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異世界の無法者3

アリスは、親友のリコが殺された冷たい現実が残るこの世界に、転移ゲートの光の渦から放り出された。足元の硬い石畳の感触が、彼女の胸の内に渦巻く怒りと悲しみに拍車をかける。冒険者ギルドの古びた木製のドアが、すぐ目の前で彼女の感情を嘲笑うかのようにそびえ立つ。鼻腔をくすぐる埃っぽい紙と汗の匂いに眉をひそめながら、まっすぐに受付に向かった。

「わたし、冒険者ギルドを退会します!」

アリスの声は、ギルド内に響き渡る冒険者たちの喧騒を一時的に切り裂くほど、怒りに震えていた。その瞳には、親友を失った悲しみと、この世界へのやるせない怒りがギラギラと燃えている。

しかし、受付の女性は、彼女の感情とは裏腹に、薄暗いギルドの奥から差し込む光の中で、顔色一つ変えずに淡々と答えた。彼女の指先は、使い古されたキーボードの上を規則正しく滑っている。

「はい、退会は可能ですが元の世界で退会されて下さい、この世界での永住はできませんので」

その事務的な言葉に、アリスの怒りが再燃する。

「ええ、永住する気はありません!ホバーバイクがあるので大型ゲートを使って帰りますし、ここの世話になる気もありませんから!」

アリスは語気を強め、まるでギルドの壁に八つ当たりするかのように言葉をぶつけた。しかし、受付の女性の表情は依然として変わらない。彼女はただ、アリスの言葉をデータとして処理しているかのようだ。

「わかりました。退会の処理をします。共通通貨も使用できませんがよろしいですか?」

その確認に、アリスはぐっと言葉を詰まらせた。怒りに任せて突っ走っていた頭の中に、現実的な問題がよぎる。ギルドの窓から差し込む夕焼けの赤い光が、床に長く影を落としていた。

「……両替が可能なら、ここの世界のお金でください。少しここで寝泊まりするかもしれないので、念のため……親友が殺された世界なんです……少し、ここで過ごしたいから……」

最後の言葉は、先ほどの怒りとは打って変わって、弱々しく、哀しみに満ちた響きを帯びていた。アリスの感情の起伏が、その声色にはっきりと表れる。受付の女性は、初めて彼女の言葉に微かに反応したかのように、わずかに指を止め、アリスの顔をちらりと見た。

「はい、わかりました。では金貨4枚ほどになるので、今お支払いしますね」

カラン、と小気味良い音を立てて、重厚な金貨が木製のカウンターに置かれる。アリスはそれを手に取り、そのひんやりとした重みを掌に感じた。

「それって共通通貨だとどれぐらいなの?」

アリスは、まだどこか呆然としたまま尋ねた。受付は電卓を叩きながら、

「え〜、そうですね。40万ラピぐらいの価値ですね」

と答える。

「そうなんだ……」

アリスは、その金額の大きさに少しだけ息を飲んだ。そして、もうこれ以上話すことはない、とばかりに小さく頷いた。ギルドの入り口から吹き込む生ぬるい風が、彼女の髪をそっと揺らす。

「じゃあ、お世話になりました」

アリスはそう呟くと、重い足取りで、外に向かって歩き始めた。背後からは、再びギルドの喧騒が追いかけてくる。しかし、彼女の耳には、その音はもう届いていなかった。彼女の意識は、ただひたすらに、リコが奪われたこの世界へと向かっていた。

ギルドの扉が軋む音と共に、重たい空気を背にアリスは外に出た。

夏の熱気が頬を撫でるけれど、彼女の体温は冷たいままだ。


街はいつも通り、活気に満ちていた。

屋台の匂い。子どもたちのはしゃぎ声。

でも、アリスには何一つ届かない。彼女の目はまっすぐ、ある一点を見つめていた。


「あいつは……リコは、何のために殺されたの?」


今でもあの世界で平然と歩く加害者がいる。

その裏に、口を出せない“力”がある。

ギルドも見て見ぬふり。市民も、忘れたように生きてる。


アリスはもう、ギルドを頼らない。

代わりに、自分自身に問いかけた。


「私が――やる。誰もやらないなら、私がやる」


ポケットの中の六銅貨が、カチャ、と音を立てた。


冒険者ギルドを出て、アリスは肌を撫でる夕暮れの生ぬるい風を感じながら、月下の花屋へと足を向けた。その時、視界の端に見慣れた格好の男の背中が映る。粗末な服の隙間から覗く、かすかに鈍く光る奇妙な装飾品に、アリスの心臓がドクリと跳ねた。

