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Act.nine  作者: 夜空


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15/17

#総集編1

 皆様、初めまして。作者の夜空と申します。

 ネット上での活動開始1周年を境にAct.nineは休載しておりましたが、この度連載の再開を決定いたしました。

 休載期間中にランキングに入るなど、活動休止中にも関わらず色々とありましたが、遂に読者の皆様へ新たな物語をお届けすることが出来ます。

 まずはこれまでを振り返る総集編を二回に分けて投稿し、振り返りのほうが終わりましたら再び物語を進めて参ります。

 改めて、連載再開となるAct.nineをどうぞよろしくお願いします。


「茜ちゃん茜ちゃん! とんでもないビッグニュースが舞い込んできたよ!」


「涼凪さん、落ち着いてください。一体どうしたんですか?」


「なんとなんと、遂にAct.nineの連載再開が決定したらしいよ! いやー、今年の六月に休載を発表してからというもの、実に半年以上ぶりの更新だよ! というか年が明けちゃってるよ!」


「半年以上ですか……二次創作で忙しくなるから休載とのことでしたが、再開まで随分と時間がかかってしまったようですね」


「そうなんだよね。しかも長いこと離れてたせいで、作者本人すら話やキャラクターについて忘れかけてるらしくって」


「それは……流石にまずいのでは」


「だから今回は連載再開に向けて、これまでを振り返る総集編なんだって! これで作者も話やキャラクターを思い出せるし、読者の皆も次の話に向けてこれまでを整理できる良い機会ってわけ!」


「……何だか、理由付けの大半が自分の為のような気がするのですが」


「まあまあ、その辺は置いといて。それじゃあ、まずは#1の内容から振り返っていこう!」


――――


 #1の始まりは日本海に浮かぶ巨大な海上プラントであるニュートウキョウ、そのニュートウキョウにある神威女学園を紅坂茜が訪れる場面から始まった。


 教師の一人である響野京香に教室まで案内をしてもらった茜。教室に入った茜は、そこで転校初日だというのにとんでもない発言をした。


『紅坂茜、トップアクトレスを取りに来ました』


 この言葉は学年一位である陽咲焔を刺激した。甘く見ている転校生に現実を見せようと思った焔は、まだ朝の時間だというのに茜へ決闘を申し込んだ。


 教師である市川識の制止を振り切った焔の申し込みを受けた茜。転校初日なため茜は一人で戦おうとしたが、そこで花咲涼凪が協力者として名乗り出た。


 エンジニアとして自信がある涼凪の協力を受け入れた茜。二人は競技場の格納庫へ向かい、そこで茜は自らが駆る装動戦機を目にする。


 オススメされるがまま第二世代の神威乙式を選んだ茜。機体の準備を涼凪と二人で行い、その間に焔の機体について簡単な説明が行われる。


 機体の中と外、両方の準備が完了したところで涼凪が機体をカタパルトへと移動させる。残すは出撃の合図を待つだけとなり、ここで#1は幕を閉じた。


――――


「#1の内容はこんな感じかな。じゃあここで登場人物をちょっと掘り下げてみよっか。まずは本作の主人公である紅坂茜ちゃん!」


 紅坂茜。転校生として神威女学園に現れた実力未知数の一年生アクトレス。性格はクールだが人付き合いは悪くなく、他者に寄り添える優しい性格を持つ。


 アクトレスとしての公式の記録は一切持っておらず、本島でもアクトレスとして活動していた経歴は一切ないが、類い稀な操縦技術とセンスを持っている。


 一方で高すぎる自分の実力に若干のコンプレックスを持っており、チームメンバーとの連携や足並みを合わせることに不安を抱いている一面を持つ。


「ふむふむ……茜ちゃんってこうして見るとかなり主人公らしい感じだよね。今はこの調子だけど、ここから仲間たちといい感じの関係に進んで行きそう! って雰囲気が伝わってくるよ」


「そう言われましても……この時点では詳細なことがまだ書かれていないので、皆さんから見た私の第一印象は良い物では無かったと思いますし、期待されている実感も特にはありませんでしたね」


