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紳士なる吸血鬼の理性の崩壊、あるいは彼女の執着

作者:叶 帆高
父の知人だという男は唇についた赤黒い液体を舌でなめとった。「葡萄の可能性の広さには感嘆せざるを得ないが、やはり果実そのものを味わうことが何よりも美食で美味だと思わないか」
世間はハロウィンでにぎわうその日、真由子は献血バスに乗ってやってきた異国の美青年の話相手に選ばれた。異性に苦手意識を持つ真由子だったが、仮装のように思える風貌と、武骨さを隠す白いグローブをはめた手と、男性を潜めた彼にはなぜか安心感を覚えた。シャノンという男は真由子に好意的で、献血までのあいだ、彼の使用人を混ぜておしゃべりを楽しむ。彼は真由子と話す時、見る時、葡萄ジュースに唇を寄せ、薔薇に鼻を寄せ、何かに耽っていて――。
紳士でいたいけどいかれた男が我慢できずに手を出しちゃう話。遅ればせハロウィン。
2018/11/08 17:43
2018/11/09 18:29
2018/11/10 12:45
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