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戦国塵芥武将伝  作者: 高部和尚
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十河一存 鬼十河 第一話

 讃岐の武将十河一存の話。

 四国の武家、三好家に生まれた一存には名将と言われた父と三人の兄がいた。この物語は兄を支え続けたある猛将の物語。

 世の中は乱れに乱れている。クーデターを起こした細川政元が養子の澄之に殺され、その澄之は同じく政元の養子の高国に殺された。そして高国と同じく養子の澄元が細川家の家督をめぐって争う有様である。

 さて澄元を助けた武将に三好之長と言う男がいる。三好氏は阿波(現徳島県)の豪族で南北朝の内乱期に細川氏に仕えるようになった。

 細川家は政元の死で分裂した。この時、家臣たちもそれぞれ澄元派と高国派に分かれる。前にも記した通り之長は澄元に付いた。そして筆頭家臣として戦い続けたが高国派の軍勢に敗れて子息たちと共に処刑されてしまう。

 そこまで語ってその男は大きく息をつく。

「だが運よく私は生き残った」

 そう語ったのは之長の孫の元長である。阿波の居城で元長は政元の死から自分の現状に至るまでの話を自分の子供たちに聞かせていた。子供たちは食い入るように父の話を聞いている。上から長男の千熊丸、次男の千満丸、三男の千々世の三人。そしてそれに加えて四男の又四郎。もっとも上の三人はともかく又四郎はまだ乳飲み子であった。千々世に抱きかかえられて話を聞いている体である。

 元長は話をいったん区切った。どうもこれまでの苦労をかみしめている様子であった。黙ってしまった父親に千熊丸が話をねだる。

「それで父上はどうしたのですか」

「うむ。私は澄元様の遺児、六郎さまを託された。そして澄元様とお爺様の無念を晴らすべく機を窺っていたのだ。やがて高国殿に隙が生まれた。私と六郎さまはその機を逃さず高国殿を滅ぼして仇を討ったのだ」

「さすがです父上」

 そう言ったのは千満丸であった。他の子どもたちも嬉しそうである。しかし元長は悲しげな顔になった。

 それに驚いた千々世が尋ねる。

「どうしたのですか父上」

「いや…… なんでもない。それより千々世。又四郎の顔を見せてくれ」

「は、はい」

 千々世は又四郎を元長に渡した。元長は幼いわが子の顔をやさしい表情で眺める。

「よき顔立ちだ。きっと立派に育つ」

 そして元長は息子たち一人一人の顔をしっかり見た。そして

「立派な侍になるのだぞ」

と言った。急にこんなことを言われて息子たちは戸惑う。しかし三人一緒に返事をした。

「「は、はい! 」」

 息子たちは驚きながらも元気良く応える。元長は満足そうに息子たちの顔を眺めた。又四郎は笑っている。

 この後に元長は堺にて戦死した。同じ三好一族の政長が細川六郎こと晴元に讒言したのがきっかけである。共にいた千熊丸は母と共に元長に逃がされた。

 阿波に戻った千熊丸は涙も枯れはてた弟たちに言う。

「私は必ず父上の仇を討つ。お前たちも力を貸してくれ」

 千満丸は涙をこらえていった。

「もちろんです。兄上」

 千々世は涙をぬぐって答えた。

「私に出来ることがあるのなら」

 二人の弟の答えを受け千熊丸は大きくうなずいた。そして母に抱かれる又四郎の頭をなでる。

「お前も大きくなったら私に力を貸してくれ」

 そう言われても又四郎はまだ幼い。キョトンとした顔で兄を見つめていた。


 その後、元長の遺児たちは一族に養育され成長していった。三好一族としては政長より元長を支持している。これは政長が近畿の勢力と連携を始めたことへの反発という側面もあった。

 こうして三好一族に支えられた元長の子供たち、とくに千熊丸は細川家の中でも大きな存在感を発揮していく。特に元長の死の翌年には対立していた細川家と本願寺の和睦を仲介している。勿論幼い千熊丸が和睦を取り持ったとよりはそれを支える三好一族のおかげである。しかしこの時点で千熊丸は元長の後継者の立場を確立していた。