「そうだねー。この時はまだ茜ちゃんの実力を誰も信じてなかったけど、次の決闘で皆思い知らされることになったんだよね。それじゃあ、次は#2を振り返っていこう!」


――――


 #2の始まりは茜と焔の決闘を盛り上げる実況席の二人による実況で始まる。初めに焔と茜の簡単な紹介が行われ、学年一位と転校生の決闘が始まった。


 互いに前進を選び、攻める焔と避ける茜。近接戦主体の焔が連続で仕掛ける中、茜は最前の一手を選び続けて見事に反撃をして見せる。


 ヒートアップした二人の決闘はすぐに最終局面へと差し掛かる。お互いに温存していた武装を使い、両機共に損傷が甚大になっていく。


 そしてその時は訪れた。互いに近接武装を構えて向き合い、全身全霊を込めて前に出る。一歩も譲らない正面衝突の結果、両者引き分けという結果で#2は幕を閉じた。


――――


「#2の内容はこんな感じかな。それじゃあ今回は焔ちゃんを掘り下げてみよっか!」


 陽咲焔。神威女学園で学年一位として知られている一年生アクトレス。その性格はかなり熱く、勝負の世界は実力が全てだと思っている。


 自分の実力に絶対的な自信を持っているが、研鑽を積み重ねた上にあるものだと理解している。故に甘い考えを持つ相手には気に入らない態度を取り、実力がある気に入った相手にはライバルとして接する。


「焔ちゃんは実力があるライバルキャラって感じだよね。学年一位として登場し、決闘ではしっかりとその実力を示したよね」


「ええ、焔さんには学年一位というだけの実力がありました。正直、引き分けた結果には悔しさもありますけど、負けなくてよかった安心も少しありますね」


「なるほど……茜ちゃんの動きも凄かったけど、あの決闘でお互いに実力を認め合ったんだね! それじゃあ、次は#3の内容を振り返ってみよっか!」


――――


 #3の始まりは茜が神威女学園に登校する場面で始まる。校舎の前で茜を待っていた焔と言葉を交わし、毎月の月末に行われる勝ち抜き戦個人の部で戦いの決着をつけることに。


 場面は変わり、授業が終わった後の教室に京香が現れる。次のコマに実技訓練が入っている生徒を呼びに来た彼女は、茜を含む四人と共に競技場の格納庫へと向かう。


 蒼野清奈、横山黄乃、緑山翠の三人と自己紹介を交わした茜。二人一組に分かれることになり、茜は翠と共に装動戦機の二人乗り用コックピットに乗り込む。


 遂に実技訓練が始まり、先に清奈黄乃ペアが訓練に臨む。一度目が終わった後に移動担当と攻撃担当を交代して計二回の実技訓練を行い、次に茜翠ペアが実技訓練に臨む。


 安定した動きで難なく二回の実技訓練を終えた茜と翠。二組の実技訓練が終わったところで京香から結果を貰い、三人の少女が茜の実力を思い知らされたところで#3は幕を閉じた。


――――


「#3の内容はこんな感じかな。それじゃあ、今回はノインヴェルトに所属する一年生アクトレス三人を掘り下げてみよっか。まずは清奈ちゃんから!」


 蒼野清奈。神威女学園に通う一年生のアクトレス。その性格は一見クールな様子だと感じるが、実際は面倒事が嫌いなだけであり、余計なことを増やさないために口数が多くないだけである。


 好きなことはロボットスポーツ、嫌いなことは面倒なこと。特に面倒なことに関しては徹底して避けようとするため、その振る舞いが整いすぎていて他者から非常に誤解されやすい。


