第一章転生 第四話一ノ瀬ザドという男
俺の名前は一ノ瀬ザド
俺は親が家にはいなかった
そんな俺は小三のときに体が大きく態度も大きいと小六の奴らに喧嘩をうられたことが原因で俺の日常はそこから喧嘩三昧になった
俺の地元はバカばっかりでそこらじゅうでみんな喧嘩をしていた
そんなある日隣町に喧嘩最強という奴が俺の街に来た
俺は暇つぶしにそいつに喧嘩をうった
俺は初めて負けた
俺は自分で言うのもなんだが喧嘩は強い方だった
だがそんな俺でも負けた
だから俺は後日もう一度そいつに会いに行った
俺は隣町に行きそいつを見つけ話しかけると殴りかかられた
だが俺はそいつのパンチを受け止めてこう言った
「まて、話をしねぇか」
「話?、ちっ、なんだ」
「俺と友人ならねぇか」
「友人?なんでだ」
「俺は自分で言うのもなんだが喧嘩は強い方だが、初めて負けた、だからお前に興味を持った」
「いいぜ、お前は俺を見る目が周りと違うからな」
「よろしくな」
「よろしく」
俺はこうやって紅蓮と友人になった
あいつとはいろんな場所で喧嘩を一緒にした
正直言うとあいつとの時間は俺にとってかけがえのない時間だった
そんなある日俺の学校の連中が俺に喧嘩を吹っかけてきた
数は学校の連中のほぼ全員だった
俺は嫌な予感がしたがとりあえずそいつらをぶちのめした
だが百人ほど倒したときにトップみたいな奴が意味深なことを言った
「ひゃははは~~おいおい、ボスよ~~大丈夫か~~」
「誰がてめぇのボスだ」
「おうこえぇ、こえぇ、けど早くしねぇとお仲間さんが死んじまうぜ」
「ああ!?、てめぇ!紅蓮に何をした!」
「しらね~今頃死んでるんじゃないんですか~」
「 殺す」
「え?」
「てめぇら全員あとでぶっ殺す!」
「怖いねぇ~ひゃははは~~、けどここからどうするんですか~~」
「こーすんだよ!おりゃ!」
「うわぁ!」
「ちっ、てめぇら覚えておけよ!」
「もうおせえよ」
「どこだ!、あいつはどこにいる!」
「教えるかば~か」
「死ね」
俺は男を二階から放り投げた
「次、お前も同じ目にあいたくなかったら答えろ」
「ひっ、た、確か隣町のとの境目の河川敷だと」
「そうか、命拾いしたな」
そこから俺は走った
ただひたすらに走った
そして俺は河川敷に着いた
だがそこで見た光景は紅蓮が川に沈んで横たわっている状態だった
「お、来た来た、あんたのお仲間はさっき死んだぜ」
「お前らはここでぶちのめす」
「無理だと思うが?」
「ここには俺たちとあんたの学校の連中もぞろぞろ来てんだ」
「それにそろそろサツも来る、お前は積みなんだよ!」
「それはどうだかな」
「あ?、ちっ、お前ら行けぇ!」
俺は紅蓮に禁止されていることがあった
俺はピンチの時にしかリミットを解放するなと言われていた
俺は一度だけリミットを解放したことがあった
だがそれでも紅蓮には勝てなかった
後日紅蓮が俺のリミット開放は人を殺しかねないと止められていた
だがもう知らん
あいつは死んだ
俺はこいつらをぶちのめす
ただそれだけだ
そして俺はこう言った
「さあ、最狂解放だ」
それからはただ蹂躙した
五十人ほど倒したときに警察がきた
それにびびったのか連中は逃げていく
俺は逃げなかった
逃げる必要もなかった
俺は連中の一人が持っていたナイフを手に取り腹を切った
そして目が覚めると知らない人が目の前にいた
いちよう二人以外死んでいません、たぶん