表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/4

やっと朝が来た!

眩しい朝がやってくる……

下から誰かが上がってくる音がする……

ドアを思いっ切り開け優無ゆうむが来る


「起きて下さい!兄様にいさま!!朝ですよー」


「今起き……ます」


「もぅ二度寝はダメですよー」


優無が近づいてくる……


「二度寝する人にはこれでもくらぇ!」


優無が足を上げ、かかと落としを仕掛けてきた……


「はっ!?」


まさか!あの白い布はパンツだと!?朝からセクシーハプニングが起こるなんて今日は運がいい日だな、それよりも避けないと殺られる。


あれ?体が動かないなんでだ?

まさか昨日の改築工事の筋肉痛が今来たか……


「oh……my……god」


「ガハッ!」


「まさか今日が最後になるとは……」


咲洲の目が白目をむいている……


「兄様?」


………


………………


………………………


「兄様!ほんとにごめんなさい!!」


優無が泣きながら謝ってくる


「大丈夫だよ優無、あんなの兄ちゃんにとってはスキンシップに過ぎないから……」


「気を付けます……兄様」


実際の所、朝から良い物見せて貰ったからいいけど鳩尾みぞおちにピンポイントに入ったから一瞬三途の川が見えたよ……


「朝食できてますから、早く来てくださいね」


「おう!」


急いで服に着替えて下へ向かう


「にぃーたん……遅い……」


「お兄ちゃん遅いよ!」


雪菜ゆきな楓妃ふうきに怒られ席につく。


「ちょっと事故があって、遅れてごめん!」



『いっただきまーす』



「今日は俺が新しく改築した魔王城案内しますっ!アザゼルがかわいい宝物を見してくれるとか言ってたな……」


「なに……それ……モグモグ」


「食べながら話しちゃダメよ、雪菜」


ゆうねえ~牛乳どこー」


あぁやっぱりこの日常が1番だわ~、いつまでもこのままがイイなぁー


はっ!後ろに気配を感じる……


「アザゼル!」


「咲洲様!そろそろ案内を致します」


………


………………


………………………


アザゼルがいろいろな所に一同を転移し新しくなった魔王城(お菓子の城)を案内して行く……


「それにしても咲洲様、前の魔王城は真っ暗でしたが、とても明るくなり魔族でもこの光を浴びても大丈夫なのはすごいですね。」


「俺にもよくわからないけど、ひかりが作ったものだから礼は焔に」


「焔様、ありがとうございます!」


「いえいえ喜んで頂いて嬉しいです」


焔が照れて、頭から煙が出ている。


「思ったんだが魔王城じゃなくてお菓子の城じゃないか?」


「一応魔王軍の本拠地なので魔王城でお願いします」


「大体の案内は終わったので私のかわいい宝物を見せましょう!」


なんかいつものアザゼルではないような気がする……


一同は魔王城の屋上へ向かう……


屋上に到着すると1人の誰かがいる……

桃色の髪と大きな翼と天使か悪魔わからない尻尾を持った女の子がいる。


「ルシファーーーーーーー!!」


アザゼルが飛びつく!!


「うわっ!びっくりしたよ、にぃ」


『にぃ?!』


アザゼルが抱きついてヨシヨシしている……


「まさか、アザゼルの妹さん?」


咲洲が恐る恐る聞いてみる……


「あっはい、ルシファーって言います。にぃ邪魔」


この子がアザゼルの妹とは考えられない……


「かわいいでしょ、咲洲様!私の自慢の妹!」


「アザゼル!ニヤニヤが気持ち悪いぞ!」


「すみません…….」


アザゼルがいつものアザゼルに戻る。


『うわぁ、すごい綺麗な翼だねぇー』


『一緒に遊ぼ!』


妹達がルシファーと遊んでいる……



その頃兄達は……


「アザゼルよ、いい絵は撮れてるか?」


「はい!咲洲様バッチリ4Kで撮っています!」


「後でちゃんと俺にも渡すんだぞ!」


「了解ですっ!」


馬鹿な兄達が話している中、アザゼルが何かに気づく……


「咲洲様!敵が来ます……」


「えっ?!」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