「清奈ちゃんは結構カッコイイんだけど、根が意外と不真面目なんだよねぇ。結構遅刻も多かったみたいだよ?」


「それは意外ですね。確かに眠たそうな様子は何度か目にしていますが、まさかそこまでとは」


「そんな清奈ちゃんを昔から助けている子がいたんだよね。ということでお次は黄乃ちゃん!」


 横山黄乃。神威女学園に通う一年生のアクトレス。とにかく元気いっぱいで、どのような時であってもムードメーカーとしての役割を発揮している。


 好きなことはファッション全般、嫌いなことは全く無い。明るく世話焼きな性格のおかげで、すぐに誰とでも仲良くなれる。


「黄乃ちゃんはほんっとに良い子なんだよね。幼馴染である清奈ちゃんをお世話しながらも、チームの皆にも気を配ってくれたりしてね」


「コミュニケーション能力の高さに関して言えば、学園でトップクラスと言っても過言ではなさそうですよね」


「正に神威女学園の最強ギャルだね。そして最後は翠ちゃん!」


 緑山翠。神威女学園に通う一年生のアクトレス。常に落ち着いた雰囲気を身に纏っており、まるでお姉さんのような大人びた印象を持つ少女。


 印象とは裏腹に心地良い騒がしさを好み、静けさや寂しい雰囲気を嫌う。同年代や上級生から年上のような扱いを受けることがあるが、本人的には気に入っているとのこと。


「翠ちゃんはとにかく大人のお姉さんって感じなんだよね。包容力がとにかく凄くて、それはもう全身に表れるぐらい!」


「そういうのを言うのはどうなんですか……まあ、私も否定はしませんが」


「一年生の皆に関してはこんな感じかな。それじゃあ、次は#4の内容を振り返ってみよっか!」


――――


 #4の始まりは実技訓練が終わった茜が食堂へ向かうところから始まった。食券機の使い方が分からず立ち往生していた茜に、二人の生徒が近づき声をかける。


 茜に声をかけたのは、二年生の櫻木百井と空峰美宙だった。新学期で良く見る光景として慣れている二人に教わって茜は食券を手に入れ、せっかくだからと三人で食事を取ることに。


 話の中で困っていた少女があの有名転校生である紅坂茜であると知った百井と美宙。茜のことで話は盛り上がり、楽しい食事が終わって席を立ったその時だった。


 生徒会から茜を呼び出す放送が鳴り響き、疑問を抱きながら生徒会室へと向かった茜。扉を開いた先で待っていたのは、生徒会長である太乃陽華と三年生の生徒二人だった。


 陽華からのパスで三年生の紫乃崎優花里と茶上羅兎が名乗り、茜がこの場所に呼び出された理由を優花里が語る。その内容は驚くべきものだった。


「紅坂茜さん、貴女をチームノインヴェルトにスカウトしたいのです」


 突然のスカウト。驚きのあまり理由を聞き返した茜に、二人は力を貸して欲しいと返す。突然のスカウトに答えを悩んだ茜は考える時間を頂戴し、その日は解散となったところで#4は幕を閉じた。


――――


「#4の内容はこんな感じかな。それじゃあ今回は二年生の二人を掘り下げてみよっか。まずはももちゃん先輩こと百井先輩から!」


 櫻木百井。神威女学園に通う二年生のアクトレス。可愛らしい容姿でかなりのしっかり者な上、努力を欠かさない努力家の一面も持つ。


 自分の可愛さに自信を持っており、美宙と二人でチームの宣伝を行っていたり、配信活動をしたりと広報としても色々と活動している。


 一方で実力に関してはあまり自信を持っておらず、実力で見たら上から数えた方が速いというのに自分のことを平凡なアクトレスだと思っている。


「ももちゃん先輩はほんとに色々してくれてるから、実はノインヴェルトの顔だったりするんだよね」


「確かに、学園内で宣伝ポスターを目にしたことがあるような……?」


「そうそう、多分神威女学園の中でももちゃん先輩を見たことがない人はいないんじゃないかな。それじゃあお次は美宙先輩!」


 空峰美宙。神威女学園に通う二年生のアクトレス。気配りが上手く、その容姿や性格のおかげで学園内ではもちろんのこと、学園外からも結構な人気を持っている。


 競技でも日常でも主にサポーターとして動いている。実は何よりも可愛い物が好きで、百井のことをいつも可愛がっている。


「美宙先輩もこれまた人気が高くって、去年なんて同学年の一年生からたくさんラブレターを貰ったらしいし!」


「人気者の二人が組んだユニット、そしてそれを抱えているノインヴェルト……改めて考えると、本当に凄いチームですね」


「そうそう、そんなチームにスカウトされた茜ちゃんもとっても凄いんだよ。それじゃあ、次は#5の内容を振り返ってみよっか!」


――――


 #5の始まりは茜が資料室を訪れるところから始まる。優花里からのスカウトを検討するために向かったその場所には、同室である喜次角鈴蘭の姿があった。


 鈴蘭からスカウトの件で来たことを言い当てられた茜は、話のついでにフリーのエンジニアとしてチームの経験が豊富な鈴蘭からチームについての話を聞くことに。


 鈴蘭の話を聞いた茜はチームについて少し考え、まとまったところであることを鈴蘭にお願いし、面白そうだからと鈴蘭はそれを引き受ける。


 放課後、約束の時間となりチーム控室を訪れた茜。八人に見られる中、茜はチームノインヴェルトに対して一対八の決闘を申し込む。


 反発もある中、隊長である優花里が受け入れたことで決闘をすることが決まり、ヒリついた空気と共に少女たちは格納庫へと移動する。


 格納庫に着いた茜を鈴蘭が迎え入れ、茜は調整してもらった機体に煌炎と名付けて乗り込む。両チームの準備が終わり、少女たちが決闘開始の合図を待つところで#5は幕を閉じた。


