メモリールック
ここは、シュッセルト大陸、自然が豊かで多くの生き物が生息して、山脈などもある。
街や村が沢山あり、その大陸を代表するのがレイリット王国、毎日のように市場がお祭り騒ぎをしているのがこの王国の自慢、そのにぎやかな市場を求め、この王国に来客する人が多い。
しかしここ最近、盗賊達がその王国の近くに住み着いてしまって、強盗や人をおそったりした、そのせいで人々の来客が減ってしまう。
それにきずいた、この王国の王様は直ぐにその盗賊達を追い払うため、勇者を宿ったのであった。
「ふぁぁ、、眠い」
男は大きくあくびをして、道又を歩く。
なんだったんださっきのお嬢さん、すごく可愛いかったじゃねーか、けど血だらけな女の子はあまり趣味じゃねーや、しかし、よく盗賊を1人で倒せたもんだ。
暗殺者なら当たり前か、俺は溜め息をはいて呟く。
「しかしまー、悲しい人生送ってたんだな」
ちょっとあの可愛い子が盗賊を倒すなんて信じれなかったから、俺の魔法で記憶を覗させて貰ったが、まさかあんな過去を見せられるとは、いや、別に最初は少しだけ見ようとしただけだぞ、けどあんな可愛い子だったら、どんな過去を送ってきたか見てみたいじゃん!着替えとか風呂シーンとかも見たいじゃん!
あ、妄想したら鼻血でた
しばらく歩いて行くと、レイリット王国が見えた。
「あ、勇者様だ、勇者様~!」
「お前ら今帰ったぞ」
子ども達は直ぐに勇者の元に駆けつけ抱きつき
俺はその子ども達の頭を撫でる。
「勇者様、盗賊達はどうなったの?」
「あー、この大陸から消え去ったさ」
あの世にだけど
「わー、流石勇者様!」
「俺、将来勇者になる!」
「おー、そうか、じゃあ今から俺と代わるか?」
「えっ、いいの!」
「あーいいさ、勇者なんてやってたら忙しくて女性と遊べないから、やってらんねーんだよ」
俺がそういって、鎧を取ろうとすると、なんか後ろからなんかすごい悪寒が…俺は油汗を流しながら後ろを振り向いた。
そこには、ショートのピンク色の髪をした女性で、柔らかそうな唇、それ胸あるの?と聞きたいぐらい小さい胸、だけど俺は貧乳好きだ、顔も可愛いし、本当なら今すぐにでもその胸を触って見たい。
だがしかし、残念ながら、こいつウルシナとは俺と幼馴染みだ、しかもこの女、すごく怖い、むやみに手を出すと後がまじで怖い。
「勇者様、なにをしているのですか?」
「お、おー、ウルシナ、今帰ったぜ?」
「見れば分かりますよ、私は何故鎧を脱ごうとしたのか聞いてるんですが」
「ひっ」
怖い、目が怖いよ、ウルシナさん
「少し、説教が必要ですね」
「違うんだ、俺はただ…」
「ただ、何ですか?」
「何でもありません、すみません」
ここで引かない殺される、子ども達はそんなウルシナを見て、感心していた。
「勇者を黙らせた、ウルシナ怖え~」
「なんか言いました?」
ウルシナは笑顔でそう言う、だが目が笑ってない、子ども達もそれにきずいたのか、首を横に振る。
「それじゃ勇者様、城に行きますよ」
「はい」
俺とウルシナ城に向かう途中、あのお嬢さんを思い出した。
「あ、お前に、大事な事を言わなくちゃいけない」
「珍しいですね、何なりと言って下さい」
「実はな、盗賊を倒したの俺じゃねーんだ」
ウルシナは驚く。
「えっ、そうなんですか、どうりで鎧が汚れていないですね」
「髪は赤色、あとは胸がでかい、これだけの情報だけど、お前なら調べられるだろう」
「はい、分かりました」