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第22話

 気が付いたら時間は10時を過ぎていました。


「夜も遅くなってきたし、そろそろ寝た方がよさそうね」

「は~い」


 迷路のような建物の中をメイドさんに案内してもらいながら、僕の部屋に。

「ジェシカさん…… こんなところに廊下なんかあった?」

「ちょっと改装しましたので」

「またですか?」

「ですから、瑞希様の記憶にある地理情報は、一部無効になっているとお考えになられた方がよろしいかと存じます」


 3階と4階はエスターのプライベート空間だから…… じゃない!

 こんな大きな建物を、廊下や部屋の配置が変わるような大規模な改装を『ちょっと改装しました』で済ませてしまうというのが怖い。

 王宮の改装だって、部屋の内装を変えたりとかだけなのに。

 先月は何ともなかったから、その間の出来事のようですが……


「同時にクローゼットの中身も更新しておきました」

「えっ?」

「隠し扉の中身は手付かずです。洗濯はましたけれど」

「ばれてたの?」

「あれだけのカムフラージュならば他の所ならば及第点を差し上げますが、ここではダメダメなレベルですね」

「……そうなの?」

「はい。ご精進なさいませ」

「それ以前に、クローゼットの中身を何とかってのは?」

「主の意向を無視するわけにはいきませんので」

「……そうだよね」


 3階の一室は僕の専用という事になっています。

 クローゼットからパジャマを取り出して…… 正確にはクローゼットの一部をこっそり改造して、そこにしまってあるんだけどね。ジェシカさんにはばれてたけど。

 だって、エスターが用意してくれる服は、かなり偏ってると思う。

 ズボンは無いし、ふりふりやレースがいっぱいついてるし。

 大地なら喜んで着そうだな。


 まあいいか。いまさら文句を言っても始まらないし。


「これなんか、どう見てもドレスだよね」

「なるだけ控えめのものをご用意いたしました。よくお似合いだと思いますよ」

「というか、リボンとかふりふりのついてない服って無いの?」

「ございません」


 明日はコレを着るわけか……

「さあ、早くお召し替えを」

「……つか、寝るんだけど」

「寝間着なら、こちらの方にございます」


 たしかに、ひらひらは無いけど。

 ひざ上10センチのワンピースを着て寝るというのは問題があるような気がする。


「お召し物は今夜中に洗濯を済ませる予定ですから、ご安心ください」

「……まあ、いいか…… って?」

「お手伝いしますね?」


 いつの間にかメイドさんが増えてる……


 って、着替えくらい自分で出来ますって。

 いやあああ……

ちょ、www

まずかったかしらwwwwww


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