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ろくでなしの殺し
夜の始まりは
個人的には、6時ではなく
7時だと思っている
あのあと内側から開けられないようにしてから外に出たが
どうせまだパソコンの画面でも覗き込んでいるのだろう、、どうせならそのまま落ちれば良い
「はぁーーあ」口から白くはないため息が堕ちて足下に転がり流れた
「…ハーーー」また絶えず流れる溜め息
あいつの事を無理矢理にでも無視してそとに出しておけばよかった
そんなことを言っても
残っているのは、目眩を催す右手首の痛みだけなのである
今から予定の殺しの現場までタクシーで三十分、上手く行って四十、走れば一時間三十分程で着くが、正直この怪我では……
「はぁーーあぁはーーーあぁ」
無駄に溜め息が口をつく
「どうしたんです」
目の前を見ると
悪魔のような顔に八十才ほどの皺を刻み付けた婆さん(ボス)が、立っていた
流石にその眼光に掛かればいつもとは違うことなど、障子を破くほどにも楽だろう
「あんた、いつから養女趣味なんぞ」
と魔女のよう鼻をヒクつかせて言った
はっきり言おう
「「(今日は災難だーーー)」」…と




