10月13日 鴻野由依都VS青西春II
俺は、久しぶりに外で考えていた。これからのチームの動きを。この前一緒に来てくれたアイツを、鴻野は知っているみたいだったけど俺は知らない。チームに迎えるべきかそれとも、、、、、。
ー10月9日ー
糀沢と言えば、『number』じゃねぇか。どうなってるかまったわからない。
俺 「おい!糀沢、なんでこいつがお前らといる?」
糀沢「そこに意味なんていらねぇだろ?」
何を考えているのか?糀沢は。
俺 「どういうことだよ」
糀沢「そのままの意味だけど?わかんない?」
憎たらしいくらいウザい。
俺 「なんで、お前が先輩のコイツといるんだよ」
糀沢「同じチームだからだよ」
は?何言っているかまったく理解できない。
俺 「いつ、お前らが吸収されたんだよ?」
糀沢「さぁな。ちなみに、お前らが負けたら2年は、全部俺たちのチーム入りな」
俺 「勝手に決めんなよ」
でも、そうなるのも当たり前だ。遅かれ早かれってところだろ。
糀沢「でも、普通に考えてそうだろ?」
俺 「なんで、そうなるんだよ」
糀沢は、俺たちをそんなに吸収したいんだろうか?
糀沢「そんなにアイツが信頼できないなら、別にお前ががやってでもいいぞ?」
俺は、何も言えなかった。
糀沢「早く止めなくてもいいのか?」
俺 「うるせぇ」
もう鴻野を祈るしかない。
糀沢「早くしないと、負けてもしまうぞ」
俺 「俺たちに負けの二文字はねぇ」
鴻野は、次の瞬間走り出した。もう止められねぇ。後は、鴻野を信じるしかねぇな。正直、これが正しかったかどうかはわからない。もしかしたら、俺が間違っていたのかもしれない。普通に、梅澤や鷲尾を倒した時点で、実質トップは俺たちだった。なのに、変に戦って決着をつけようとしすぎた。
青西は、屈強な体つき。長身で鴻野を圧倒していく。ここで負けたら、俺たちはコイツらについていかなければならない。鴻野は、チャンスを伺いながら、力強いパンチをかわしていく。しかし、手数が青西の方が多い。すると、青西の鋭いパンチが鴻野ののガードを打ち砕き、強烈なアッパーカットが顎を揺さぶってしまう。鴻野も青西も正統派のケンカをしている。青西には、技巧派のケンカの方が相性がいいのかもしれない。素早いフットワークで鴻野は端まで追いやられてしまった。なんとかしろ、鴻野。