 さて三好一族は本拠地である四国やその近辺の勢力との協調路線を取ろうとしていた。その中で千々世が淡路の水軍を率いる安宅家に養子に入ることになる。

 千々世は穏やかで心優しい少年である。兄を慕い、弟を可愛がった。

 別れの日に千々世は泣きながら言った。

「立派に安宅の家を継ぎ、兄上の役に立って見せます」

「そうか。楽しみにしているぞ」

 千熊丸はそう言って大きくうなずいた。千満丸は何も言わなかったが同じく頼もしげな視線を千々世に送っている。

 一方の又四郎はよくわかっていないようだった。無理もない。歩けるようになったばかりの子供である。

「兄上は何処に行くの? 」

 又四郎は千満丸に尋ねた。千満丸は又四郎の頭をなでる。

「海の向こうにある島だ」

「どうしていくの? 」

「三好の家のためだ」

 千満丸はそう言ったがやはり又四郎はわかっていないようだった。首をかしげて千々世を見ている。すると千々世は涙をぬぐうと又四郎に近づいた。

「又四郎。身体をいたわるのですよ」

 そう言って又四郎を抱きしめる。又四郎は嬉しそうに笑った。しかし千々世はすぐに体を離した。

 そして改めて言う。

「それでは行ってまいります」

「ああ、元気でな」

「期待しているぞ」

「はい兄上たちも。それと又四郎も元気で」

「はい。兄上」

 そう言って千々世は旅立っていった。

 それから数年経って三好兄弟は立派に成長していった。又四郎もすくすくと成長する。どれくらいかと言うとすでに兄たちの身長を超えるほどであった。性格の方は勇猛であるがいささか粗野な感じである。