男はアリスの姿を認めると、警戒するように素早く身を翻し、その場を立ち去ろうとする。その動きを見たアリスの頭に、電撃のような確信が走った。

「(あいつの取り巻きだ…!)」

心臓が警鐘のように鳴り響き、足は命令するまでもなく、自然とその男の後を追いかけていた。夕闇が迫り、人気のない路地裏に、男はホバーバイクに乗ろうとしていた。エンジンの微かな駆動音が、路地の壁に反響する。アリスは、手に握っていたナイフの冷たい感触を確かめると、迷いなく男の首筋にそれを突き刺した。肉を裂く、鈍い音が耳に届く。男の体から力が抜け、僅かに痙攣する。

「あいつに伝えなさい…私はこの世界に戻ってきたってさ…」

アリスの声は、どこか遠くから聞こえるかのように静かで、それでいて刃のように鋭かった。ナイフを思いっきり首から引き抜くと、ドッと熱い血潮が噴き出し、地面を赤く染める。その生々しい光景を、アリスは虚ろな目でただ見つめていた。鼻腔に鉄臭い血の匂いがまとわりつくが、彼女の表情は変わらない。まるで、彼女自身の心も、その血の色に染まってしまったかのように。

血濡れたナイフを握りしめたまま、アリスはゆっくりと月下の花屋に向かって行った。

夕闇が完全に世界を包み込み、街の明かりがぽつぽつと灯り始める頃、月下の花屋の前にアリスは立っていた。花々の甘い香りと、仄かな土の匂いが、血の匂いを少しだけ覆い隠してくれる。彼女は重い扉を押し開け、中へ足を踏み入れた。

花屋の中は、薄暗い照明に照らされた色とりどりの花々が並び、どこか幻想的な雰囲気だ。中にいた女性、フィオラは、青白い光を放つ携帯デバイスを見ながら、顔を上げずに言った。

「いらっしゃいませ…と言ってもお花を買いに来たわけではないわよね?」

その言葉に、アリスはハッと息を呑んだ。

「よくわかりましたね?」

アリスが驚いて問うと、フィオラは艶やかな笑みを浮かべた。その表情は、まるで全てを見透かしているかのようだ。

「だってあなた…服に血が付いてるし…それに、ちょっと前にライムくんにここのこと聞いたんじゃないの?」

フィオラはそう言いながら、湯気が立ち上る温かい紅茶のカップをアリスの目の前に静かに置いた。芳醇な茶葉の香りが、ふわりと鼻腔をくすぐる。喉の渇きを覚えていたアリスは、それを一気に飲み干した。温かい液体が喉を通り過ぎる感覚が、少しだけ彼女の心を落ち着かせる。

「お願いを叶えてくれるんですよね?」

アリスは問いかけながら、握りしめていた六銅貨と四枚の金貨を、テーブルに興奮した様子でカランと音を立てて置いた。その手は微かに震えている。

「足りないかもしれないけど、大切な親友を殺した男たちが許せないの。ここの兵士たちは捜査すらしないし、冒険者ギルドも管理局に言うと言っただけで何もしない……だってそのはずよ。管理局とかに賄賂を渡してる、異世界でも影響力がある父親が圧力をかけてるみたいだから……だったら私は自分の手で殺したい……そう思って、ここに戻ってきたの。リコが死んだこの世界で、復讐したくて……でも、一人じゃ限界があるのも分かってる……たまたまだけど、取り巻きの一人を殺してきたの、今……多分、宣戦布告と受け取られたと思う……面倒かもしれないけど、どうか手を貸してください。お願いします」

アリスは、とめどなく頬を伝う熱い涙を拭おうともせず、深々と頭を下げた。その震える肩は、抱えきれない悲しみと怒りを物語っている。

その様子に、フィオラは優しい眼差しを向けた。

「そう。あなたの熱意は伝わったわ。依頼を受けます…だからもう、準備ができるまで勝手に危ない目に遭わないでね。私達もあなたの周りに仲間を待機させるから。辛いでしょうけど、もう大丈夫だから」

