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いったいなぜこうなったかが知りたい

義母にほめられ、美代子に感謝されいい気分になったわしは

すべてにおいて調子に乗ってたと言えるだろう。

いくら何でもこんなことするとは

思ってなかったのだが、、、

今日も今日とて悪人がー

どうして悪人と言うのはそこいらにほいほいいるんだろうか

わしらはいったん自分達の国に帰る帰途へとついたのだが

神輿でこう華やかに道中をと言ってくれたので

たしかに途中までは華やかに練り歩いた。

一種お祭り的なパレード、時代劇で言えば大名行列だな。

こうやって行きながらもチラシを配って、近隣の街には

双子神の宣伝をしながら進む予定だったのだが、、、

途中の街で大規模な流行病がおこり、いくら治癒魔法ができるものがいても

完治させ元の体力にするには人数が多すぎた。

そこでわし、美代子、田中、と、、

司祭として実力のあるジャックさんと

大母神様から使わされた教育係のマリーが来たわけだ。

ちなみにマリーは小鳥の姿をしている。

姿はかわいいが、中身はドエスさんだ。

美代子にすれば邪神の存在を警戒するにあたり

わしらを鍛えたいらしい意図があったようだ。

いくら鍛えたくとも、わしも田中も温室育ちなので

惰弱な体を一気にむきむきには無理なんで

馬車を使いつつゆっくり旅をすることになったのだが

このお嬢様の体と言うのは軟弱なのでどうおにかせねばと

常々思ってたのでまあいいのだが

成り行きと言うものは恐ろしい、、、

街道でたまたま人身売買組織に狙われてしまった

そいつらは馬車の檻に何人もの少女を詰め込んでいた。

「おっとえらい美人と美男がいるじゃねえか、これは高くうれるぜ」

「こりゃさいさきがいい」

馬車を10人くらいの野蛮な雰囲気の男どもが取り囲んだ。

手には大振りの剣やら、棒など持って不穏な感じだ。

「司祭と魔導師がいるようだが、弱そうだな」

いやいや魔王より強いだが、美代子がやっつけてくれてもいいと思うのだが

「いい見せ場になるわー」

などといい、わしに戦えとか言うんだー

「最高司祭アンジェリカ様が危ないまねなど言語道断です」

まじめなジャックさんが言ってくれた。

「双子神様からのご宣託です。最高司祭として哀れな少女たちを救うのです」

非情なドエスの鳥がわしにごりおししてきたー

「私の言うとうりすればよいのです」

「ええええ」

わしらがごたごたしてる間にも、悪党どもはにやにやしながら迫ってくるー。

「まずは、変身ですね」

「変身って、そんな能力あったかなー?」

「さあ、私の言うとおりに繰り返して」

 鳥のマリーさんがわしの肩に乗ると耳元ではああ?なことを言った

「ドレスアップアンジェリカ!っていいなさい」

「ははあああ」

「はあではなく早く」マリーさんがつついてくるので仕方なく叫ぶ

「ドレスアップ!アンジェリカ」

 何の呪文ですかーと思う同時に

 光が発光し大きな白い布がわしの体を覆った。

 ただの白い布なんだが、そこに、、なぜかリリ達がひそんでいた。

 そして神業的速さでわしに、ルナルナプリンセスの改訂版のような服を着せた。

(いくら何でもミニスカートは令嬢とか司祭ではいかんだろうから、スカートが長くなっててほっとしたな)

 布が取り払われるとルナルナプリンセスの姿のわしがー

 歌舞伎の早変わりのような感じだなーと思う間もなくマリーさんの指令が

「さあ、叫ぶのです。決めポーズをしながら悪はこのアンジェリカが許さないと」

 べたすぎて恥ずかしい。

 目の前の悪党どもに啖呵を切るのはいいが、恥ずかしいセリフすぎる。

 決めポーズってわからないからやめといた。

「悪はこのアンジェリカが許しません」

「そしてそのマジックバトンをあいつらに切るように振るんです」

 マジックバトン?手を見たらたしかに握ってた。

 やたらキラキラしたハートのようなのが付いた棒が

「あーこれね」

 このきらきらしい棒が、悪人どものあのごいつ武器と対抗できるのか?

 と思いながら振り回した。

 すると、、悪人どもが一斉に将棋倒しのように倒れた。

「うう、、この女つよい、、魔法使いなのか」

 唖然としてるわしにの横でいきなり田中が懐から何か取り出した。

「ひかえ、ひかえおろう!この方をどなたと心得る。

 大母神様より勅命を受けし

 アポカリプス双子神様の最高司祭アンジェリカ様なるぞ!頭が高い」

 何を見せとるんだ田中ー!

 美代子もわしの横に並ぶといきなり

「御庭番、この悪人どもをひったてい」

 いきなり時代劇と言うか御庭番ってー誰?

 わらわらと忍者の恰好をしたものが悪人を引っ立てていった。

 いつの間につうかどこから湧いてきたんじゃー

「さあ、少女たちを解放しましよう」

 美代子は笑顔でわしにこういった。

「美代子、、もしかしてはじめから」

 わしが問い詰める前にジャックさんが感激してわしに跪いた。

「すばらしい、私はまた奇跡を見たのですね、アンジェリカ様こそ

神の御使いに相違ありません、なんという恩寵でしょうか」

 わしは、これからどうなっていくのだろうか

 

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