10月23日 vs『number』Ⅶ
なかなか全員で集まることは難しいようだ。いつだったら、集まるんだろうか?俺は、スマホを確認する。みんなの予定が空いてそうなのは、26日くらいだろうか?俺は、頭の中で考えた。このままだったら、『TWO』に勝てそうにない。何かを変えたかった。
ー10月17日ー
青西に対して、緒方は全く怯まなかった。それ以上に相手をつぶしかかる緒方は、まるでライオンのようだった。
緒方「もういい、終われ」
青西「は?」
それにしても、緒方は強いな。まさか、ここまで強いとはな。もしかしたら、鴻野より強いのか?タイプ的には、総合力で戦うから、あまり弱点がないのだろう。
緒方「今のお前では勝てねぇよ」
青西「なんで、そうなるんだよ」
もう勝利を確信している。まぁ、どんだけ頑張ってもここからなんていう展開はないだろう。青西が弱かったのか、緒方が強すぎたのか?こればっかりは、やってないから俺にはわからない。
緒方「俺らをなめすぎだ」
青西「は?」
まぁいいや。なんか、思っていたのと違うけど。この後、体育館にいけば、もっとヒリヒリさせてくれるだろう。緒方は、ゆっくり青西の方に向かう。
緒方「俺たちは、さっさと次のところに行く」
青西「誰もそんなこと許可してねぇだろ」
座っていた俺は立ち歩き、体育館の方を見た。思ったよりも、人の声が聞こえないな。
緒方「お前に許してもらう理由がねぇだろうがよ」
緒方の力強いパンチが青西の腹をとらえ、ニブイ音が鳴る。あんな感じにやられたら、たまんねぇな。青西が倒れたとともに、俺は歩き出した。俺も、もっと痺れる戦いがしたい。今の俺には、難波たちを倒すレベルまで達してないのだろうか?俺の後ろについてきた鴻野や生田目たちは、何かを話している。こんだけいたら、いよいよチーム感が出るな。今、俺たちの後ろにいる鴻野、生田目、緒方を除くと他のチームの奴ら。梅澤、鷲尾、伏見、烏京。来てくれたのはありがたったけど、明日からは別のターム。俺たちは、新しいメンバーをそろそろ迎えいれるべき時代にきたんだろうか?ようやく体育館に来た。体育館を前にして、生田目のボルテージは上がっていた。
生田目「早くやらせろよな」
俺 「待てよ、そんなに焦るな」
生田目「俺にケンカさせろよ」
俺 「ハハハハ」
俺は、スッと息を吐いた。ここで勝てば、『number』を潰せる。そう思うと、気持ちが高鳴っていく。俺は、ゆっくり扉を開けた。




