ついに魔神とミニスカ、ツインテおやじの対面!
外観がわからないのでどんな建物なのかわからないが、どうも大理石が使われている荘厳な感じではある。
そこらへんにピンクのタペストリーやら、ピンクのクッションやらピンクが氾濫しすぎて原型がわからない。
いやはや魔神はピンクが大好きそうなのだ。
そして魔神のいる広間の扉も、怖いことにピンクのブーケで飾り立てられていた。
侍女の猫耳娘が重々しく扉を開けた。
(ピンクの飾りではあるが本来は荘厳な扉っぽい)
「魔神様、ルナルナプリンセス様です」
リリがそう言ってわしを誘導すると、ピンクの毛氈(あくまでピンクなのか!)の先に大きな椅子があり。
そこに二人の少女が寄り添うように座っていた。
一人はシンプルな黒い服に身を包んだ妖艶な銀髪の少女で、もう一人はふりふりのピンクの服に身を包んだ黒髪の少女だった。
どちらもかわいい少女ではあるが、黒い服の少女が白人系の顔立ちだが、ピンクの少女は日本人のような顔立ちなので、姉妹ではないだろと思う。
このピンクの方の趣味が反映されているのだろうな。
「頭が高い!魔神アポカリプス様の御前であるぞ!」
少女達の椅子の横には先ほど子猫たちを脅した男が立っていて、わしに向かって怒鳴りつけた。
わしはとっさに優雅に首を垂れ貴婦人の礼をした。
条件反射でできるほど特訓を受けたかいがあったな。
「ガープ、人間相手に威嚇しないで、あなたの声だけで死んでしまう弱い者もいるのだから」
黒服の少女がガープと言う男に声をかけた。威厳からしてこの少女が魔神アポカリプスだろうか?
しかしガープ?
なんか引っかかるなーどっかで聞いた気がするのだが?
「このおじさん?ルナルナじゃないよお」
ピンクの少女がそう言い始めた。
「そうね、でもこの人は面白い、、顔が二つあるものね」
なんと黒服の少女にはわしの前世の顔が見えるんだ。
とたんにわしは今の自分の恰好がより恥ずかしくなった。
少女の前で女装、ツインテール、ミニスカおやじって地獄図だろう
どんな罰ゲームでわしはこんな変態おやじ的な格好をさらしているのだ!
魂が飛び出しそうだ。




