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新生・異世界探検記  作者: y・s
3/6

初戦闘

目を開けると、そこは緑が生い茂る森の中だった

(太陽か?真上にあるから昼ぐらいか)

静かだな、風が草を揺らす音とどっかの鳥の鳴き声しか聞こえない

自分の呼吸音が聞こえそうなぐらいだ


「おいおい、町や村どころか人っ子一人いないじゃねぇか、

 人の気配がないってどういうことだよ。あのアホ女神め」


そんな悪態をつきながら考える

(いや、冗談抜きで異世界でぼっちはつらいわ。海外にも行ったことなかったのにハードル高いって!)

ス〇ホで連絡してみると、「ただいま、電話にでることができません...」

おい、そうゆーのよくないわ、ほんとに


考えていても始まんないな、行動すべきかこのままでは何も起こんないし

とはいうものの、全くサバイバルはわかんないな。とりあえず川を探して歩くか、適当に


~数十分後~


...なんもねぇ、人はもちろん動物さえいない...どゆこと?

なんかさっきと光景が変わってないんだけど、気のせいだよな


~数時間後~

(やばい、ほんとにやばい、何もない、てか疲れた)

そう言って座り込んで息を整える

(はぁ~、まさかここまでなにもないとは)

ふと耳を澄ますとちょろちょろちょろ、と水の音が聞こえてきた


(!!今少しだけ水の音が聞こえた!)

そう言うとすぐさま立ち上がってその方向へ走った


はぁはぁ...っっっ!!

そこには緑色の物体が動いていた。とっさに隣にあったきに隠れる

そっとのぞき見ると緑色の物体があたりを見渡してた

(ギリギリ気づかなかったみたいだな)


よく見てみると子供の体型をしている

(あれがゴブリンてやつか?)


みる限りなんか魚を捕っているようだ

(せっかく川に着いたのにとんだ先客がいたな。

 あ、鑑定でも使ってみるか)


...どうやって使うんだよ

(連絡してみるか)

そう言ってス〇ホを見てみると、新しくタッチできるところがあった

(これは...L〇NEじゃねぇか)


なんとなく使ったら負けた気がして普通に電話をかけた

prrrrr,prrrrr   ガチャ


やっとつながったか

「やっほー、元気にやってる?」


イーリアが陽気に言ってくる


「おい、なんでさっき出なかったんだよ」

「ごめんなさい、寝てたわ」

「神様も寝るのかよ」

「当たり前よ、神様をなんだと思ってるのよ」

「いや、神様だと思ってるよ」

「それもそうね」


こんなバカやってる場合じゃない、もう日が傾いてきている、4時ぐらいか?

夜になる前に寝床を見つけないと


「それはそうとスキルと魔法の使い方を教えてくれ」

「それなら簡単よ、イメージすれば簡単にできるわ」

(そんなに、簡単なのかよ)

「わっかた。さっそく試してみるわ」

「がんばってね~」


電話を切ると俺はゴブリンに向き直り相手を見通すイメージを持ってみた

すると頭になにか入ってくる感じがした


name:ゴブリン

race:魔物

Lv:6

HP:23

MP:14

STR:8

DEX:4

VIT:6

INT:2

AGI:5

LUK:2


スキル

棒技Lv1


...心配して損したな、もしかしたら成人男性もワンパンじゃね?

なおも魚に夢中になってるゴブリンに向かってそこら辺に落ちている石を投げてみた

パンッと音がしたと思ったらゴブリンの頭なくなっていた

「こんなもんか、まあそうなるわな」


ピコンという音がした

なんだ?レベルか?


ステータスと念じると


ステータス

name:ヤマト

race:人間

Lv:10

HP:11000

MP:∞

STR:1100

DEX:∞

VIT:1100

INT:1100

AGI:1100

LUK:1100



きりがよくてよろしい

てか血の飛び散り方がエグいな、こういう事にもなれてかないとな


近くに行ってみるとなんとなく違和感のあるものを見つけた

(なんだこれ)

鑑定を使ってみた


魔石・Lv1

1番質の悪い魔石、込められている魔力も少ない


魔石か、やっぱ売れるよな。とっておくか、持っていて損はないだろう

それにしても初戦闘はあっけなかったな

ふと川を眺めると魚が数匹泳いでいる

(水魔法とかあったよな)

そう思い水を魚ごと浮かび上がらせるようイメージすると、あっさりできた


(今後魔法を使うときは技名を決めてたほうがはやいか?)

そんなことを考えながら魚と魔石を収納した


(もうすぐ日が暮れる、はやいとこ寝床を探そう


~数十分後~

「やっと見つけた」


目の前には大きな洞窟がある。雨風は防げそうだ。

(あと数十分すれば太陽が山にもう沈むだろう、その前に飯食っとくか)


そう思い火魔法で集めた木と落ち葉に火をつけ魚を焼きながら考えた


(はぁ、これから大丈夫か?不安しかないな...、ま、なんとかなるか

 明日は川に沿っていくか、はやく人に会いてえな)


ポジティブなことを考え食事を終え眠りにつくのだった

 








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