フィオラの言葉は、アリスの心に温かい光を灯した。アリスは、涙でぐちゃぐちゃになった顔で、それでもできる限りの笑顔を見せ、震える声で告げた。

「ありがとうございます。よろしくお願いします…!」

アリスは花屋を後にした。背後で扉がゆっくりと閉まる音が聞こえる。その閉まる音は、彼女の新たな決意の始まりの合図のようでもあった。

その様子を黙って見守ったフィオラは、胸の奥にざわめくような胸騒ぎを覚えた。彼女は静かに白い薔薇を一本手に取り、その花びらを通じて仲間にメッセージを送った。

「あの子、死ぬ気みたいだから…出来るだけ早く合流してあげて…誰でも良いから…」

フィオラは、アリスが去った扉を見つめながら、自らも出陣の準備を始めた。

その頃、鍛冶場の熱気と金属を叩く甲高い音が響く中、ミリアの配信を見ていたアカリは、フィオラのメッセージを受け取った。

熱心にミリアの配信を見ているアカリの傍でライムが

「やっと依頼に来たんだ!」と急いで装備を整えて二本のリヴォルダガーを腰に差し、小手だけを身に付けた軽装で、鍛冶場の開け放たれた扉から飛び出していく。

「あ!もう出かけたの?てかっマガジンとかローブ持って行ってないじゃん!まあ合流だけなら良いか…でも一応用意しとくのがプロなんだよ」

アカリは、ぶつぶつと文句を言いながらも、手慣れた様子でミリアの配信画面を見つめる。デバイスからは、ミリアの明るく可愛らしい声が響いていた。

「良い夢見てね〜夢を見る度に私を思い出してね〜おやすミリア〜♡」

その声を聞き届けたアカリは、配信画面を切って迷いなく出陣の準備を始めた。彼女の表情には、プロとしての引き締まった決意が宿っていた。


月下の花屋を後にしたアリスは、目的もなく重い足取りで中央区へと戻っていた。しかし、その耳には、街の喧騒とは違う、不穏な足音が聞こえ始める。宿屋を探し周囲を見回した時、彼女の視界に、特徴的な服装の男たちがちらつき始めた。ルシアンの取り巻きだ。彼らはまるで獲物を探すかのように、街の至る所でバラバラに動き、辺りを嗅ぎ回っている。

(待ってたわ……!)

アリスの瞳に、再びギラついた光が宿る。彼女は迷わず、ルシアンがいるであろう方向へと、わざと気づかせるように走り出した。その姿を捉えたルシアンの目に、憎悪と焦りが灯る。

「(あいつだ!)」

ルシアンは即座に取り巻きに指示を飛ばした。彼の命令で、路地裏の狭い出口をバイクが塞ぎ、退路が断たれる。ルシアンは、路地裏の薄暗い闇へと、一人で足を踏み入れていく。彼の革靴が、湿った石畳をコツ、コツと鳴らす音だけが、不気味に響き渡った。

アリスは、生ぬるい風が吹き抜ける路地裏の奥で、今か今かと待ち受けていた。彼女の右手は、既に冷たいナイフの柄をしっかりと掴んでいる。次第に近づいてくる足音の響きに、心臓が高鳴るのを感じた。もう少し、もう少しだ。彼女は獲物に向けて振り返ろうと、大きく息を吸い込んだ、その刹那。

ドッ、という鈍い音が背後で響いた直後、熱く、焦げ付くような痛みがアリスの胸付近を襲った。焦げた肉の匂いが鼻腔を突き刺す。彼女の体は、まるで糸が切れたかのように地面に倒れ込んだ。視界が歪み、世界がゆっくりと傾いでいく。意識が遠のく中、彼女の周りには、熱く、粘りつくような血溜まりが、じわじわと広がっていく。

「お前が誘いに乗ってれば!あの時一緒に死んでれば親父に怒られる事もなかったんだぞ!」

ルシアンの声が、遠く、歪んで聞こえる。彼はアリスにあまり近づこうとせず、ただ彼女の倒れた姿を忌々しげに見下ろしている。死亡確認をする素振りも見せず、まるで汚らわしいものでも見るかのように、そそくさと身を翻した。

取り巻きたちが待つバイクに急いで乗り込むルシアンたちの姿は、アリスを探して焦燥に駆られていたライムの目に飛び込んできた。彼はルシアンたちが飛び出してきた路地裏に、まるで引き寄せられるかのように走って行く。息を切らし、胸を高鳴らせながら、路地裏の薄暗い闇へ足を踏み入れると、ライムの視界に、地面に広がる鮮烈な赤色が飛び込んできた。

ライムの心臓が、鉛のように重く沈む。血溜まりの中に倒れ伏しているのは、瀕死だが、まだ微かに息をしているアリスの姿だった。

ライムが駆け寄ると──


アリスは、自身の体から温かい血が流れ出し、冷たい地面に広がる感覚を感じていた。口の中には鉄の味が広がり、視界は薄い膜が張ったようにぼやけていく。ライムの焦った声が、遠くで聞こえる。