――――


「#5の内容はこんな感じかな。それじゃあ、今回は鈴蘭ちゃんと神威丙式煌炎について深掘りしてみよっか。まずは鈴蘭ちゃんから!」


 喜次角鈴蘭。神威女学園に通う一年生のエンジニア。どのチームにも所属せず、フリーのエンジニアとして活動している。


 その腕はとても高いが少し自由気ままな部分があり、基本的には気が向いたことしかやらず、一度でも気が向けば何でもやる極端な性格をしている。


「鈴蘭ちゃんの腕は先輩たちも認める超一流! なんだけど、当の本人はどのチームにも所属したくないって言うんだよね」


「チームに所属する以上に思うことがある、ということでしょうか」


「多分、縛られたくないんじゃないかな。結構気分屋な一面もあるって聞くし。それじゃあ、次は茜ちゃんの専用機である煌炎について!」


 神威重工製第三世代型装動戦機オリジナルカスタム、戦機神威丙式煌炎。茜の頼みで鈴蘭がカスタムした紅坂茜専用の装動戦機。


 丙式の特性を残しながらも全身に武装を追加することで、ありとあらゆる戦場での活動と多種多様な戦術の実現を可能とした。


 しかし、極限まで調整された操作感は普通のパイロットでは難しく、全ての武装を使いこなすどころか満足に移動することすら茜以外では難しい。


「こうして改めて見ると、かなり思い切ったカスタムだよね。このカスタムって一人で戦うからお願いした、ってわけじゃないんだよね?」


「はい。個人戦でも団体戦でも、この機体を使うつもりです」


「普段からこんな機体を動かすのは相当疲れそうだけど……そこが茜ちゃんの凄い所ってことなのかな。それじゃあ、次は#6の内容を振り返ってみよっか!」


――――


 #6の始まりは九機の装動戦機による出撃シーンから始まる。見届け人として鈴蘭がスリーカウントを行い、カウントが終わるのと同時にカタパルトから戦機が射出される。


 ノインヴェルトが茜を迎え撃つための陣形を組もうとする一方、射出された勢いそのままに高速移動を行い接近する茜の煌炎。


 前衛四機との交戦に早速突入した茜は黄乃機を掴んで引きずり、半壊させると同時に即離脱。奇襲を受けたことで羅兎は合流を進言し、優花里はそれを受け入れる。


 羅兎たち前衛部隊が撤退を始め、その動きを見て飛び出した茜の煌炎。羅兎が三人を逃がして迎え撃とうとするが、茜は一瞬の隙を見て黄乃へと向かう。


 羅兎から狙いを聞き、百井と清奈は黄乃を合流させることを選ぶ。二人は煌炎を迎え撃とうと前に出たが、圧倒的な実力の差を見せつけられることになる。


 善戦虚しく百井と清奈は茜に敗れ、そこでようやく羅兎が追い付く。これ以上の被害は出さないという強い決意の下、羅兎と茜の戦いが始まるところで#6は幕を閉じた。


――――


「#6の内容はこんな感じかな。それじゃあ今回はノインヴェルトを支える三年生の先輩たちについて深掘りしてみよっか! まずは優花里隊長から!」


 紫乃崎優花里。神威女学園に通う三年生のアクトレス。チームノインヴェルトの隊長であり、その実力は学園内でもトップクラス。


 容姿端麗、文武両道。自分に厳しく他人に優しくを常に心掛けており、正に才色兼備という言葉が相応しい少女。しかし、本人曰くこの性格は親友との別れをきっかけに作った物らしい。