 そんなある日又四郎は千熊丸、改め範長に呼び出された。

「いったい兄貴は何の話をするつもりなのだ」

 そうつぶやきながら又四郎は兄のもとに向かった。


 呼び出された又四郎は範長の部屋に向かう。

「入るぞ。兄貴」

 そう言って中に入るとそこには範長のほかにもう一人いた。

「なんだ満兄貴もいたのか」

 そこにいたのは千満丸改め三好義賢であった。

 義賢は又四郎に言った。

「もうその呼び方はやめないか」

「しかしそれじゃあ区別がつかん。何せ兄貴が三人いるんだから」

「そうれはそうだ。しかしその呼び方では体面が悪い」

「いや、そんなこと言ってもよう」

 冷静に言う義賢に又四郎はたじたじであった。それを範長は面白そうに眺めている。

「お前たちは仲がいいな」

「そんなことねえよ。この頃満兄貴は口うるさくてしょうがない」

「ならばお前が態度を改めればいいだけだ」

「まあ、確かにそうだな」

 範長が義賢に味方したことで又四郎は黙った。が、すぐに思い出して口にする。

「そう言えば兄貴」

「どっちだ? 」

「千兄貴の方。ホラやっぱり紛らわしい」

 義賢の指摘に又四郎はそうぼやいた。思わず範長は吹き出してしまう。

「笑ってる場合じゃないぜ。千兄貴」

「ああ、すまない。お前が聞こうとしているのは呼び出した理由だな」

「ああ。千兄貴も海の向こうでいろいろ忙しんだろ。満兄貴だって殿さまの世話で大変みたいだしな」

 この頃範長は畿内で晴元の側近として働いていた。先だって起きた木沢長政の裏切りでも苦戦したという。それでも活躍したが。

 一方の義賢は晴元の従弟で阿波を支配する細川持隆に仕えている。こちらもいろいろと忙しいようだった。

 このように兄二人が忙しいのは又四郎も知っている。それだけにわざわざ二人がそろっているのが気になった。

「何か重要な話か」

 又四郎は不安げに言った。それに対し範長はゆっくりとうなずく。

「その通りだ。お前にあることを頼みたい」

「あること? 」

「そうだ。お前に養子に出てもらいたいんだ」

 範長はそう言った。それを聞いた又四郎は驚いて固まる。そして義賢は又四郎の心情を気にせず話し始めた。

「お前が養子に入るのは讃岐(現香川県)十河氏だ。十河氏は讃岐の有力な家で、この家を味方に出来れば三好家に大いに利する」

 義賢は顔色一つ変えず言った。さっきまでの弟とじゃれあっていた時とはまるで違う。この切り替えの早さと怜悧さが義賢の武器でもあった。

 範長は義賢の説明が終わると話し始めた。

「この話は十河殿が持ち込んできたものでもある。彼らも我々と縁をつなぐことに意味を見出しているのだろう」

 そこまで言って範長は又四郎の手を取った。

「お前も三好の男。どうか了承していほしい」

 そう言って範長は頭を下げた。こうした誠実な面は範長の長所であり皆から慕われている部分である。

 又四郎は頭を下げた兄に驚いていたがすぐに笑みを浮かべた。

「俺が断ると思っているのか? 」

「誰でも礼は必要と言う事だ」

「千兄貴は真面目だな」

 そう言って又四郎は目を閉じた。その脳裏には上の兄、千々世が養子に出された日のことが思い返されている。

 又四郎は目を開けて自分の胸をたたいた。

「任せろ兄貴たち。その役目は必ず果たす」

 堂々と又四郎は言った。又四郎はまだ十代前半の子供である。しかし体格もあってか様になっていた。

 範長と義賢はそんな又四郎にあたたかな眼差しを送る。そして範長は言った。

「では頼むぞ又四郎」

「任せろ兄貴」

 こうして三好家の四男、三好又四郎は十河家に養子に入ることになった。


 又四郎は阿波の勝瑞城から旅立ち讃岐の十河城に向かう。その道中で気になるのは一つ。

「しかし新しい親父殿はどんな男なのか」

 これである。

 一存は実の父親の元長のことをよく覚えていない。元長の戦死後は兄や一族の者たちに育てられた。それだけに父親がどういうものかということを知らないでいる。

「やはり勇猛な男がいい。それに戦上手でなければだめだ」

 そんなことを考えながら又四郎は十河城に向かった。

 やがて十河城に到着した又四郎は初めて父となる男に対面する。

「よく来た。儂が十河存春じゃ」

 そう言って又四郎を迎え入れたのは十河家の当主十河存春であった。

「(この男がだと? )」

 初めて存春を見た又四郎は少なからず失望していた。

 存春は背が高くなく小太りである。そして風采の上がらない風貌をしていた。そして温和な表情を浮かべている。正直、勇猛さとはかけ離れた容姿をしていた。

「(この男を父と呼ぶのか…… 兄貴には悪いが不満だな)」

 そんな失礼なことを又四郎は考えている。するとにこにことしていた存春が口を開いた。

「失望させてしまったかな」

 又四郎はどきりとした。まさしく自分の心中を言い当てられたからだ。

 存春はそんな又四郎に言った。

「私は見ての通り武の面ではいささか不自由な男だ。いささか頼りなかろう」

「…… 確かにそうだ」

 思わず又四郎は言ってしまった。だいぶ失礼な発言である。しかし存春は怒らなかった。

「全く正直であるな。しかしその度胸はこの戦国の世を生き抜くのに大切なことだ」

「度胸? 」

「そうだ。武も知も恐れに支配されれば何も生かせぬ。しかし恐れを受け入れ相対する度胸があればいかなる時にも揺るがず己の力を生かせるのだ」

「なるほど…… 」

 又四郎は頷きながら目の前の男を改めてみた。確かに風采の上がらない風貌であるがどこか堂々としている。その姿は何年もの風雨に耐えてきた巨石を彷彿とさせた。

「三好又四郎」

「ははっ」

「これよりおぬしは我が子。十河一存と名乗るが良い」

「一存…… 」

「十河の跡継ぎは代々存の一字を入れる。その上に頂点たる一を入れて一存。どうだ」

 又四郎、いや一存はそれを聞いて心が躍った。

「それは四国一の将になれと」

「その通りだ。彼の名将三好元長の血を継ぐお主なら出来る」

 さらに一存の心は踊る。そして堂々と答えた。

「わかった。これから俺は十河一存だ。よろしく頼む親父殿」

 堂々と言う一存に存春も堂々と答えた。

「ああ。よろしく頼むぞ倅よ」

 そう言って笑う存春。一存も笑って見せた。

 さてこの頃の讃岐は名目上、細川家の領地だが、実際は国人たちが割拠していた。その中で中心的な存在が十河家である。しかし十河家と対立する国人もいる。その中でも寒川家は幾度となく十河家と戦いを繰り広げていた。

