目次 次へ 1/12 初めに 俺たちは生きていることが当たり前だと思ってた。 死なんて身近にないと思ってた。 でも俺たちは知ってしまった。 死はすぐ近くにあるってことを。 始まりはあの日。あの大変な目にあった最低最悪の厄日。 あの日が俺の、俺たちの運命を変えた。 それは高校生活2年目の始業式のことだった。 俺は寝坊して自転車で全力で走っていた。 そして、そのときはまだ知らない彼女と出会った。 俺たちは生きているのか 俺たちは死んだように過ごしてはいないのか