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銃器使いの最期の弾  作者: 怠惰の神
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校内案内~食堂~

「じゃあ、先に神無月妹を保健室に案内するのじゃ」


「当然だ、もし先に保健室に案内しなかったら多分殺ってた」


「ヤってたじゃと、(さか)りよって」


シャルが下ネタ発言を投下したので俺は笑顔で答えてあげた。


「死にたい?」


シャルは思いっきり飛び退いて土下座を決めた。


「どうもすいませんでした。このような事は今後一切言わないようにするので許してください」


俺が適当に許し、しばらく経つと保健室と書いてある札のようなものが見えた。


「ここじゃ、さっさと神無月妹を寝かしてくるのじゃ」


俺は部屋に入りこころをベットに寝かして部屋を出る。


ちなみに部屋には誰もいなかったので適当に書き置きのようなものをしておいた。


「どこか案内が必要な場所があるなら言うのじゃ、ないなら妾が勝手に案内するのじゃ」


「じゃあ、適当に頼むわ」


「分かったのじゃ選択肢の中から選ぶのじゃ、一つ目は体育倉庫じゃ、二つ目は放課後使われない教室じゃ、三つ目は基本使われることがなく鍵が占められることのない教室じゃどれを選ぶ?」


なんとなく察した俺はもう一度笑顔で問いかける。


「フ、フ、フ、ここを選んだ理由を聞こうか」


「青春イベントとはんしょグフッ」


「言わせると思ったか?もう少しまともな場所を案内することが出来ねぇのか?お前は...」


俺は殴り倒したシャルを起き上がらせながら聞く。


「ちょっとしたジョークなのじゃ」


「下ネタって書いてジョークって読むのか初めて知ったよ。んなことよりさっさともっとまともな場所案内しろよ、食堂とか購買とか色々あるだろうがアホなのか?それともバカなのか?」


「分かったのじゃ、じゃあ、食堂を案内するのじゃ」


そう言って歩くシャルのあとを付いていく。


「ここが食堂じゃ、食費は学費に入っているから食べ放題なのじゃ、だからここにあるものたくさん食べてしっかり血肉にするのじゃ、でも、食堂のお姉さんは食べちゃダメなのじゃ」


「なぁ、お前は度々下ネタとかを挟まないと生きていけない変態ビッチなのか?」


「変態ビッチじゃないのじゃ、場を和ませようとしているだけなのじゃ」


「お前は回りみてからこれから判断しろよ和むどころか凍りついてんだろうが」


俺がそう言うとシャルがあたりを見回して今気づいたような顔をして驚いていた。


「お前は場を和ませようとしたりしない方ないいな」


「そうかもしれないのじゃ」


「他の奴らが再起動したら次の案内を頼む」


「分かったのじゃ」


それからほかの奴らが目が覚めるまで25分ぐらい有したのであった。



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