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第14話



「ヤシロ様、失礼します」


 ふぅ、危なかった。


 メイドが部屋に入ってきたのは、ちょうどイナリが小狐に変化した直後だった。


「あら、起きていらしたのですね。昼食の準備ができましたので呼びに参りました。

⋯⋯ところでそちらのテンコはヤシロ様が召喚したのでしょうか?」


 テンコ?あぁ天狐か。


「もしかして違いましたか?

二尾以上の尾をもった狐でしたのでテンコかと思ったのですが⋯⋯」


 なにやら似たような生き物と勘違いしているみたいだが、いえいえ本当は神様ですよ。と説明する理由にもいかないのでこのまま勘違いしていて貰おう。


 バレたら自分の世界に同じ名前の生き物がいるので勘違いしていたと言えば誤魔化せるだろう。


「はい、そうです。待ち時間にステータスを確認したら【召喚術】があったので試してみてました」


「なるほどそうでしたか。それでは昼食の会場までご案内いたします。そちらのテンコもご一緒でいいですよ」


 不審に思われてないよな?よし!大丈夫そうだ。


「では参りましょう」


 イナリ(小狐の姿)が服をよじ登ってきたので肩に乗せると、メイドの後を着いていく。


ぽふっ、ぽふっ


 こら、肩の上でくつろぐのはいいけどさっきから尻尾が頭とかに当たってるって!それに九尾も出してるからすっごいもっふもふしてるんだけど!


 こちらも仕返しにイナリの頭を撫でる。


 ぽふぽふぽふっ


 くっ、逆効果だったか!


 イナリは先程までより元気に尻尾を振り始める。


「ふふっ」


 あ、もしかして今のやり取り見られてた?なんか恥ずかしいんだけど⋯⋯


「テンコは尻尾の数が多いほど格が高くなり人に懐きにくいと聞きますが、ヤシロ様たちは仲が良いのですね。

 そろそろ着きますのでお戯れもほどほどに」


 おぉ、そろそろか。異世界初の食事、どんなのか楽しみだな。




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