10月11日 青西春
鴻野、緒方、生田目。コイツらには感謝しかなかった。俺がもっとちゃんとしていたらあんな風にはならなかった。
ー10月9日ー
俺 「糀沢!!」
二人の倒れこんだ姿を見ていた糀沢は、あっけない顔をしていた。
糀沢「どうした?」
俺 「ここから、どうするんだ?」
梅澤や鷲尾たちも糀沢の方を見ていた。
糀沢「さっき、お前がやったんだったから違う奴だせよ」
俺 「お前ら、どうするんだ?」
糀沢「こっちは、コイツがいく」
糀沢が言ったのは、まったく知らない長髪ロングの男だった。
鴻野「誰だ、コイツ?」
糀沢「知らないのか?」
鴻野「知らないな。有名なのか?」
俺も、鴻野と同じくあの男が誰だかわからなかった。けど、只者じゃないというオーラだけはあった。
糀沢「俺たち抜きで3番勝負だ。どうだ?」
俺 「かまわない」
糀沢「よっしゃあ。いこうぜ」
アイツが誰だかわからないけど、誰がいくのかは一目瞭然だった。
鴻野「俺がいく、文句ないよな?」
緒方「勝手にしろ」
即答で返事をした緒方は、どう思っているんだろうか?
生田目「俺の出番あるんだろうな?」
鴻野 「知るかよ」
鴻野の気迫に生田目は、おされていた。
鴻野「おい、海斗!!」
俺 「なんだ?」
鴻野「アイツ知ってんのかよ?」
俺 「全く知らない」
何か思っているみたいだ。
鴻野「おそらく、アイツなんかありそうだな」
俺 「ああ。只者じゃない気がする」
何かある。けど、こんなやつより糀沢の方が凄いってことなのか?なんか、裏があるんじゃないかと思ってしまう。もしかしたら、俺たちは何かハマめられている可能性もある。俺は、糀沢の方を見つめた。
糀沢「じゃあ、そろそろ始めるぞ」
俺 「ああ。頼むぞ、鴻野」
鴻野「当たり前だ」
鴻野は、ゆっくり歩いてきた。
糀沢「じゃあ、頼むよ、青西先輩」
鴻野「おい、お前なんて言った?」
俺より、先に鴻野が反応した。
糀沢「だから、青西先輩だって」
青西「何度も呼ぶな。糀沢」
なぜ、こいつが。まさか、、、、ここで、、、。想定外だった。頭の中がパニックにになってしまうような感覚。もっと慎重に考えればよかった。なんで、アイツのチームに糀沢がいるんだ?あまりにも気になることが多すぎて上手く言葉が出てこなかった。




