑問に思うが高松城は厳戒態勢の秀吉軍に見張られている。迂闊に出れば損害が出るのは目に見えた。

 そうしているうちに雨も降り始めた。この頃は梅雨である。降水量も多い。そんな天気でも工事は続いているようだった。宗治の胸の不安はどんどん高まる。

「いったい何が起きるのだ」

 宗治が秀吉の策に気付けたのは実際に異変が起きた時だった。

「何という事だ…… 」

 なんと秀吉は近くを流れる足守川の流れをせき止めて高松城の周りに流し込んだのである。高松城の周囲に築いていたのは堤防であった。さらに梅雨の雨の影響もあり沼に囲まれた高松城は水没してしまったのである。

「何という事を…… 」

「ああ。信じられん」

 宗治も月清もこれには驚嘆するしかなかった。実際今まで見たことも無い奇策である。そして周囲を水に囲まれるという絶望感は計り知れなかった。

 水は城内にも入ってきており場所によっては小舟で移動しなければならないありさまである。しかもこれでは完全に補給路は断たれた。

「宗治。兵たちの士気は下がるばかりだ」

 月清は肩を落として言った。宗治も対策は浮かばない。

 この時毛利家からの援軍は到着していた。しかし水没してしまった高松城を救援する手はない。そのまま十日近くたってしまっている。もはや城兵たちは限界だった。

「兄上。これではどうしようもない。どうにか城の者だけでも救う方法はないでしょうか」

「無茶を言うな。城のものを外に出すだけでも難しいのだぞ」

「それはそうなのですが…… これでは死を待つばかりです」

 宗治と月清は八方ふさがりの状況に追い込まれていた。そんな時、何と毛利家の使者がやってきた。

「よくぞ参られた」

 高松城の周りは水と秀吉の軍勢に囲まれている。ここに来るだけでも大変なはずだ。宗治は出来るだけ使者をねぎらう。もっとも兵糧も尽きかけている状況では大したこともできない。

 使者はそんな宗治の心意気に一言礼を言うと本題を話し始めた。

「ここに至り殿は織田家と和議を結ぶおつもりです。これには隆景様やほかの方々も御同意されています」

「そうですか…… 仕方ありません」

 実際問題この状況では打つ手はない。また使者は織田家にも援軍が到来するという情報も話した。

 そして使者はこう言った。

「今の我らに宗治殿をお助けする力はありません。ですが宗治殿ほどの人物を失うのは非常に惜しい。この上は織田の方々に下り生き延びてくれと隆景様より仰せつかりました」

 使者は涙を流しながら平伏した。その様子からは無念の二字が浮かび上がっている。

 宗治は暫く黙っていたが使者の肩に手を置いて言った。

「隆景様や毛利家の方々のお気遣い本当に有難く思います。しかし私はこの義父から受け取った城と共に死ぬつもりにございます。申し訳ありませぬがその旨をお伝えください」

 そう言って宗治は使者を返した。そして月清を呼びこのことを話す。

「本当に城を枕に死ぬことになるとはな」

「兄上が死ぬことはありません。私の命と城と引き換えなら織田方も納得しましょう」

「馬鹿を言うな。お前ひとりを死なせはせんよ。俺も死ぬつもりだ」

「兄上…… それは」

「俺たちの子供は毛利家に預けてある。粗略には扱わないさ」

「…… 分かりました。ならば供をお願いします」

「ああ。こうなったら天下に俺らの死にざまを見せつけてやろうぜ」

 宗治と月清は笑いあった。子供の時と変わらない快活で無邪気な笑顔であった。


 翌日、再び毛利家から使者が来た。今度は毛利家の外交を担当する安国寺恵瓊自らである。恵瓊が来たことで宗治はあることを悟った。

「講和の条件に私の切腹でも入っていましたかな」

 宗治の物言いに恵瓊はため息をつく。

「お分かりになられていたか」

「いえ。ですが恵瓊殿自ら来られたのならばそうであろうかと」

「いかにもその通りです。それともう一つ」

 恵瓊はそこで言葉を区切った。だが宗治にはもう一つの理由というのが分からない。それを察したのか恵瓊はこう言った。

「理由は分かりませぬが織田方は講和を急いでおります。もし今講和を結べたら毛利に利することは間違いありません」

 今すぐ講和を結びたい。恵瓊はそう考えている。だがそれには宗治の命が必要だった。もっとも宗治はすでに覚悟を決めている。宗治は手紙を恵瓊に差し出した。

「これは? 」

「拙者や兄上たちの命と引き換えに城兵の命を助けてほしいと書いてあります。これを織田方に」

 ここで恵瓊は宗治の覚悟を理解した。

「承知した。あとは拙僧にお任せを」

「頼みます」

「宗治殿。貴殿の命が毛利を救います」

 そう言って恵瓊は去っていった。

 少しあと、毛利家と織田家の間で講和が成立した。そして宗治たちの下に秀吉の下から酒と肴が届く。

「これで最後の宴でもしろという事か」

 月清は呆れているようだった。しかし宗治に気にした様子はない。

「いいではありませんか。最後に酒を飲めるのだから」

 こうした宗治の物言いに城兵たちは涙していた。それを見て月清は言う。

「くよくよするな。こうなったら盛り上がるぞ! 」

「「ははっ! 」」

 こうして最後の宴が行われた。そして翌朝、宗治と月清。他二名の姿がある。四人の姿は小舟の上にあった。

「兄上。先に行ってまいります」

「ああ。すぐに行く」

 宗治は辞世の句をしたためた。

『浮世をば 今こそ渡れ 武士の 

     名を高松の 苔に残して』

 そして腹を切った。それに続いて月清らも切腹する。毛利家の皆も秀吉の配下たちも感嘆する潔い姿であった。

 こうして高松城をめぐる戦いは終わった。この後羽柴秀吉は急いで畿内に戻り、主君の仇を討つ。これにより秀吉は天下人への道を歩き始めた。

 毛利家は織田家との全面対決を避ける形になり、明治維新まで大名として残った。また幕末から明治維新にかけて多くの有能な人材を輩出している。

 宗治の命は毛利家だけでなく天下の運命をも決めた。もっとも宗治の思いもよらぬことではあるが。



 話の中では説明不足になってしまいましたが秀吉と毛利家の講話の際、信長は本能寺で死んでいました。秀吉は講話整え後方の憂いを断って信長の敵討ちに舞い戻りました。そしてその後天下を取ります。秀吉が去った後で毛利家は信長が死んだことを知りましたが秀吉を追撃しませんでした。これにより毛利家は秀吉に恩を売り秀吉の天下で強大な立場を確保しました。高松城をめぐる講話は後の両者にいい影響を与えました。結果論ですが宗治の命はかかわった両者の飛躍を大いに助けたといえるでしょう。宗治は自分の部下のためと考えていたのでしょうがなんとも不思議な成り行きですね。

 さて話は変わります。今年もお盆休みということで一周休ませていただきます。その点よろしくお願いします。

 最後に誤字脱字等がありましたらご連絡を。では

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