たっくん4歳(3)
ぼく、たっくん!
まだ4歳なの。
この前ウ○トラマンについて全部話せなかったから、今日は続きなんだ。
たっくん、ショーの後ね、とても悲しかったんだ。
ぼくのヒーローは155cmで片付けられたんだよ。
ぼくは悲しく家に帰ったんだ。
そしたらぼくの大事なウ○トラマンの人形が目の前にあったんだよ。
ぼくは人形をみて思ったんだ。
こんなに足が長いじゃないかって。
ぼくはやっぱりウ○トラマンは正義のヒーロ―だって思ってその日はウ○トラマンの人形抱っこして寝たんだ。
でもやっぱり、あの偽ウル○ラマン が頭から離れ無いんだよ。
目をつむるとポーズを決めた偽ウルト○マンが現れるんだ。
ぼくはなんで正義の味方に苦しめられているんだろうって思ったんだ。
でもどうにか眠れたんだけど、
偽者は夢の中にも現れたんだ。
ぼくが夢の中で家の中を歩いていると、偽者のウ○トラマンがぼくの家のベランダに立ってるんだよ。
そしてぼくをじっと見ているんだ。
ぼくは後悔したよ。
最後までショーをみなかったから行けないんだよ。
きっとぼくの前泣いてた子の所には彼は来なかったよね。
ぼくは恐くてママを呼びに行こうとしたんだ。
そしたら偽者は窓をガタガタ鳴らして入ってきたんだ。
ぼくは泣き叫びながら目を覚ましたよ。
その日はママに抱っこして貰って眠ったんだ。
まだぼくも4歳だからね、そういう日もあるよ。
え?今もウ○トラマンが好きかって?
ぼくだってそんなに心広くはないよ。
だってあの偽者を選んだのは本物のウルト○マンだってパパが言ってたもん。
ぼくの今のヒーローは仮面○イダ― なんだよ。
毎日仮面○イダ―の人形でウル○ラマン人形を攻撃するんだ。
ウ○トラマンぼくの中ではやられキャラだよね。
今度パパがデパートの屋上である、仮面○イダ―ショーに連れてってくれるって約束したんだ。
楽しみだなあ。
じゃあぼくは今から夜ご飯だからまたね。
次回は
「ぼくのお姉ちゃんは○○」だよ。
またみてね。
次回は自分の姉について、5歳になったたっくんが語ります。みてくださいね。