9月20日 4階
腕に残った傷を眺めている日々が続く。
ー7月17日ー
俺たちが去った後、アイツらはどうしてるんだろう?そして、この4階には誰もいない。どういうことだ。後ろから奇声が聞こえる。完全に黒田たちとやり合っているのだろう。
鴻野「この階はいないのか?」
俺 「ゆっくり奥行こうか」
今度は、鴻野と横並びで階段を登っていく。階段を登っていくが、前方からは声が聞こえなかった。こんなに静かなのか?
鴻野「わかった」
4階は、左と右の二方向があった。どっちに行ってもどうつながっているかはわからない。本当に、自分たちの学校なのかというくらいな気持ちになっていた。
俺 「アイツら大丈夫かな?」
やっぱり、生田目と緒方たちが気になる。生田目も緒方も負けるとは思っていない。でも、負けることは怖い。少し、怯えてる自分がなんかよくなかった。
鴻野「珍しいな。心配してんのか?」
俺 「んー。心配というかどういうケンカしてるのか見てみたいな」
鴻野に見透かされてる感じが嫌だった。しかも、誰かを心配するくらい弱いチームなんだったら組まない方がいい。俺は、鴻野の背中を見て感じた。
鴻野「へぇー。お前から見てどうなんだよ?」
俺 「どうって、ソコソコだろ」
俺は人のケンカはあんまり興味がない。誰が勝っても負けても俺には何もない。
鴻野「まだ、お前の領域にきてないってかんじ?」
俺 「そらそうだろ。これからも無理だな。ハハハ」
生田目や緒方も強いと思うが、俺や鴻野のレベルまではまだきていない。だからこそ、余計違う気がする。
鴻野「すげぇ、余裕だな。今度も負けるなよ」
俺 「負けるなんてありえねぇよ」
俺たちは、空き教室を突き進んでいく。すると、鴻野が俺を止めた。
鴻野「あそこ、見ろよ」
俺 「あっ、、、、、」
鴻野の指差した奥には、梅澤がいたのだった。梅澤たちの周りには、合計、7、8人くらいだった。あそこの中に、青西たちがいるのか?それとも、また別のグループなのか?
鴻野「行くか?」
俺 「待て、もう少し様子を見よう」
俺たちは、少し離れたところか梅澤たちを見ていた。すると、梅澤たちは上がろうとしていた。
鴻野「どうする、俺たちも上がるか?」
俺 「迷うな。そろそろ、こっちにも人来るだろうし」
あっ!だんだん息が苦しくなる。後ろを振り返ると、首を絞めてきた男がいた。




