人物メモ2
仲間が揃ったので、人物紹介
エルテ
天然王女
時間があれば祭壇で別次元の世界を見ていたが、祭壇と同じ位置ある次元しか見れない為、自ずとその中で1番楽しい場所、一也の部屋ばかり見る様になっていた
趣味は一也の見ているマンガをのぞき見る事。基本的に天然だが、狙っている部分も多々ある
性格は呑気で穏やか。だが責任感は強く、国の為とは言え強引に喚んでしまった一也に、もしもの事があったら命を賭けて守ろうと考えている
ダーマ
エロ担当
優れた戦士を輩出する事で有名な村、シグラの出身
シグラは村の人間以外の血が入る事を嫌う傾向にあり、村の中で結婚相手を決めないといけないのだが、それに反発し村を出る。その際、数多くの村の人間達を倒している
性格は世話好きで人情家。だが、自分や仲間に害をなす者は躊躇なく殺せる冷酷さも持つ
一也との戦いでは正面から戦ったが、本来はスピードで相手を翻弄し、場を利用しながら隙をついて戦うスタイルを好む
ベロニカ
腹黒い姉
まだ乳飲み子だった頃、家は貧しく、ベロニカは母や双子の妹、アネモネ達と寒さや飢えに震える毎日を過ごしていた
そんなある日、母が何者かに殺され、その数日後今まで会った事すら無かった父親が二人を迎えに来る
盗賊ギルドの幹部であった父親はベロニカ達にエレン、エレナと名を付け、一緒に暮らす事となったのだが、二人は、まるで奴隷の様に扱われたらしい
その父親は、数年後ギルドの宝を盗んで蒸発。残された二人は、更なる地獄の日々を送る
性格は疑い深く、嘘つき
基本的にアネモネ以外の人間を信じていないし、どうでもいいと思っているが、アネモネの為にエルテだけは何があっても守ろうと考えている
アネモネ
単純な妹
ベロニカとは違い、絵本で憧れていた王女であるエルテを全面的に信用している。因みに勇者にも憧れていたが、一也を見て少しガッカリ中
常に姉を庇い盾となって来たアネモネ。実際にギルド内でベロニカ以上の酷い扱いを受けていたのだが、そのそぶりを殆ど見せなかった為、ベロニカも全部は気付いていない
性格は単純で我慢強く、強気。だが直ぐに泣く
狭くて暗い所が嫌い
ヴィヴィ
炎の魔術を極めた天才魔術師
家はとても裕福で、非常に愛されて育られたが、ある日突然、宮廷魔導士だった祖母と同じ様に魔力に目覚める
この世界における魔術は一般的な物では無く、力に目覚めたヴィヴィは周りから奇異の目で見られていた
そしてある日、ヴィヴィは城へ招集され国の為に働けと言われるが、それが嫌で家を飛び出す
飛び出した先は白の塔。血統と実力が物を言う白の塔でめきめきと頭角を現し、僅か数年で白の塔を制覇する
二十歳になり、永久魔塔へ挑戦。当たり前の如く最上階へと昇ったが、先客が居た事に腹を立て、攻撃を仕掛けたものの敗北
いつかそいつを倒そうと、下の階で暮らしながら日々魔術の研究をしている
性格は自信過剰で意地っ張り。おまけに我が儘
裏表は無いので、ある意味では付き合い易い
キョム
無表情な暗黒魔術師
不吉とされる灰色の髪を持って生まれたキョムは、発狂した母親に川へ投げ落とされる
しかし、生まれた時から莫大な魔力を持っていたキョムは本能で生き延び、町から数百キロ離れた場所で村人に発見された
発見されてから数日。同じく灰色の髪を持つ黒の塔の管理者、イギートがキョムを引き取り、後継者として育てる
十年後イギートは死に、虚無より来たる者の名を受け継いで黒の塔を管理していたのだが、イギートの弟子を名乗る男に塔から追い出されてしまう
金もなく、それから何日か路頭に迷ったが、自分が魔力以外何も持っていない事を知っていたキョムは、完全実力主義である永久魔塔へ足を踏み入れ、いきなり最上階へと辿り着いた
性格は純粋。普段から無条件で恐れられている為、人には知られていないが、非常に素直で、強く頼み事をされると断れない弱さを持つ
母親の事は恨んで無く、寧ろ申し訳無いと思っている