 今の寒川家の当主は寒川元政である。元政は元長の援軍を受けた十河家を退けたこともあるなかなかの名将であった。

 元政の話を聞いた一存の胸は躍った。

「二人の親父を苦しめた男とは。相手にとって不足はない」

 こうして一存は寒川家との戦いで初陣を果たした。その戦いぶりはよく言えば勇猛果敢、悪く言えば無謀な戦いぶりである。これには存春も苦笑するしかない。

「やれやれ。一存はいささか度胸がありすぎるな」

 しかし存春は一存を止めなかった。ただ一存や十河家が大きな被害を受けないようにいろいろと手を尽くす。存春はそう言うことが得意であった。

 その後も寒川家との戦いは続いた。そんなある日、一存が存春にこんなことを提案する。

「どうも池内城が手薄なようだ。俺がとってこようか」

 何とも気楽に城攻めを提案してきた。だが今回ばかりは存春も渋る。

「お前に城攻めはまだ早い。それに池内城に関してはいろいろと怪しくてな」

 池内城が手薄なのは存春も知っている。しかしどうもそれがあからさまな感じがした。

「罠かもしれん」

 存春は罠の危険性を考えていた。そしてそうしたからめ手に対応するのに一存はまだ若い。

 しかし一存は引き下がらなかった。

「今回は親父殿が考えすぎだ。きっと罠はない」

 今回は意地になって一存も主張した。その熱意に負けたのか存春はしぶしぶと了承する。

「わかったしかし無茶はするなよ」

「わかっているさ。親父殿」

 そう言って一存は出陣していった。


 さていよいよ始まった池内城攻めだが、実際に攻めてみるとなかなかに堅固で簡単には落城しなかった。これには一存も焦る。

「親父殿に大層な口を聞いちまったからな」

 一存の心のうちには何が何でも池内城を落とさなければならないという考えが支配し始めている。しかし池内城は落ちない。兵たちにも疲労の色が浮かんでいた。

「これはいかんな。さすがに俺でもわかる」

 ここで一存は撤退を決断した。今なら損害はほとんどない。少しばかり自分のプライドが傷つくがそれ以上に十河の家や三好の家のことが大切である。

「撤退する。明日それを皆に伝えよう」

 そう考えていたその時だった。けたたましい声が近づいてくる。一存は直感的に気づいた。

「敵襲か! 」

 一存はすぐに飛び出すと味方に指示を出した。

「皆落ち着いて迎え撃て! 敵の攻撃が落ち着いたら撤退だ! 」

「「しょ、承知! 」」

 家臣たちの返事が聞こえるや否や一存は自ら槍を持ち敵に向かっていく。さすがに家臣たちはそれを止める。

「若! 危険です! 」

「何を言うか! 俺の失策で危険を招いたのだ。俺がどうにかしないでどうする」

 そうこうしているうちに敵が近づいてきた。一存は兵を連れて敵を迎え撃つ。

「さあ、来い」

 こうして戦いは始まった。敵方の攻撃は思いのほか激しく一存は負傷してしまう。

「若! 傷の手当てを」

 そう言われて一存は一度退くと家臣に行った。

「とりあえず塩を持って来い」

「は、はい」

 すぐに家臣は塩を持ってきた。一存はそれを傷口に塗り込むと藤の蔓を斬って傷口に巻き付ける。そして立ち上がるとまた戦場に出ていった。家臣はそれを呆然と見送る。

 やがて一存のすさまじい奮戦に敵方も損害が出た。そしてこれ以上の戦いは無意味と判断したのか撤退していく。

 一存は敵の撤退をしっかりと見届けると家臣に言った。

「よし俺たちも撤退するぞ」

 何事もなかったかのように一存は言った。家臣たちは呆気にとられながらも撤退を始める。幸い敵の追撃も無く無事に十河城に帰還した。

 帰還した一存はすぐに存春に謝った。

「今回は俺の浅慮のせいで兵を失った。すまない。親父殿」

 言い方はともかく、厳しい表情で深々と頭を下げる一存の姿に存春はふかく頷いた。

「何はともあれ生き残ったであればそれでよい。しかしこの後は思慮の上で動くのだぞ」

「ああ。わかった。もうこんな失敗はしない。信じてくれ」

「もちろんだ。息子を疑うようなことを儂はせんよ」

 そう言われて一存の表情は明るくなった。

「ありがとう親父殿。申し訳ないがさすがの俺も疲れた。休ませてくれ」

 そう言って一存はその場を去ろうとする。

「ちょっと待て」

 しかしそれを存春は呼び止めた。一存は不思議そうな顔をして振り向く。

「なんだ? 親父殿」

 存春はため息をつくと言う。

「休むのなら傷の治療をしてからにしろ」

 そう言われた一存の傷口にはまだ藤の蔓が巻かれていたのであった。

 この戦いの後、一存の武勇と逸話は讃岐や周辺に知れ渡る。そしてその勇猛さを皆は「鬼十河」と言って畏怖するのであった。

 そう言うわけで三好家の武を担った十河一存が主人公です。一存はこのシリーズとしては比較的知名度のある人物かと思われます。信長の野望等で目をすることも多いのではないでしょうか。

 さて三好家は一存を含め四兄弟とされることが多いです。しかし実は五男もいたと言われています。ただこの五男がかなり情報の少ない人物であります。そう言うわけでこの話では四兄弟としますのでよろしくお願いします。

 最後に誤字脱字等がありましたらご連絡を。では

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