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神の愛した桃源郷  作者: 魚精神
始まりの章
6/31

第5話  戦闘

 化物が俺達に追いつく。化物が威嚇をする空気がピリつく。

 

 「はぁ、はぁ…追いついた…」


  魔法使いも追いついたようだ。追いついた途端、魔法使いが叫びだした。


 「こっちだ!こっち!」


  瞬間、化物が向きを変え魔法使いを威嚇し始める。


 「ナミングボルト!」


  そう魔法使いが唱えると化物はしびれ始め苦しみだした。

 

 「今のうちだ!早く逃げろ!こいつは私が殺るから!」


 と俺たちに向かって叫ぶ。


 こいつを見捨てて逃げるべきなのか?こいつは俺たちを逃がすために無理をしているのではないか?

 ここで逃げたらこいつは……やはり逃げるなんて選択肢は無い。

 

 「あんたこそ今すぐこっちに来い!」

 

 「でも…!」


 「いいから早く!」

 

 何か言いかけたのを遮り、こっち側にこさせる。

 

 「なんで、私を置いて逃げなかったんだ!」

 

 「あんた無理してただろ、ここで置いて逃げたらあなたは死んでいたし、あいつも生きたままになる」


 「協力して倒すぞ」

 

 「そうだね。私の名前はマリーン。キミの名前は?」


 「神代八雲だ。」


 互いに名乗り終えたとこで化物をどう攻略するか考える。

 そういえば、こいつの弱点や倒し方はあるのだろうか、マリーンに聞いてみよう。

 

 「マリーン。こいつの倒し方はや弱点はあるのか?」

 

 「弱点はない。倒し方は虎の首と蛇の首を10秒以内に落とすことだ。」


 中々条件が厳しい。どうしたものか…

 

 「八雲危ない!!」


 油断していた。考えている内に麻痺が解けていたのか…くそ、やられる!

 その瞬間俺の前に穂波が庇うように立った。



 「穂波!大丈夫か!?」


 「大丈夫…けど次から気おつけてね…!」


 そう言うと気を失ってしまった。自分の不甲斐なさ故に穂波を傷つけてしまった。

 もう二度と同じヘマはしない。

 覚悟を決め、天龍を抜く



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