「今、助けを呼んでくる!」

その言葉に、アリスは途切れ途切れの息で、必死に手を伸ばした。ライムの袖を、かろうじて掴む。その指先からは、もうほとんど力が感じられなかった。

「もう……助からない……」

アリスの瞳は、憎しみに燃えるような、しかし深い悲しみを湛えた光を宿していた。その視線は、遠く去っていくホバーバイクのエンジン音が響く方向へと向けられている。

「ねえ……私とリコの仇を取って……」

苦しげな呼吸の合間に、彼女はそう絞り出した。ライムの顔を、涙で濡れた瞳で見上げる。

「このディメンションキーを受け取ってホバーバイクを私の代わりに使って…」

そう言って、アリスは震える手で、大切に握りしめていた鍵を渡す、彼女の体温を吸ってか、微かに温かかった。彼女の声は、祈るようだった。

「なんで……理不尽なんだろ……? なんであんな奴らがなんの罰も受けないの……?」

その問いは、アリス自身の、そしてこの世界のどうしようもない悲劇そのものだった。彼女の視線は、再び虚空をさまよう。

ライムは、アリスから託された鍵とまだ温かい掌の感触を噛み締めていた。その言葉にならない怒りが、彼の胸の奥で煮えたぎる。アリスの最後の、絶望に満ちた問いが、彼の耳に強く響いた。

「大丈夫……絶対、生かしておかないから……」

ライムの声は、低い唸りのような、静かな怒りを帯びていた。それは、アリスへの返答であると同時に、彼自身の心に刻み込まれた、新たな誓いだった。

ライムはディメンションキーを使うと別次元に繋がったかのような空間の歪みから、アリスの赤いホバーバイクを勢いよく呼び出した。そして乗り込むとブォンと重い重低音が闇夜の路地裏に響き渡り怒りの感情のライムを乗せて凄い勢いで走り去って行く。

アリスの瞳は、目の前を走り去って行く自身の赤いホバーバイクを捉えていた。そのメタリックな輝きが、路地裏の薄暗闇の中で、まるで生きてるかのように見えた。彼女の意識は、薄れていく現実から、温かい思い出の波へと引き寄せられていく。

(リコ……)

脳裏に浮かんだのは、親友の屈託のない笑顔だった。初めてリコと出会い、他愛ない話で笑い合った日々。二人で「いつか最高のバイクを買おうね!」と目を輝かせながら、コツコツとお金を貯めた日々の記憶が蘇る。指先には、コインのひんやりとした重みと、小さな夢が詰まっていた。

そして、ついに手に入れた、あの真新しいホバーバイクのエンジン音が、耳の奥で懐かしく響く。二人で初めてアクセルを回した時の、風を切る爽快な感覚。背中に感じるリコの温かい体温、彼女の楽しそうな笑い声が、まるで今そこにいるかのように鮮明に蘇る。澄み切った青空の下、どこまでも続く道を、二人で駆け抜けたツーリングの日々……。風が頬を撫で、草木の匂いがふわりと香った。

だが、その甘い記憶は、ある一点で血のように赤く染まり、悍ましい音を立てて砕け散る。

「ちょっと遠出をしようよ」

あの時、自分がそうリコを誘わなければ。あの活気あふれる街中で、ルシアンと出会わなければ。

この世界まで逃げ回ったが。

突然のタイヤのスキール音。

目の前を横切る、漆黒のホバーバイクの影。

鈍い衝撃音。

そして、地面に広がる、鮮やかな赤色。

目の前で崩れ落ちるリコの姿。

そして、冷たくなっていく、愛しい親友の体温……。

思い出が鮮明になるほど、アリスの胸を抉るような激しい後悔の念が襲いかかる。自身の体から、再び温かい血がドクドクと流れ出し、冷たい地面に広がる感覚が、リコの最期の血の色と重なっていく。口の中には、苦い鉄の味が広がり、視界はもう、薄い霧の膜が張ったようにぼやけていた。

(ごめんね……)

アリスの瞳から、熱い涙がとめどなく溢れ落ち、頬を伝う。その雫は、血と混じり合い、彼女の頬を濡らした。その謝罪の言葉は、誰に届くわけでもなく、静かに途切れ途切れの息と共に、闇に溶けていった。

そして、彼女は静かに息を引き取った。その瞳は、閉じる寸前まで、まるで許しを乞うかのように、ぼやけた空を仰いでいた。ライムはさらに加速し、去っていったルシアンたちの方向へと、猛スピードで夜の闇に消えていった。その背中からは、冷徹な復讐者のオーラが立ち上っていた。

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