10月7日 2年6組
俺 「どうする?」
糀沢「戦うわけないじゃん、そんなの」
すぐ俺たちとルールを決めてくれて助かった。
俺 「助かるぜ、ありがとうな」
糀沢「おお」
鴻野は、俺の様子を後ろで見守っている。
俺 「じゃあ、いくわ」
糀沢「待てよ」
なんか嫌な予感がする。
俺 「ん?」
糀沢「戦わないのは戦わない。そのルールは守る。ただ、お前が一番強いというのは納得いかない」
なんだ、この展開は。想像してないぞ。
俺 「は?」
糀沢「俺は、クラスを背負ってるんだ。中途半端はできない。タイマンしよう」
タイマン?余計なことは仕方がない。
俺 「俺は、そういうのしにきてないから」
糀沢「逃げんのか?」
完全に煽られている。
俺 「あおってくるなよ」
糀沢「俺は、No.1を決めようって言ったんだよ」
俺 「どういうことだよ?」
何かが起きそうだ。
糀沢「この前、梅澤と鷲尾を倒したのは聞いているよ」
俺 「おお」
知ってるんだ、あの日のことを。
糀沢「後、やってないのは俺たち6組、2組、4組の3つだろ?
俺 「ああ、そうだ」
糀沢は、きちんと俺の戦いを理解しているみたいだ。
糀沢「お前がチンタラしてる間に、2組の津田、4組の狩野がやってきた」
なんだと?
俺 「‥‥‥」
糀沢は、ゆっくり俺の方を見た。
糀沢「そこに、今日お前が来たんだ」
俺 「何が言いたい?」
早くしてほしい。俺にどうしてほしいんだ?
糀沢「俺たちは、津田や狩野とやり合う。お前はやり合わないのか?」
俺 「やりあいたいけど、、、」
最後の一歩が踏み出せなかった。
糀沢「どうせ、お前らと俺らがやり合わなくてもケンカは起きるんだ。お前も戦わない方法ばかり探すなよ」
ムカつく、コイツにこんなことを言われたら。
俺 「うるせぇ」
糀沢「俺たちは、明後日アイツらとやりあう。暇ならこいよ」
納得がいかない。
俺 「わかった、いくよ。後悔すんなよ、今言った言葉」
この状況を楽しんでやがる。
糀沢「ハハハハ。楽しみだぜ」
上手く、糀沢に操られたように感じたけどここまで言われたなら仕方がなかった。もう、腹を括って、戦うしかない。正直、コイツらに負けると思ってないからあとは2年のてっぺんをとりにいくことにした。




