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日常で世界を変える(宝来編)  作者: mei


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10月18日 vs『number』II

 昨日のケンカは、まさかまさかの連続だった。最初にアイツらが来たところから想定外が始まった。そこに、加えて次から次へと。傷の手当てをしながら、昨日のことをふりかえっていた。


 ー10月17日ー


 こっちに向かって来たのは、2年の梅澤と鷲尾。なんで来たんだろうか?


 難波「どうした?お前ら」

 梅澤「あ?」


 梅澤は難波よりも背が高いこともあり、上から見下ろしていた。一方、鷲尾は黙って難波の方を見ていた。


 難波「今から、ケンカするから出て行ってくれよ」

 梅澤「俺もケンカするんだよ」


 梅澤の発言に対して、怒りすら覚えていないみたいだ。すぐにケンカをしようとする俺らと違って難波は凄い。


 難波「どういうことだよ?」

 梅澤「だから、俺らもコイツらとやるんだよ」


 聞いていない。


 難波「そうなのか?」

 

 俺は、梅澤の方を見つめた。何を考えているかわからない。


 川原「‥‥‥。ああ、そうだ」


 とりあえず、梅澤の言う通りに従った。


 難波「だったら、早く言えよ」

 

 もし、コイツらが本当に仲間になってくれたら心強い。


 藤間「あれは?」

 川原「は?」

 

 後ろを振り返ると、今度は見覚えのない二人がやってきた。誰だ?あれは?俺たちの方に、まっすぐ進んでくる。近づいて来ても誰かはわからない。


 難波「おい、お前ら今からケンカするんだ。帰れよ」

  

 俺らもケンカに混ぜてくれよ?まさかの返答だった。何がしたいんだ。


 難波「おい、川原知り合いか?」


 俺が答えようとする前、前のめりに鴻野が声を出した。


 鴻野「俺が呼んできたんだよ」


 鴻野の知り合いなんだ。ホントなのか?俺は、誰かすらわからない。一人は180cm近くあり、もう一人は160cmくらいだろうか?身長差がありすぎる。まぁ、ホントに知り合いなのかわからないけど。これで、俺たちは8人になった。これで、一人10人くらい倒せばいい。さっきより希望が見えてきた。そんなように感じる。俺がいち早く、塩谷のところまで行って、さっさと決着をつける。それが全てだ。ただ、そこに行くまでの道のりも遠いんだろうけど。


 難波「なるほど、そうだったのか。もういいから、始めるぞ」


 難波の声かけで準備に入った。結局、どういう流れで、コイツらが来たのか全くわからない。難波の合図ともに、塩谷はゆっくり歩いていったのだ。

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