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◇白亜の塔で◇

自前の回復手段を持っているのを思い出したので前話のレベルアップによる回復の描写をなくし自動回復のレベルを上げました。

 


 人族最大の国家であるルダリオン神国はステータスなどの世界の理を司るとする神ルダリオンを祀る宗教国家である。

 その首都である神都ルダリオンの中心には天を突き雲の上にまで至る高さを誇る白亜の塔がそびえている。

 神が住まうとされ日々信徒が祈りを捧げるその塔の最上階で、一人の男が怒りに任せ叫び散らしていた。


「くそっ!!

 あの成り損ないどもが!!

 私をこの塔に閉じ込めただけでは飽きたらずまた邪魔をするか!」


 ドンッ!


 男は机に拳を叩きつけると、さらに罵り声をあげる。


「あの召喚体も召喚体だ!

 魔術の行使できない世界の住人の分際で召喚陣を避けるとはなんだ!

 大人しく我が計画の駒となっておればよいものを一度ならずも五度も...どいつもこいつも!」


 叫びながらも目の前の液晶画面のようなものを操って情報を精査していく。


「私の研究資料を使っても不完全な模倣しかできなかった愚物どもがで計画を邪魔しようなどと...。

 私の計画の途上で消え去るしかないというのに。

 ...まあいい、この程度の邪魔なら計画に支障はない。

 召喚など何度でもすればいいのだ。

 ふむ、干渉してきたのはあいつか。

 そうだな、此度の干渉で成り損ないはかなりの消耗をしたはず。

 昔の誼で後もう少しだけ生かしておいてやるつもりだったが...そんなに消えたいのなら少し手伝ってやろう。」



 その日、神託が下った。


 ミュトス大迷宮の力が弱まった。

 神の名のもとに迷宮を討伐し魔物を滅ぼせ、と。




 ◇◇◇◇◇◇◇◇



 くふふ、あはははは、召喚陣よけるとか、さすがすぎる!

 しかも蜥蜴に魂入っちゃうとか最高だねホント。

 さーてこれからどんな活躍をしてくれるか楽しみだよ。

 せっかく招待したんだし、この世界を楽しんでくれるといいんだけどな。




なんか予定より小物臭がする気がします。

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