表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
日常で世界を変える(宝来編)  作者: mei


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

51/80

10月8日 約束事

 ケンカが決まり、俺は、緒方と生田目を呼び出していた。


 緒方 「何だよ、話って」

 俺  「今度ケンカすることになってな」  

 生田目「どこどこ?」


 ケンカという言葉を聞いて、前のめりになった。


 俺  「相手は、6組の糀沢、2組の津田、4組の狩野だ」

 生田目「めっちゃいいね。楽しみすぎだな」


 相変わらず、ケンカ好きの生田目は、喜んでいた。


 緒方 「どんなカタチでやるんだ?」

 俺  「わからない」


 即答はできなかった。


 生田目「ケンカには変わりねぇ。やるしかないだろ」

 俺  「そうだ、俺たちはやるしかない」

 緒方 「どうするんだ?俺たち4人でいくのか?」


 緒方は、賛同してはくれなかった。


 生田目「4人いたら、十分だろ?」

 緒方 「そうじゃない。俺たちの目的は、2年を統一することだろ?」


 緒方の言う通りだ。ぐぅの音も出ない。


 俺  「そうだ」

 緒方 「だったら、無理に3クラスとやる必要はないだろ」

 俺  「その通りだ」


 わざわざリスクがある場所に行く必要はない。


 生田目「ごちゃごちゃ言わずにやればいいんだよ」


 生田目は、緒方と相変わらず対立していた。


 緒方 「お前は、黙っとけ。俺は、川原に聞いてんだよ」

 生田目「はぁ?」

 鴻野 「やめとけ、お前ら」


 生田目の後ろにいた鴻野が静止に入った。


 俺  「緒方の言うことは理解できる」

 緒方 「じゃあ、どうするんだ?」


 言うことはわかるけど、、、、、、。


 俺  「それでも、やるんだ」

 緒方 「何が言いたい?」


 確信に迫ってきた。


 俺  「俺たちはなめられてるんだぞ?」

 緒方 「‥‥‥」


 こんなところで終われるかよ。


 俺  「俺たちは、どんな時だってなめられちゃいけないんだよ」


 緒方は、何も言えなくなった。


 俺  「俺も好きこのんでやるわけじゃない。でもな、チームをなめられた時は、どんな時でもやるんだ。これは、チームの約束だ」

 

 これは、鴻野と考えた約束だ。上手くチームが機能しない時、約束事を極めようと。


 緒方 「‥‥‥」


 何も言わない緒方。


 鴻野 「緒方、やらしてやれよ」

 緒方 「わかったよ。中途半端にやるなよ?」

 俺  「任しとけ」


 最後は、同意してくれる。これが、緒方の優しさだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