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復讐  作者: KARYU
6/8

6.挟撃

 ついに決戦の時が来た。

 布陣としては、アーヴ軍はおよそ三万二千。クルセイド軍一万八千を伴い、東西に長い楕円状の盆地の西側から進軍し、三方向に分かれた。

 アーヴ軍のうち二万はそのまま東進し、中央やや西よりに流れる川の手前で駐屯した。ラムドールの駐屯軍を牽制する意図がある様子。

 アーヴ軍の残り一万二千は六千ずつに分かれて、それぞれクルセイド軍九千を伴って南北の砦の前へ進軍し、そこからそれぞれアーヴ軍二千とクルセイド軍三千は東の砦に向かい、砦の前で合流した。

 俺がいる四千程度の別働隊はアーヴ軍に気取られないよう距離を置いて進軍、敵が砦に軍を進めている間に西側の山道の手前で散開し、山の中でアーヴ軍に気付かれないように待機した。

 ブラームス軍は二万程度がラムドールに駐屯していた。数こそ少ないものの、間違いなくブラームス軍の中核を成す軍団だった。


 敵軍が東の砦の眼前まで軍を進めたあたりで、ブラームス軍が討って出た。といっても、本隊一万六千はアーヴ本隊へのけん制として川を挟むように展開するだけにとどめ、残り四千は東の砦に向かった。対峙する軍をアーヴ本隊より少なくしたのは、この時点で逃げられないようにする意図があった。


 砦と対峙していたアーヴ軍はクルセイド軍単独で砦に突撃するよう指示を出していたが、クルセイド軍はあくまでアーヴ軍と連携して戦うという当初の約束をたてに動こうとしなかったため、砦のまえでもたついていた。

 アーヴ軍はブラームス軍とクルセイド軍の共倒れを狙っているため自軍の損耗は許されておらず、砦側にクルセイド軍を配置して背後から督戦隊として指示を出そうとしていたため、背後からブラームス軍に襲われると前面のクルセイド軍と挟撃される形になり、アーヴ軍の殲滅に時間はそう掛からなかった。

 殲滅した後、ブラームス軍は南の砦に向かい、クルセイド軍は北の砦に向かう。

 そうやって南北の砦それぞれで戦闘が始まった頃、アーヴ本隊に動きがあった。

 アーヴ軍は本隊のうち一万四千を対峙しているブラームス軍に突撃させ、戦端が開くと残りは撤退を始めた。どうやら気取られたらしい。

 ようやく俺の出番とばかりに別働隊が退路を塞ぐ。地形上、騎馬では山の中を通り抜けるのは困難であり、待ち伏せには丁度よかった。荷車を改造した馬防柵を、道を塞ぐ形で展開させる。山の木々の間には鎖で柵を巡らし、弓兵が待ち受けた。

 思いのほか敵の撤退が早かったため数の上ではまだアーヴ軍の方が多かったのだが、途中から壊走状態に陥った軍には最早戦う力は無かった。敵の半分ほどは継戦意思がなく、ただ逃げ惑っていた。突破を敢行してくる敵は槍隊と魔術兵が足止めし、俺を含む剣士隊が仕留める。逃げる敵は弓兵の的になっていた。

 それでも、完全には殲滅できなかった。こちらも若干の損害を出し、幾許か突破を許してしまう。

 確実な戦果もあった。アーヴ五候が一人を討ち取ったのだ。だが、取り逃した敵の中にももう一人五候らしき姿があった。

 粗方ここでの殲滅が終わる頃、本隊に対峙していた部隊も敵を壊走させてこちらに向かって来ていた。

 「追うぞ!」

 負傷した兵と救護要員を残し、部隊を再編して逃走するアーヴ兵を追った。


どうにもうまくまとまりませんでした(TT

後で大きく修正追記するかも……。

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