表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
銃器使いの最期の弾  作者: 怠惰の神
19/71

気づいたら個人戦が終わってました

チームを組み受け付けで登録を済ませ個人戦を見るために闘技場へと向かった。


「雪おね...先輩、誰が優勝候補か教えて」


「そうだね、一番の候補は生徒会長かな?その他には副生徒会長とかもあるかもしれないかな?」


「つまり会長さんと副会長さんの二人で一位二位独占するってことだよね?」


「そうだよ、ちなみにこの前は生徒会長が一位、私が二位、副会長が三位だったかな?」


「あれ?ゆき、お前いい結果出せなかったって言ってたよな?」


「いい結果出せなかったよ、優勝じゃないから...」


「優勝じゃなきゃ良い結果じゃ無いとか、完璧主義者かよ...」


「完璧主義者じゃないよ、優勝してゆうくんに褒めてもらおうとしただけだよ」


「俺は優勝しても褒めないぞ、関心とかはするがな」


「...え?褒めてくれないの?」


「いや、お前が努力したりして優勝したのを俺がそんな上からもの言えるわけないだろ」


「相変わらず流石だねお兄ちゃん。褒めろって言われて自分の方が下の立場だとすぐ考えることが出来るのはすごいと思うよ」


「え?何?皮肉?最近こころ俺へのあたりすごく強くなってない?泣いちゃうよ?お兄ちゃんここでみっともなく泣いちゃうよ?」


「とか言ってるけどお兄ちゃん泣かないでしょ?」


「まぁ、泣かないな」


俺らがこんな感じの下らないやり取りをやっているとアナウンスが聞こえてくる。


「...と言うことで今回の優勝は生徒会長の夏川(なつかわ)夏海(なつみ)さんです」


「...なぁ、俺らって個人戦を見に来たんだよな?」


「「そうだね」」


「じゃあ、なんで個人戦見る前に終わってるの?」


「「まぁ、こんなこともあるよ」」


するとまたアナウンスが聞こえてくる。


「個人戦が終わったので、団体戦を始めたいと思います。...明日から。なので団体戦に出場する人は今日のうちに作戦を立てたり、明日のために英気を養ったりしてください」


こんな感じで俺らの今回の大会の個人戦は終わった。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