表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/16

第二章謎の組織 第八話因縁

「「おらぁ!」」


お互いの剣が幾度も重なり合う

俺は思った最初戦った時は本気じゃなかったと

更に最初戦った時は剣だけでの戦いだったが今はそれに時折見せる足技による牽制なども加えてくる


「あんた嫌な戦い方するな、」

「そうか?」

「最初戦った時は足技なんて使わなかったじゃねぇか」

「今回は本気だからな」

「ちっ、なめてんじゃねーぞ」

「やっぱりいい太刀筋だ、だがまだまだだ」

「っく、まだだ、はあ!」

「強い」

「手伝ってやらねぇのかスパイさんよ」

「き、気づいていたのか」

「ああ、お前が組織へ入って来た最初からな」

「そんな」

「よそ見してんなやぁ!」

「こえぇ、こえぇ」


俺は今までで初めてこいつには勝てないかもと思った

今までは負けない自信があった

たとえ百や二百の馬鹿どもに囲まれても負けない自信があった

だからこんな気持ちは初めてだ

俺は初めて戦いを面白いと思った


「どうした少しにやけているぞ」

「そうかよっ」

「速い」

「っふ、いい動きだ」

「はあ!、らぁ!おらぁ!」

「なんだ、だんだんイクスが速くなっていく」

「速さだけじゃない攻撃力や魔力も上がっている、面白い俺も行くぞ!」

「う、うそだろお互いのスピードがさらに速くなっていく」


俺が速くなるとヤドもそれに合わせ速くなっていく

俺は思った今はまだ勝てないと

悔しいがこいつには剣では今は勝てないと思った

だから俺は剣を置いた


「おい、何を」

「くるか」

「悔しいがやっぱヤドお前は強いは」

「だからってあきらめるのかよ」

「いいや、あきらめてねぇよ、むしろここからが本番だ」

「どう意味だ」


俺は邪魔な前髪を書き上げこういった


「さーてと、喧嘩(キング・タイム)だ!」


俺は全魔力を解放してヤドの殴りかかった


「きたな」

「おらぁ!」

「っぶね、これは食らったまずいな」

「らぁ!」

「なんでお前は素手で殴りかかってるんだ」

「おらぁ!」

「前も思ったが攻撃力は良いがただそれだけだ剣がない魔法剣士なんて雑魚同然だ、死ねぇ!」

「まずい、避けろ~~!!」


ヤドは思った首を斬ったと

だが斬れていなかった

それどころか剣が豪快な音をたてて折れたのであった


「なっ、なんだと」

「剣が折れた」


俺はヤドが驚いている隙を見逃さなかった

俺はすかさずヤドの首を絞めた


「っぐ!、っが!あがっ!」

「死ね。」

「がっ!」


ヤドの首は大きく音をたて折れた


「さっ、行くぞ」

「あ、ああ」

「と、その前に少し休んでいいか」

「ああ」


俺たちは壁にもたれかかり少し話をした


「なあ聞いていいか」

「なんだ?」

「さっきなんでイクスの首じゃなくヤドの剣が折れたんだ?」

「ああ、あれか、あれはな首を斬られる直前魔力を首に集中していたんだ」

「魔力を集中?そんなことできるのか」

「ああできる」

「へ〜」

「なあ、それよりも腹減らないか?」

「まあ減ってるが」

「ボスと戦う前に腹ごしらえしたいんだが」

「う〜んむりだ」

「なんでだ?」

「ここの組織は食堂とかないからな」

「な、まじか〜腹減った〜」

「残念だが無理だ」

「はあ〜腹減ったな〜」

「はぁ〜あ〜も〜しょうがないな〜ほらこれやるよ」

「これは飴か?」

「ああ」

「これくれるのか?」

「ああ」

「まじかサンキュー」

「お?、ああ」


ノースはこいつ何言ってんだ?と思いながら返事をした

俺たちは休憩したのちボスの部屋の前まで来ていた

俺は少し後ろに下がり助走をし扉に飛び蹴りをした


「おらぁぁぁぁぁあああ!!」

「え〜」


俺が扉を開けるとそこには1人の黒い鎧と魔女のような女がいた

俺が声をだそうとした瞬間黒い鎧の殺気が部屋全体に広がった


「っな、なんだこの殺気は」

「うそだろ」


次の瞬間俺たち入り口まで吹き飛ばされた


「っが!」

「ぐはっ!」


俺たちが立ち上がろうとすると黒い鎧の殺気はさらに高くなり俺たちは立ち上がれなかった


「よく来たな貴様ら」

「あ、あんたがこの組織の」

「私がボスだ」

「なんて殺気だ」

「一つヤドを倒したことは褒めてやろう、二つエンを倒したことを褒めてやろう、三つヤドには人質がいてしょうがなく戦っていたのに倒したことを褒めてやろう」

「っんな」

「そんな話知らないぞ」

「当たり前であろう、私がヤドにこのことを話したら人質を殺すと命令していたからな」

「こんのぉくそやろぉぉぉおお!!」

「まあ慌てるな」

「がっ!」

「イクス!」

「私はヤドを倒したお前と話がしたいんだ」

「っだれ、がお前なんかと」

「首を絞められてここまで威張るとは面白い、じゃあこれでどうかな」

「ぐっ!、がっ!、あっ!」

「いかん、これじゃ殺してしまうな」


そう言うと俺は放り投げられた


「がっ!、っほ!、っごほ!、ごほ、ごほ」

「それにしてもイクスお前はやはりヤドが言っていた通りすごい量の魔力を持っているな」

「そ、それがどうした」

「ヤドの代わりに入らないか?」

「断るそしてお前を殺す」

「ふははははは、俺を殺す、お前が?あまり調子になるなよ、もういい、魔女よやれ」

「かしこまりました“我王の魔力を繋がれし者今ここに王の魔法を発動する”」


俺は直感で思ったこれは不味いと不味過ぎると


「ノース!今すぐ俺のところに走れ早く!」

「わかった」


「“王の一撃(キング・インパクト)”」

「俺の手を掴んで魔力をありったけ解放しろぉぉぉおお!!」

「わかった、はぁぁぁぁあああ!!」


王の一撃(キング・インパクト)

それは千年前の初代王が使っていた魔法の一つである

その魔法は使用者の気分次第によって村一つから国をも消せる魔法である






え〜投稿頻度が落ちている理由はヤドの過去編を八話に書こうと思っていたのですがあとの方がいいかなと思いとりあえずヤドとの戦いを書きました

あとバトルシーンを漫画で書くなら簡単ですがこうやって文字に表すのはとても難しいですね

ちなみに最近少し前のアニメを見たらしています

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