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転生して死霊術士になったけど敵が多すぎてヤバイ!  作者: はくさい
第四章

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第54話 レベル上げ結果


 レベル上げを始めて約一ヵ月、ついに俺のレベル上げが終わった。


 結局Bランク魔物と聖騎士も俺のレベル上げに使えるということで、俺より先にレベル上げをした。もう普通のBランク魔物は倒してもほとんど経験値は入らないが、レベルを上げたBランク魔物なら経験値が入ると予想されたからだ。オークや亀なども高レベルにすれば経験値が入る可能性があったが、そこまでやるのは面倒になったので、Bランク魔物までにした。


 俺はまず戦士を覚えるために弱い魔物配下を倒した。10種類10回ずつ計100回を倒したら戦士を覚えることができた。20種類じゃなかったのか聞くと、人間は職業も覚えやすいのでノーミスの最短なら10種類で覚えられるそうだ。人間以外はもっとかかるらしい。実際にAランク魔物とBランク魔物に戦士を覚えさせる作業をすると、10~20種類かかった。バラつきがあるのはこれまでにも魔物を倒しているからだろう。


 準備作業は普通にやっていたらMPの関係で一ヵ月では終わらない量だったが、聖女に常時俺のそばて祈りのスキルを使わせて俺のMPを回復して、毎日100回くらい配下復活を使って時短をした。まあ可能なかぎり配下にまかせて、俺はゴロゴロしていた時間も長かったからそんなに苦でもなかったけどな。MP回復を早めるために瞑想や昼寝をしていた。サボっていたわけではない。まあサボってもいたが。


 準備が終わったあと、俺はBランク魔物3体、Aランク魔物3体、聖騎士、ノワリン、カイザーの順で、各10回ずつ倒してレベル上げを完了した。


 その結果俺のステータスはこうなった。


ーーーーー

名前 ユージ

種族 人間Lv65

年齢 20

職業 死霊術士Lv65 聖騎士Lv57 神官Lv57 戦士Lv54

HP 42211/42211

MP 38335/38335

身体能力 95

物理攻撃 4865

物理防御 6632+100

魔法攻撃 5525

魔法防御 5704

ユニークスキル

 死体収納

スキル

 配下作成

 配下解放

 配下回復

 配下探知

 配下情報

 遠隔命令

 配下召喚

 配下復活

 死霊術魔導書作成

 ディバインフォートレス

 光魔法

 ホーリーシールド

 ホーリーウエポン

 グランドクロス

 ライトオーラ

 説法

 瞑想

 状態把握

 状態異常耐性

 精神異常無効

 光強化

 身体強化

 物理攻撃強化

 物理防御強化

 魔法防御強化

 威圧

配下

 上級アンデッド 466

 キメラゾンビ 31

状態

 聖女の加護

ーーーーー


 ・・・強くなりすぎた。


 レベルが高いほど1レベルの上昇値が多くなるという特性のせいでインフレが凄い。


 これでもカイザーよりは弱いが、スキルを使いこなせればカイザーとも戦えるかもしれない。

 俺はもうレベル上げをする必要はないだろう。

 俺のレベル上げは終了とする。もう一生このままでも良い。


 配下に聞く限り、俺は世界最強の人間になったらしい。ここまで強くなったのは、やはり最上級職の聖騎士が大きいとのことだ。

 聖騎士は高レベルになってから覚えるのでレベル上げが難しく、聖騎士のレベルをここまで上げた人間は過去にいないそうだ。

 ドラゴンソロ討伐を10回なんて普通はできないからな。ドラゴンを見つけることさえ困難だ。他のレベル上げ相手も実質A~Sランクだしな。A~Sランクソロ討伐80回もできる奴はいないだろう。世界最強になるのも頷ける。

 まあ世界最強の座は、すぐにヨゾラさんに奪われてしまうかもしれないが。


 ちなみに俺より先にレベル上げをした配下たちは俺ほど強くなっていない。アンデッドはレベルが上がりにくいからだ。配下達の計算によると、上級アンデッドは人間の4分の1程度しか経験値が入っていないそうだ。まあそれでも十分強いが。


 今回レベル上げをした配下で一番強くなったのは聖騎士のライアスだ。ステータスがノワリンを追い越した。おそらく職業の差だろう。聖騎士だしな。ただ魔物は基礎身体能力が高いので数値上は負けていても実際のパワーなどはノワリンの方が上だ。素の戦闘力はノワリンの方が高そうだ。しかしその代わり人間は武具などが使えるので、良い装備をそろえればライアスの方が強いだろう。

 ちなみに二人のレベルはこんな感じだ。


ライアス

種族 上級アンデッドLv25(人間Lv30)

