表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/3

居眠りとバス

うぇぃ。このアカでの初投稿。


自分のペースでがんばる。

春、4月某日。

新学期がスタートする時期だ。


私、矢田(やた) 実琴(みこと)も今日から高校2年生だ。


てか、そんなことで浮かれている場合じゃない。

「ここ、どこ…?」


寝過ごした。それもバスの中で。

バスの心地よい振動に、春の暖かい気温がプラスされて、寝るには非常に素晴らしい状態なのだ。


まぁ、そんなこんなでバスの中で熟睡してしまったのだ。


「やばい…どうしよう…、遅刻になっちゃうよ…」


そんな風に落ち込んでいると、後ろから声をかけられた。



「すいませーん。あの~…、どうしました…?」

今の私は見ず知らずの人に心配されて声をかけられるほど、負のオーラが漂っているのだろうか。


振り返るとそこには、見るからに真新しい制服に身を包んだ男の子がいた。新品の制服ということは、1年生だろうか。はたまた、転入生?


にしても、男の子は背が高いなぁ…。羨ましい。私が高2女子の平均よりも小さいから、より大きく見える。


「えと…あの…」

『寝過ごした』なんて言うのが恥ずかしくて答えに詰まっていると、男の子は何か気づいたようだ。


え!?気付かれた? 何も言ってないのに? まさか、エスパー…的な…。



「同じ制服!!ってことは、同じ学校!?あんたも新入生か?…俺も俺も!よろしく!」


私のそんな馬鹿な考えは当たるはずもなく。でも『新入生』というところは間違っていなかったようだ。

てか、勘違いされた。そんな勘違いに抗議する間もなく、両手で私の左手を握ってきて勢いよく上下に降られた。


随分、激しい握手のようで…



勘違いを直す気力もなく、私は苦笑いでその握手に答えた。

男の子の名前出てないだと!?

次で出します。


今から書くか…

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