「いやー、こうして見ると本当に凄い人だよねぇ。非の打ち所がないとは正にこのこと!」


「学園どころか日本や世界で見てもトップクラスですよね……」


「間違いなくそうだと思うよ。そんな凄い人が束ねるチームがノインヴェルトなんだよね。それじゃあ、次は羅兎先輩!」


 茶上羅兎。神威女学園に通う三年生のアクトレス。優花里の良き理解者兼ライバルであり、同じチームの仲間として道を共にしている。


 後輩や仲間想いな一面が強く、その一方で非情にストイックな一面を持ち合わせている。また勝負事に関しては一切の妥協を許さない。


「羅兎先輩はねー、とにかく先輩って感じが強い人なんだよねぇ」


「先輩感……かどうかは分かりませんが、頼りになってくれそうという雰囲気を感じさせる人ですよね」


「それが頼れる先輩感ってことだよ! まあ、たまーに凄い勘違いをするからそこさえなければ完璧なんだけどね。それじゃあ、次は美環先輩!」


 橙利美環。神威女学園に通う三年生のアクトレス。少々子供っぽいところがあるが、その実力は紫乃崎優花里がスカウトするほど高い。


 生意気な後輩が嫌い。甘い物が何よりも大好き。ちなみにカラオケが大好きで毎週休みの日は必ず歌いに行く。しかし誘う友達がいないのでいつも一人。もしよかったらこの後皆で――


「自己紹介文がはみ出してる……はあ、まあつまり美環先輩はこういう人ってことだね」


「……なるほど。ですが、実力は学園内でもトップクラス。……もしかしたら、美環先輩の生活に学ぶべきところが……?」


「うーん、流石にないんじゃないかなぁ……ま、まあそれはともかく、三年生もすっごく凄いのがこのチームってことだね! それじゃあ、次は#7の内容を振り返ってみよっか!」


――――


 #7の始まりは羅兎と茜の一騎打ちの場面から始まる。切り札を切った茜を追い詰めようとする羅兎は掩護を要請し、狙撃が可能な地点への誘導を始める。


 動きの変化から合流を察した茜は短期決着を狙ったが、動き出すには一歩遅かった。狙撃機の合流を許してしまった茜だったが、これを巧みな操縦で切り抜け撤退する。


 一度後退した茜はリロードを済ませ、レーダーを見ながら作戦を立てる。戦いの中でいつしか目的に囚われていた少女は、全てを出し切るつもりで戦場に舞い戻る。


 待ち構えているチームノインヴェルトに正面から突撃する茜の煌炎。羅兎の指示で三機が迎撃しようとするが、茜はその全てを避けて突き進む。


 マニュアルコントロール。その凄さを目の当たりにした優花里は奇策を思いつき、三年生だけで煌炎と戦うことを選ぶ。


 少数精鋭となったチームノインヴェルトと、上級生にも匹敵する実力を持つ紅坂茜。戦いはその激しさをさらに増し始めたところで#7は幕を閉じた。


――――


「#7の内容はこんな感じかな。それじゃあ今回は装動戦機について色々と深掘りしてみよっか! まずは装動戦機の仕様について!」


 装動戦機。機械工学と科学の発展によって生み出された装動重機に、競技用の改造を施したスポーツ用の巨大ロボット。


 パーツや武装を簡単に組み替えることができ、搭乗するアクターやアクトレスによって無限の組み合わせと戦法がある。


 様々な企業が装動戦機業界に参入しており、各企業ごとに様々な特徴がある。また、中には武装や内部パーツを専門とする企業もある。


 コックピットブロックを交換することで一人乗りと二人乗りを切り替えることができ、レギュレーションによって出撃前に交換する。


「装動戦機については、もちろん茜ちゃんもよく知ってるよね。装動戦機に触れた最初のきっかけとかってやっぱりあるの?」


「……昔、大切な友達から教わったんです。このロボットスポーツの世界のことを」


「そうだったんだ、それなら私たちはそのお友達さんに感謝しないとだね。それじゃあ、次はコアシステムとコアの解放とマニュアルコントロールについて!」


 装動戦機の内部パーツのうち、心臓部であるコアパーツには装動戦機を動かすためのコアシステムが搭載されている。


 このコアシステムにはAIによる補助システムも含まれており、基本的に装動戦機の操縦はAIの補助を前提として組まれている。


 しかし、一定の基準をクリアしたアクター及びアクトレスのコアシステムは解放段階を引き上げることができ、様々な機能が解放される。


 その内の一つがマニュアルコントロールシステムである。AIシステムを無効化することで、より精密で自由なマニュアル操作を行うことが出来るようになる。


「マニュアルコントロールは操縦難易度が劇的に上がるけど、その代わりにメリットも大きいんだよね」


「無理をさせるような操作をしてもアラートやセーフティーが発動しない。これだけでもやれることの幅が大きく変わりますからね」


「よりテクニックを磨きたいなら、マニュアルコントロールは必須だね。それじゃあ今回の振り返りはここまで! 次回も引き続き振り返りを行うから、また次回もよろしくね!」

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