職業 騎士Lv39 神官Lv39 剣士Lv39 戦士Lv32 聖騎士Lv27


ノワリン

種族 上級アンデッドLv35(アサルトブラックパンサーLv8)

職業 戦士Lv35 神官Lv35


 ライアスはレベル25までしか上がっていない。もとは30レベルだった騎士や神官の職業も9しか上がっていない。俺より職業が1つ多いとはいえ、俺と比べるとかなり低い。

 やはり種族の差はでかいな。寿命や基礎能力の低い人間が、この世界で幅を利かせている理由が分かるというものだ。


 ちなみに職業が戦士のみのAランク魔物とBランク魔物はレベル40くらいだ。やはり初期能力が高い分Aランク魔物の方が強い。最弱のスライムを育てて最強にするとかは無理っぽい。できそうならつのっちを最強にしたのに。一応聖騎士に任命したりすれば強くすることも可能だが、人間や強い魔物を任命した方が明らかに強いからな。聖騎士枠もないし。まあ死ににくくするために戦士を覚えさせてレベル上げはしても良いかもしれない。主力配下のレベル上げが終わったら検討しよう。


 俺は試しに体を動かしてみた。色々試してみたところ、普通に動く分には力が強くなった以外はそれほど違和感はない。ただやはり魔法の靴を使った高速機動は、速くなりすぎてうまくできなかった。動きは速くなるが脳の処理速度は速くなっていないからだ。動体視力や反射神経はほとんど上がっていない。目や全身の筋力がアップした分少し上がっているだけだな。漫画みたいに見えない速度で動いたら自分も見えないだろう。

 見えないほどじゃない今の時点でも自分が速すぎて制御が難しい。全力で動いたら事故を起こしそうだ。急に軽自動車からF1マシンに乗り換えたようなものだ。かなり練習が必要だろう。まあ俺は今後も敵は死体収納で倒すから高速機動戦闘はしないだろうけどな。



 俺は仲間の二人にレベル上げ結果を報告しに行った。

「ヨゾラさん、ユリアさん、レベル上げが終わりました!」

「どうだった? どのくらい上がった?」 ヨゾラさんは興味深々だ。

「楽しみにしていました。」 ユリアさんも期待している。

 一応毎日途中経過は教えていたが、今までは準備で、俺のレベル上げは今日一気にやったからな。レベル上げも時間かかるから最初の方しか見に来なかったし。

「なんとレベルが65になりました!」

「65!それは凄いわね!」 ヨゾラさんは嬉しそうだ。 

「ええ!?そんなに?!」 ユリアさんは驚いている。予想以上だったのだろう。


 俺は自分のステータスを説明した。


「HPMPが四万でステータスが五千から六千?!そんなに上がるの?!」 ヨゾラさんもさすがに驚いたようだ。

「あわわ、凄い・・・」 ユリアさんはおかしくなっている。

「二人も明日からレベル上げを始めましょう。」

「分かったわ!楽しみね!」

「ひええ・・」 ユリアさんはまだおかしい。そんなにショックだったのだろうか?

「ユリアさんも大丈夫ですか?」 一応きいてみよう。

「は、はい!あっ、でも魔族は人間よりレベルが上がりにくいので、私はそこまで上がらないかもしれません。」

 ユリアさんは魔族なので、人間よりはレベルが上がりにくい。

「あ~そうかもしれませんね。でもアンデッドよりは上がりやすいので十分強くなるんじゃないでしょうか。」

 これまでも俺よりは上がりにくいが、職業が多いヨゾラさんよりは上がっているので、アンデッドほど上がりにくくはないはずだ。

「オークや亀もレベル上げして倒したらどうかしら? あとカニとか。」

「あ~確かにそうですね。オークはレベル上げしても同格以上になるか怪しいですが、カニと亀はいけるかもしれません。」

 俺が面倒になって止めた案だな。

「じゃあ試してみましょう。私も少しでもレベルが上がった方がいいし。」

 俺は今のままでも十分だと思うが、二人がやりたいなら用意しよう。上がっても1レベル分くらいだろうけどな。まあ感覚が麻痺してしまっているが、本来1レベル分は大きいし。

「分かりました。数日あれば準備できると思います。」

「いえ、私はそこまでしていただかなくても・・・」

「いいじゃない。どうせユージは寝てるだけで大して手間じゃないんだから。」

 ・・・昼寝をしていたのを見られているからな。いやでも寝てるだけじゃないんだが。まあいいか。



 次の日、亀に戦士を覚えさせる作業をしていると、突然ヨーラムさんがやってきた。


 何かあったらしい。嫌な予感がする。

 俺はヨーラムさんを出迎えながら、内心深いため息をついた。



 俺の心とは裏腹に、春の森では所々花が咲き、爽やかな風に揺れていた。




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