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ぷろろーぐ3

説明回おわりませんでした。。。


いつになったら動き始めるのやら・・・

しばしの後ようやくその子が僕から少し離れてしゃべりだした。



「ゆーくんのおかげで私もようやくなんとか脱出する手段ができそうです。ほんとうにありがとう。」





しっかりと頭を下げてお礼を言われた。助かる?僕何かしたのかな?とりあえず僕はいろいろと確認することにした。



見た目はうん。身長的に小学校低学年くらいかな?長くて綺麗な銀色の髪をしている。



顔立ちは幼さが残った顔で、目だけがぱっちりしている。これだけじゃ性別の区別がいまいちつかない。長い髪をしてるけど男の子かもしれないからね。



服装は魔法使いみたいな黒いローブ。やっぱり見た目からは年齢とかは想像できない。とりあえず会話からいろいろと探ってみるといいかな。



「僕いまいちどうなってるかわからないんだけど、まず君の名前はなんというのかな?」



まずは相手の名前から。これでどれくらいの精神年齢かわかるといいな。



「私の名前覚えてないの?・・・そっか、前の記憶がないみたいだね。じゃあそこから少しずつ話そうか」



この子は思ったよりしっかり話すことができるみたいだね。意思疎通がしっかりできるならある程度事情も理解できるかもしれない。



「私の名前はアイだよ。少し前にここにきた時に一緒に遊んだんだけど覚えてないかな?」



少し前どころか僕にとっては初めてくる場所だ。誰かと間違ってる・・って思ったけど僕の名前も憶えてるもんね。最後まで聞いてから考えことにしよう。僕はそう思い先を促した。



「それで前来た時に私の核・・・黒い球をゆーくんに渡して力のある場所に置いてってお願いしたの」



それは僕は覚えがあるね。というか今日の出来事だったんだけど少し前?かみ合う様でかみあってないなぁ。



「そしたら、17日前かな?ようやく霧が晴れてくれたんだよ。私の核をちゃんとおいてくれたんだね。ほんとうにありがとう」




17日前?いくらなんでもそんな前にはあった記憶すらないと思う。黒い球を見つけたのも今日だしね。



「質問していいかな?まず僕はたしかに黒い球はもっていったけどそれは今日の話だよ?そんな前の話はまったくわかんないのだけど」



回りのこととか色々聞きたいことがあるけど、まずはお互いがわかっているところから順番に。だね。順番は大事なんだよ。



「もしかしてこことは時間の感覚がずれてるのかもしれないね。前は特にあの霧がでてたから」



あの霧?またわからない言葉がでてきたけどそこはおいておくとしよう。とにかくこの子は僕のことやここのことをいろいろと知っているみたいだね。



「じゃあ次になんだけどアイちゃんについていろいろ教えてもらっていいかな?」



忘れている記憶を思い出すために、もう一度いろいろ聞いてみよう。そう思って僕は尋ねたんだけど。



「いいよ。んー。一度説明したし、記憶を開けたほうがはやいかな?」



記憶を開けるというよくわからない言葉に首をかしげているとアイちゃんは突然ジャンプして僕に肩車されるような形に飛びついてきた。



「びっくりするかもしれないけれど少しだけ我慢してね」



アイちゃんの呟きに返事をすることもできずに僕の中に記憶が流れ込んできた。



記憶の内容は前回ここにいた内容だ。これでいろいろな事を思い出した。




「どう?思い出してくれた?」




アイちゃん。いや。アイさんが不安げに質問してくる。



「うん。思い出したよアイさん。もう元の姿でも大丈夫ですよ。」



アイさんは微笑むとアイさんの周りに黒い霧が覆い重なっていった。





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