18(アウル)
「ここはどこだ?」
レンが目を開けると森の中にいた
「また、この展開かよ。俺先までいい感じだったと思うんだけど....」
そんなことをぼやきながらレンはあたりを見渡した
先までの服装を身にまとい腰には刀と財布を掛けていた
周りの森は前の森と比べ木の葉は細くあたりにはコケが茂っていた
「ていうかここ空気薄くね....まぁいい。とにかく情報が足りないな、ここが一度目の世界なのか、二度目の世界なのか、新しい世界なのか....」
レンはどこか不安げにつぶやいた
「とりあえず集落を探すとしマスカット! ははは!」
レンはつまらないギャグをいい盛大に笑い歩き始めた
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数時間歩きレンはみた
「なんだこれ....」
レンの目の前には断崖絶壁、いや、断崖絶壁というより地面が浮いていた。そこには続かない台地そしてその先には一面の白の海、いや、雲があった。
「ここは空の上の台地といったところか、これもしかして俺死んでない」
そんなことを言いながらレンは台地の境目を観察し、崖から顔をのぞかせようとする
「貴様何者だ!」
「へっ」
レンは慌てて状態を起こし声の方向を見ると羽の生えた人間がいた。そいつはやり持つ短髪の男だった
「あっぶね、これ落ちちゃうやつだから、押すなよ押すなよみたいなやつになってたから、え....なってない?まぁいいや。ていうかあれは鳥人的なやつか?」
男は上空から降りてきてレンと正対した
「貴様何者だ」
男は鋭い目つきでレンにがんを飛ばしながら訪ねる
「俺はレンだ!こういう時は冒険者カードが役に立つんだっけ確か財布の中に....」
そういいレンは茶袋の財布をあさり始め冒険者カードを男の前に差し出した
「これは冒険者カードか物珍しいものを持っているな。どれどれ、ふむふむ、なるほど。貴様はどのようにしてここまで来たんだ?翼も持たぬ人間」
「寝て起きたらここにいたんだ。ロジンって町知っているか?俺は寝る前はその街にいたんだが」
「ロジン、確か地上に行ったことのあるものから聞いたことはある気がする。確かに冒険者カードにもその記録が存在している。しかし、寝て起きたらここにいただと?あまりなめるなよ。早く本当のことを言え!」
「なるほど。ロジンのことがわかるということは世界は変わっていないのか」
「世界が変わっていない?何をいっているんだお前は」
「こっちの話。きにしないでくれ。それにしても本当の話か....」
男は不審がりながらレンを視線を送る。いや、レンを細かく観察していた
(まぁーそうなりますよね....でも本当のことなんだよなー。ここは適当に理由を作りますか)
「もしかしたらなんだけど、寝る前に隣に魔女がいてなもしかしたらその魔女にここ飛ばされたのかもー。転移魔法的なやつ?はは」
レンは苦笑いをしながら言った
(セリーナがそんなことするとは考えられないが....それにしてもいきなりいなくなってセリーナも困惑してるかもな。なんか申し訳ねえわ)
「隣に魔女がいただと....さっきから信憑性のないものばかり言いやがって。本当のことを言え!」
「本当のことなんだって!信じてくれよー寝て起きたら空の上なんだぜ。逆に慈悲の心を持って助けてくれよー」
レンは駄々っ子のようにし始め男の足元で駄々をこね始めた
男も困惑した様子だ。
(そうなるよな大の大人が子供みたいに駄々をこね始めたらこんな表情にもなるさ)
「はー。わーかった。信じてやるからもうやめろ」
男はため息をつき先までの厳しい表情を緩めた
「あざーす」
レンはそういわれるとすぐに立ち上がり飄々とし始める
「お前....何つーか....まぁいいわ。取り合えず、集落まで連れて行ってそのあと長老に判断を仰ぐことにするからおとなしくついて来いよ」
「オッケーそれでお前の名前は何なんだ?」
「アウルだ」
「これからよろしくなアウル!アウルとは長い付き合いになりそうだよ」
「何言ってんだお前?」
「感さ、お前とは長い付き合いになりそうだ」
「そうかよ。とにかくついて来いよ」
そういい二人は集落に向け森の中に入っていた




