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 やれやれ、今日も芹沢はサボりか…

 世界史の教師の木田誠は小さく溜め息をついた。3年C組の教室に向かう途中、恐らく保健室に向かうであろう芹沢涼の鋭い目付きで睨まれた。

 やれやれ…そういえばあいつは何故世界史の授業だけ受けないのだろうか。本人に訊いてみても木田とは口を利かないらしい、担任が訊いても何も答えないらしい。他の授業はしっかり受けてるらしいのだが…。

 ふと校門を見ると、妙な黒いトラックが2台入ってきていた。何かの業者だろうか?しかし、そんな話は聞かされていないし、第一、そのトラックには2台共、その会社名どころか塗装すらされていない真っ黒なのだ。

 まあどのみち俺には関係ないだろう。そう思い、そのトラックから目をそらそうとした時、トラックから人が降りてきた。それも1人ではない。2台のトラックから15人…いや20人か。そしてその全員が特殊部隊の防弾チョッキを身につけており、またその全員が何か長く黒いものを持っていた。

 まさか…あれは銃?とすると、あの連中は…

 そこまで考えた時、何かが光った気がして、木田の意識は吹き飛んだ。

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