表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
日常で世界を変える(宝来編)  作者: mei


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

23/80

9月10日 新たな仲間

 俺は、次なる仲間と緒方の行方を探した。どこにいるんだ?アイツは?2年の梅澤や鷲尾ともやらねぇとな。いろんなことが頭をめぐった。


 ー9月7日ー


 それでも、立ち上がった。これでコイツか立ち上がったのは5度目になる。もう殴る気持ちにもなれない。


 生田目「どうした、、、、?やらねぇのか?」

 俺  「‥‥」


 俺は、言葉につまる。生田目の言葉自体は、強いがそんなに余裕は感じられない。


 生田目「おい、何無視してんだよ!」

 俺  「‥‥」


 生田目の方を見ながら、俺は、無言を貫いた。生田目の後ろには、鴻野の姿が見える。なんだか、つまんなそうにしていた。すると、生田目は、俺の方に走ってきた。そして、顎に腕を回し、首を絞めてきた。コイツの右腕は、太い。あっ、、、、、、。徐々に力も強くなる。うっ、、。だんだん息がしずらくなってくる。抵抗しようと思えばできるのかもしれない。でも、こんなボロボロのコイツを殴る気にはなれない。だんだん、前に見えたはずの生田目の姿がぼやけてくる。これは、やべぇ、、、、。息もしづらい。

 でも、こんなところで終われないんだ。鴻野と決めた。もっと、上にいくんだと。上半身を動かすことはできなかったから、下半身の右脚で思いっきり、蹴り飛ばした。首締めから抜け出し、そのまま、右ストレートを再び顔面に入れた。そのまま、崩れ落ちた。さっきより、さらに力がなくなった様子だった。俺は、両手で髪の毛をかきあげた。


 俺  「鴻野!」


 鴻野は、驚いて俺の方を見てきた。


 鴻野 「なんだ?」

 俺  「もう終わろう」

 鴻野 「ああ、わかった」

 

 こんな心残りなケンカは始めてだった。


 生田目「まて!」

 俺  「ん?」


 生田目は、口元だけじゃなく、腕からも出血がひどくなっていた。


 生田目「まだ、負けって認めてねぇだろ」

 俺  「どうやって、その体でやるんだよ」

 生田目「生意気いいやがって。そんなことしてねぇで早くこい」


 ボロボロの体で声をはりあげた。


 俺  「もういいだろ?」 

 生田目「うるせぇ。ルール破んのかよ?」


 この言葉を聞いて、俺は何か気持ちの糸が切れたみたいな感覚になった。


 俺  「俺の負けでいい」

 生田目「えっ、、、、、」

 俺  「俺の負けでいいっ言ってんだろ。何をしてほしいんだ?」

 生田目「‥‥」


 生田目は、言葉を失ったようだ。


 生田目「じゃあ、俺を仲間に入れろ」


 意外な言葉に、俺も言葉を失ったようになったが、気がつくと俺は、手を差し伸べていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