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日常で世界を変える(宝来編)  作者: mei


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8月26日 鴻野vs葉山

 葉山は、俺たちの前にやってきた。俺や鴻野は、体勢を整えた。葉山は、後ろを見ずに藤間に話しかけた。


 葉山「藤間、俺にやらせろ。お前らが出る幕じゃねえだろ?」

 藤間「おい」


 藤間が後ろから声をかけるが、聞いてない様子だった。


 葉山「俺らの"チーム"安く見んじゃねえ」

 俺 「‥‥」


 あまりのオーラに俺は、声が出なかった。葉山は、着ていた服を脱ぎ捨て上半身裸になった。ここで、ビビったら負けだと思い、必死に声を上げた。


 俺 「面白いねぇ」

 

 "川原、待て"。後ろから、声をかけて来た。


 俺 「あ?」


 声をかけてきたのは、鴻野だ。


 鴻野「俺がいく」

 俺 「お前、ふざけんなよ」


 なぜ、鴻野が前に出て来たのかわからなかった。


 葉山「おいおい、仲間割れやめてくれよ」


 葉山は、俺たちを煽ってくる。

 

 俺 「うるせぇな」


 次の瞬間、鴻野は、俺の近くまでやってきた。俺に聞こえるか聞こえないかくらいの声でボソッと呟いて、前に出た。俺は、何も言えず、ただ立ち尽くすだけだった。


 葉山「てめぇが、やんのか?」

 鴻野「はい、先輩、よろしくお願いしますよ」


 さっきまで威勢のよかった鴻野は、どこか消えてしまった様にも感じた。そして、2年鴻野vs3年葉山の戦いが始まった。俺の後ろにいた山﨑が、3年の葉山について説明してくれた。葉山は、頭がとても良いらしい。決して攻撃がスゴイわけでもなく、必殺技があるわけでもない。

 しかし、相手と自分を比較して、戦い方や戦術を決めるのにとても優れているらしい。昨年起こった、銀何高校のNo.3の青西との対戦も、わずか5分でケリをつけたらしい。そんな葉山が鴻野とどのように戦うかは、とても楽しみだった。

 葉山は、徐々に鴻野との距離をつめる。鴻野も、葉山がどのように動くのか様子を伺っている。葉山は、さらに前へと進む。鴻野は、馬場との戦い同様、一定の距離を作るために、後ろへと下がる。葉山は、構えてた腕を、ダラんとおろした。そして、すぐに前へダッシュした。

 鴻野は、腕でガードしようとした。しかし、葉山の蹴りが連発でくる。最初は、守ることができていたが、葉山が腕を使い始めた瞬間、顔面に一発くらってしまった。鴻野は、そのまま後ろへと倒れてしまう。

 倒れた後も急ぐことなく、鴻野に殴りにかかる。すぐに起きあがろうとした鴻野だったが、葉山の右ストレートが溝落ちに入り、また倒れてしまった。

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